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MY STORY 〜詩安定剤〜コミュのアラケー妄想物語 コメントOK

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管理人 妄想俗物と副管理人 アラケーが綴る物語

言葉に命を・・・

コメント(21)

時は流れていく。
確実に正確に。

身近な人間の死で
時は確実に流れているのだと、再確認させられる。


10年・・・たった10年で人はこんなに変わるのかと思うほどに、見た目や彼の暮らしは変わっていた。

やがて皆平等に訪れる死。

老いて痩せ細った彼を見つめていた。

私は今、一人の人間の結末を見た。

決して満足できる人生ではなかっただろう。

所持品の中にあった期限切れの免許証を見た時、彼の未練を感じた。


何故こんな事になってしまったのだろう?
そう呟き自ら命を絶つ彼の姿が浮かんだ。


多くの人は辛い時、苦しい時、誰かのせいにしたがる。

国であったり、個人であったり、人によって違うが。


常に誰かのせいにして、
常に逃げ続け、人を裏切り続けた彼の最期。


その最期ですら、人を裏切り、困らせた。
悲しむ声はなく、批判の声しか聞かれなかった。

誰も悲しまない死。

迷惑がられる死。


私は彼に教えられた。

この結末が嫌なら、勇気を振り絞って立ち向かう事も必要だと。

裏切りの代償や家庭とは何かを見せられ、考えさせられた。

彼の死から得た事は
とても大切な事。


感謝する。
だから今日だけはあなたとの思い出を懐かしみ、せめて私だけでも涙しよう。

私は人知れず頬を濡らす。
ふと夕日を見た。

今も昔も夕日は変わらない。

だけど僕の住んでいた街は、同じ場所とは思えない程、変わってしまった。


子供の頃
身近な場所ですら
とても広くて
見る物多くに感動した。

感動を素直に受け入れられた。
街の迷路は沢山の事を教えてくれた。

自分達の住む街は
変わらない気がしていた。

年々少しづつ変わっていく周りの景色に違和感を感じた。

そしてついに大規模な開発が行われ始め、僕が知る街は姿を消した。


昭和の面影、哀愁を残す商店街は消え、更地になり、今ではクレーンが何台も配置されている。

高層マンションの完成図を見ながら、時代の流れなんだと自分を無理矢理納得させた。

納得させたつもりでも、
自分の心は叫んでいた。


もう止めてくれ!と。


何故東京に生まれたのだろう?
すぐ新しい物を造り、古い物を蔑ろにする。

無理矢理生かされているように見える自然。


歳を重ねるにつれ、僕は東京が嫌いになっていく。


自然な自然がある場所に生まれたかった。
物を大切にする場所に生まれたかった。

この街で自分の子供は育てたいと思えない。

なんて悲しい事なんだろうか。


裕福であるがゆえ
裕福に嫌悪する矛盾。
叫ぶ声が遠くから聞こえる。

すぐに解る。
あれは悲鳴だ。

目の前はいつもと変わりない景色。

しかし確実に近くで、
悲鳴が聞こえる距離で起きている悲劇。


それでも現実味を感じれなかった。
その鈍さを改めて考えると恐怖を覚える。


数時間後、慌ただしいサイレン音で目が覚めた。

今居る場所から100メートル程しか離れていない場所で女性の遺体が見つかった。


消せきれていない血痕と見た事がない程多い数の警察官達。


そう。殺人事件だ。
ドラマでもない、現実の殺人事件だ。


あの時、悲鳴を聞き、自分を含めた誰かが何かしらのアクションをしたら何かが変わっていたのかもしれない。


死体が増えてたかもしれないし、誰も死んでなかったかもしれない。


でも何もしなかった。
それが現実。

この危機感の無さは、何れ本当の暴力による弱肉強食時代を生む気がしてならない。

現にそういう世界があるのだ。同じ地球上に。

言葉だけではどうにもならない世界へ確実に歩みは進んでいる。


今だにあの悲鳴の声を思い出す。


人一人守れる力はありますか?
本当の暴力に対抗できる術を知っていますか?

大切な何かを失う時は突然来るかもしれない・・・
ある朝、悪夢のせいで目が覚めた。
嫌な汗をかいていた。

いつもなら起きてから数分経つと、見た夢などほとんど忘れてしまうのだが、今回見た夢は違った。


夢の中で見たボロボロのアパート。

風呂も水道も無い、押し入れと畳だけのとても狭くて汚い和室。

家具はほとんどない。


夏になると虫が沢山入ってきて、僕はそれが凄く嫌だった。


そして、そこにはもう一つ虫とは違う不快な何かが居た。

その不快な何かが何なのかは思い出せない。


ただ、その場所から早く逃げだしたくなるほど、不快な何かに対し恐怖を感じていた。



夢では、ボロボロのアパートに居るだけだったのに、

夏に虫が沢山入ってきて嫌な記憶や、不快な何かに怯えていたという記憶があるのは何なのだろうか?


