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大橋翠石コミュの大橋翠石の図の引札

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写真の図は彩色石版刷りの引札。
今で言う 広告チラシのことです。
この石版刷りは大阪市東区京橋1丁目29番地 大正2年8月10日印刷
同年9月30日発行と記載されており、この発注者は 萬青物商 筑後瀬高下庄市場  松本商店
と書いてあります。

この松本商店は
江戸時代(延亨時代)から続く商家の家で当時は瀬高市場で一位二位を争う相当な大商家であったということです。
http://www.geocities.jp/bicdenki/newpage22.htm
明治時代の地図にも松本商店が存在していました。
この筑後には昭和3年に白秋、三池炭坑の団琢磨、金子堅太郎らも集まり、筑後の再開発を計画を立案したりしたと言うことです。
文豪の北原白秋とは違う人物像が見られました。
この内容については
筑後再開発 北原白秋 ネットで検索しても出てきませんが、瀬高町図書館にいくと白秋の「筑後再開発」というその本があります。


この筑後の田舎町に大橋翠石の後援者である金子、団が来ていたことに驚きました。

その後
柳川にある古美術店で大橋翠石の事を尋ねると、さすが業者です。
驚くことに
昨年展覧会で発行した図録が棚にありました。
店主は翠石の事はご存じで、この柳川、三池あたりから数本掛け軸を扱ったということでした。
図案は
虎 獅子ということです。
ずいぶん昔の話でその作品を買われた人の一人は今でも現存しているそうで、作品を見てみたいとお願いしたら、早速電話をしていただきましたが、先方が留守でまたの機会にお願いすることになりました。
絵は尺八縦物 半切 特に尺八物はこの図録に出ているような素晴らしい物だそうです。
しかし現在では全く出てこないとの事です。
九州の筑後の地でも大橋翠石の作品に出会えるような予感をして帰ってきました。






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