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 ロシアで起きた惨殺事件はデジカメに収められていた。
 強盗なのか怨恨なのか快楽なのか定かではないけれど、山中と思わしき場所で白人男性がバールのようなもので仰向けに倒れた男の顔面を乱打している。真っ赤に染まった血まみれの顔はひどく変形し、血で溢れた口でなお呼吸をしようとしている。さらに男は千枚通しのようなもので腹を何度も突き刺し、それは目を抉りだすまでに及んだ。
 言うまでもなく被害男性は死亡した。殺害を行った男は捕まったという情報が流れている。印象に残ったのは残酷さだけではなく、無邪気な表情で犯行に及んでいたことだった。 

 帰宅した男はネットでたまたま見つけた(クリックしたらでてきてしまった)そんな動画を見ながら考えていた。
「これはひどい(ごくり)…」と唾を飲み込みつつ、1〜2時間前の出来事について、対処法をめぐらせていた。

 「対処法?」などと言い訳がましく自分の非を責任転嫁するような心理に嫌気がさしていた。言うべきことやるべきことはあったはず、ただできなかった(やろうとしなかった?)ことを後悔していた。

 もっとうまくいくようにするにはどうすればいいんだろう。このままじゃよくない。男は自らの非を棚に上げてそんな思い上がったことを考えていた。

 ただただ優しさに甘え感謝することしかできない。それだけではいけないとわかりつつもどうすればいいかわからなかった。

 男は未熟で不甲斐なかった。

コメント(2)

「次はないよ」
年明け早々進退について問われた。新年の予定は、本来ならその男がやるべきことだったが他の者の予定となっていた。
「新年早々元気ねえな」と叱咤されうつむいた。
「やらせてください」とやけくそで申し入れ、当分の間は続くことになった。
男の新年の仕事は他の人間から自分の仕事を奪い返すことだった。
不安の中からふつふつと湧き上がるやる気に対してなんとも言えない気持ちになっていた。例えるなら、不安とやる気が激しく競り合い、結果水平線を辿るようなあきらめにも似た感覚。
先のみえない中を手探りで掻き分けて進んでいくしかないと、ここでもまたあきらめに近い感覚に襲われた。
結果、やめることになったとしても腐らずやっていこうと、男は自身を慰めた。

(このトピックいいっす。まじ感謝。ちょっとすっきりできるね。)
変化に戸惑うけどきっとそれはあの人にとっていいことなんだと思う
変化の波の形はいろいろ大変かもしれないけど
なんにしても応援してます
たんなるファンですから
と、そんな風に考えながら帰路に着く

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