夢で見たアパートに確かに住んだ事がある気がしてならない。

そして不思議な事に、その場所の電話番号を覚えていた。・・・というよりも、思い出したと言った方がいいのだろうか。



僕は忘れないうちに急いで記憶にある電話番号をメモした。

数時間後、遊び半分で、その電話番号の住所を調べてみた。


実際、遊び半分な為、半信半疑で調べてみたのだが、その電話番号で実際に現存する住所が出てきてしまった。



その住所を地図で調べてみると、僕が住む都内から車で4〜5時間で着く場所だった。

僕の記憶では、そこに行った事は無い。ただの一度も。


やはりただの夢だったのだと思ったが、現存する電話番号と住所である事に驚きを隠せなかった。

同時にちょっとした好奇心に本格的な火がついてしまった。


数週間後ならその場所に行く余裕ができる!!

そこから僕は旅行ついでに寄ってみようと、本格的に旅行プランを調べ始めた。


あれよあれよと事は進み数週間後、僕は一人高速道路を走っていた。

実際はどういう場所なのか、心踊らせていた。


出発時間が遅かったせいか、日は暮れ闇が空を覆い始めていた。

都内と全く正反対の明かりが一切ない道を僕はひたすら車で走った。


目的地から約30キロ程離れた宿にやっと着いた頃には、闇が空を全て覆い尽くしていた。




続く
しえたん>全部実話ではありやせんぜ旦那!
宿に着き、すぐに食事を取る事にした。

宿自慢の料理と酒に酔いしれ、一人旅を満喫した僕は満足していた。

当初の目的はいつの間にやらオマケになってしまっている気がした。

食事も終わり休息を取っていると、宿の従業員が一人客を珍しげに話しかけてきた。


明日はどちらに?と聞かれたので、旅の目的を話すと従業員の顔が心なしか曇った気がした。


従業員の態度が気になったので、そこに何かあるのか聞いてみると、そこはただの小さな町だという。

何故観光地でもない、そんな場所に行くのか不思議だったらしい。
知り合いでもいるのか?と尋ねられた。

本当の目的を説明する訳にもいかず、咄嗟に昔の学友が実家に戻り、遊びに来い招かれたと嘘をついた。

従業員の家が隣町にあるらしく、その町の事を教えてくれた。


昔は鉱山があったらしく、その町も賑わっていたらしいのだが、昭和中期頃に閉山。

住んでいた人達も殆ど移住し、平成になった頃には町として存続できるかどうかまで人口が減ってしまったらしい。

今では近隣の町との合併で話が進んでいるとの事。


都会育ちの僕には、話しを聞いても、よく想像ができなかった。

ともかく、小さい町である事は解った。
地図で見ただけでは、ただの山だったので、ただの雑木林等ではない事に少し安心した。



翌日、チェックアウトギリギリまで宿を満喫した僕は目的地に向かった。


途中昼食を取り、昼時を過ぎた頃に目的地らしき場所に到着した。


そこは町というには、あまりにもまともな家の数が少なく人の気配がしない。

朽ち果てた建物がいくつか放置されており、中には崩れたような物もあった。


夢の中で見た光景が確かにありそうな感じではあったが、
ここまで来たらもういいだろうという満足感が強く、早々に次の宿へ行きたくなった。


山間に囲まれた、ド田舎と呼ぶに相応しい光景を一応写真に残しておこうと、車から降り歩きだした。

ふと白い物が視界に入り目を移すと、地面から膝くらいの高さの白い鳥居が設置されていた。


白色である意味は解らないが、見た時に寒気がした。

白い鳥居が不気味だったので、足早に先に進むと林の中に建物の影が見えた。

僕は気付いてしまった。

そう、見覚えがある建物がそこに建っていたのだ。本当に・・・
しえたん>あっ、普通に嬉しい。長文書くの体力いるね。
体力つかいまくり。
あたしも書きたいなァ。
若干の違いはあるものの、その建物は夢で見た物と同じだった。


・・・本当にあった。
本当に見つけてしまった。

廃屋と呼ぶ程、朽ち果ててもいないボロボロのアパート。

窓には全てバツ印の木材が打ち付けてあり、いくつかある入口にも同じように木材が打ち付けてあった。



恐る恐る近付いてみた。
近付いて改めて気付いた。

僕は夢では無く、確かにこの場所を知っている。

何故知っているのか思い出せないのだが、ここにいた事がある。

そう、2階の奥の部屋に居た事がある。
なんだこの記憶は?


徐々に蘇る記憶に戸惑いながらも、無意識の内に今にも崩れそうな外階段を上り始めていた。


ゆっくり足場を確認しながら上りきると、奥のドアへと向かった。


木製のドアは、木の皮が剥がれ落ち、他の入口と同じように上からバツ印の木材が打ち付けられていた。


バツの隙間から見えた表札らしきマジックで書いてある消えかかった文字。

ありふれた名字が書かれていた。
勿論僕の名字とは違う。



この名字は知らない。
だが、ここにいた事を覚えているのは気のせいなんかじゃない!


アパートの中に入らないとこれ以上思い出せないのだろうか・・・


しかし、何処からも入れるような場所はない。

入るにはどこかを壊して無理矢理入るか、それともこの木材を剥がし、ドアを開けるか・・・

やめよう。そこまでして思い出したい程ではない。


もうネタとしても充分だ。膨らませようと思えば、どこまでも膨らませられるような経験をした。


帰ろう。今日の宿に行って料理と酒をいただき、明日からまた普通の旅行に戻せばいい。



恐怖や混乱が絡み合い、自分の中で諦めがついた。

踏み外さないよう階段をゆっくり降り、足早に車へと向かった。



車を駐車してある場所へ戻ると、老人が車中を怪しげに覗いている最中であった。

今は何も考えず、一刻も早く今日の宿に向かいたかったが、老人を無視するわけにもいかず、仕方なく話しかけた。


車じゃまでしたか?と尋ねるように声をかけると、僕の存在に気付いてなかったせいか、ビクッと驚いき、こちらに振り返った。


老人はここから200メートル程先にある家に住んでいる方だった。

滅多に人がこない場所に車が停まっていたので、自殺者かと疑っていたらしい。


この場所に来た理由を聞かれ、素直に答えた所で変人に思われるだろうなと思ったが、
相手が老人だった事もあり、気が動転してた事もあったので、隠さず事情を説明してしまった。


老人の表情が一瞬で凍りついた。そして名を聞かれ答えると益々表情が凍りついた。


とにかくここでは何だからと言って家に招かれた。

急ぐと言って断ろうとしたものの、あまりの強引さに押し負け行く事になってしまった。
状況がちゃんと頭ん中の
スクリーンに描けますよ。

すげーね!!!
もっと簡潔に終わる予定がのびて〜るね〜

実に書き手の意欲を増す事を言ってくれる。
ありがてーね!!!
なんという忌々しい展開。あらけー氏さすがだと、思わず僕は仕事で疲れ果てた精神と身体のおかげで作中の主人公に成ってしまったかのような心理状態に陥ってしまうのであった。

(勝手に)続く ウソです
うほ!思いつかねが釣れた!!
これねぇ、所々事実な部分もあるから。
どこが事実かはアッコと想像にお任せするわ!!
車がスピードを出して通り過ぎていく。

高い壁に囲まれた道路。


その片隅をゆっくりと歩く。


ああ、やっと知っている街の名前がでてきた。

どのくらい時間が経ったのだろうか?

やっと僕の住む街に帰ってきた。


歩いていて一つ気がついた事がある。

視界に写る全ての物にうっすらと紫色がかかっている。


僕の住む街はいつもと、なんら変わりがないのに、何故かうっすら紫色だ。


疲れているのだろうか?
とにかく家に帰ろう。

急ぎ足で家へと向かった。


家の前につき、ポケットから鍵を探す。

しかし、鍵が見つからない。どこかに落としたのだろうか?


困った。早く中で休んで、視界を元に戻したいのに。

家の前で立ち尽くしていると、同棲している彼女がちょうど帰ってきた。


しかし、表情が曇っている。目も腫れているみたいだ。
何かあったのだろうか?


とりあえず僕はお帰りと声をかけた。

彼女はふと顔あげて僕を見つめたが、僕を無視し、無言のままドアをあけた。

少しイラっとしたが、何があったのだと心配になった。

僕は彼女より先に部屋へ入りすぐベットに倒れた。

やっと休める。
彼女の事は心配だったが、なによりまず視界の紫色を治したかった。

目を閉じると、啜り泣く声が聞こえてきた。


仕方なく身体を起こし、どうしたの?と彼女に声をかけた。

しかし、彼女は泣くばかりで答えない。

もう一度、何があったの?と聞いても、返事はない。

すると、不意に一言僕の名前を呼んだ。


うん?どうした?と聞き返すと、もう一度僕の名前を涙声で呼んだ。

横に寄り添い肩を抱いた。

その時、強烈な衝撃と共に彼女が何故泣いているのか理由がわかってしまった。


・・・















そうか・・・

僕は、僕は・・・

死んだんだ・・・



彼女の肩に手をやった僕は、彼女に触れる事ができなかったのだ・・・。
青を彩るかのようにゆっくりと流れる雲。

その日まで僕は知らなかった。

人間の本性を、人間の狂気を・・・

いや狂気ではなく自然の摂理なのかもしれない。


見上げると見えた青と白の彩画に

遠くからゆるりと、近づけば近づくほど高速になっていく一筋の光を見た。


やがて一筋の光は大きく閃光を放ち、赤いと黒の炎を上げた。

一瞬時が止まり、動き出すと同時に全てがすべてが一変した。


悲鳴なのかすらわからぬ音。

落ちてくる物と人間。

落ちてきた物や人間が潰れた音すら聞こえぬほどの喧騒。



その日を境に世界の見え方が変わった。


増えすぎたものに対する自然の摂理。
そうとしか考えられなくなった。

あの光景の前では理屈など無意味だ。
正と悪を考える余裕すらない。


あるのは恐怖。

ただただ恐怖だった。




生き物の歴史は・・・



血の歴史。


どんなに否定や断絶をしようとしても決して無くならない。

ここが平和でも、数千キロ、数万キロしか離れていない場所で
地獄のような光景が広がっている。

だから僕は自然の摂理だとしか考えられないのだ。
とある日、友人と恋人と3人で旅行に旅立った。

昔ながらの風習がいかにも残っていそうな山奥の温泉街に旅館があり、一通り観光した後、夕方に旅館に到着した。

旅館の対応はとても良く、中居さんの笑顔もとても素敵であった。

旅館はとても古く味といえば良い味がでているのだろうが、決して綺麗と呼べる建物ではなかった。


廊下や入り口はとても古びていたが、通された部屋の中は新築と見まがうばかりのとても綺麗な内装であった。

玄関から部屋の入り口に入ると、天井近くの部分に簡易的に作られた神棚が置かれており、そこになぜか木彫りの般若面がお供えされていた。

お面が好きだった私は、カメラで写真を撮り、楽しんでいた。

飾りくらいしか思わず、何の疑問も持たなかった。

夕食を旅館の別室で楽しみ部屋に戻ると、部屋の雰囲気に少し違和感を覚えた。なんとも表現し難い圧迫感があった。

部屋の備え付けのテレビを見ていると、ふと般若面に目がいった。

般若面の真ん中に綺麗な線が縦に一本通っており、面が割れているのがわかった。

友人と恋人にも話し、来た時は面は割れていなかったと意見が一致した。

こちらが割っていない事を伝える為フロントに連絡すると、わかりました。申し訳ありませんがそのままにしておいて頂けますか。との疑いの様子などない対応だった。
不吉な感じだと友人、恋人と話しあったが、さほど気に止めない振りをし、部屋に付いていた露天風呂に私と友人は入る事にした。


風呂の中で他愛もない話をしていたが、私も友人も般若面がやはり気にはなっていた。結局その話しになってしまい、よくない事が起きなければいいと思っていた。

しばらくすると恋人の声が風呂の外から聞こえてきた。

何を話しているのか解らない為脱衣場に出ると、恋人が奇妙な動きをしながら言葉を発していた。

顔は生ある者とは思えないほど白く、発している言葉は、人間を食べる部位の順番について話し、テーブルの上でゴロゴロ身体をこすりつけるように動いていた。


どうしたんだ!と声をかけると、般若面があった部屋を指差す。

友人は風呂場からどうした?と声をかける。

何かが起こっている事を伝え、恋人に異常をきたした原因に怒りを覚え、全裸のまま部屋に向かった。


怒りのままにドアを勢いよくあげ、誰だ出てこい!!と大声をあげた瞬間


両手を神棚のあった方向から掴まれた。

見ると割れた般若の面をした人ではない何かが私の手を掴んでいた。


掴まれた手を必死に振り払おうと暴れるが、掴まれた力は強く、振り払えない。
暴れていた為真ん中に亀裂の入った般若面の片方が剥がれ落ちた。

顔を見ると・・・


先ほどまで一緒に風呂に入っていた友人の顔があった。

しかし顔色は赤黒く、禍々しい表情だ。


背後から友人の声が聞こえた。

兄さんそれが今夜の食事です。

死んだ兄がこの世をさ迷い、成仏する為の生け贄。

ここは生け贄の為の部屋なんだ。すまんな。と。

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