中東・イスラム世界との対話コミュの回教徒についてそもそも穏健派と過激派を区別できるのか？

アルカイダやイスラム国のようなジハディスト（※）と、
そうではないとされる一般の回教徒とは実際区別できるのでしょうか？
疑問に思うため、その点について議論したいと思います。

※ジハディストとは、暴力を用いてでも彼らが理想とする回教社会を作ろうする
　イスラム主義者のことを意味する。
　イスラム主義者は、ムスリム同胞団やヒズブ・タフリールのような
　非暴力的手段（例えば、合法的な勧誘活動や政党活動など）を通じて
　理想とする回教社会を作ろうする思想の持主のことを意味する。
　「彼らが理想とする回教社会」とはカリフ制国家のことを意味する。

コメント(2)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 06月29日 11:58

Muslim Beliefs About Sharia | Pew Research Center
シャリア(啓示法)についての回教徒の信条｜ピュー研究所
http://www.pewforum.org/2013/04/30/the-worlds-muslims-religion-politics-society-beliefs-about-sharia/

「啓示法がご自分の国の法律になることについて賛成ですか反対ですか？」
(Favor or Oppose Making Sharia the Law of the Land?)という質問に対して、
「穏健」なマレーシア(86%)やインドネシア(72%)でさえ７割以上が賛成。

また、「啓示法は回教徒及び非回教徒の両方に適用されるべきでしょうか？」
(Should Sharia Apply to Both Muslims and Non-Muslims?)という質問に対して、
啓示法が自国の法律となることに賛成した回教徒のうち、
エジプト(74%)、キルギスタン(62%)、アフガニスタン(61%)、ヨルダン(58%)、
インドネシア(50%)の回教徒の５割以上が賛成。

このような調査結果を見る限り、国によっては、
啓示法(回教徒が従うべき掟)を他者(非回教徒)に押し付ける気まんまんな回教徒が
かなりいることが分かります。

ある一宗教の掟を異教徒にも押し付けたいというのは
穏健な考え方とは思えません。

[2] mixiユーザー 06月29日 12:01

Muslim Beliefs About Sharia | Pew Research Center
シャリア(啓示法)についての回教徒の信条｜ピュー研究所
http://www.pewforum.org/2013/04/30/the-worlds-muslims-religion-politics-society-beliefs-about-sharia/

上記２０１３年のピュー研究所の調査結果のうち、
「不倫に対する罰としての石打ち刑」(Stoning as Punishment for Adultery)と、
「棄教(回教徒を辞めること)に対する死刑」(Death Penalty for Leaving Islam)に
ついて。

「不倫に対する罰としての石打ち刑」(Stoning as Punishment for Adultery)については、
啓示法が自国の法律となることに賛成した回教徒のうち、
パキスタン(89%)、アフガニスタン(85%)、イスラエル内のパレスチナ領(84%)、
エジプト(81%)が８割超えの賛成、「穏健」なマレーシア(60%)でも６割が賛成。

「棄教(回教徒を辞めること)に対する死刑」(Death Penalty for Leaving Islam)については、
啓示法が自国の法律となることに賛成した回教徒のうち、
エジプト(86%)、ヨルダン(82%)が８割超えの賛成、
アフガニスタン(79%)、パキスタン(76%)が７割超えの賛成、
そして、マレーシア(62%)でも６割以上が賛成。

このピュー研究所の調査結果から伺える統計的事実によると、
少なくともこれらの国々の過半数以上の回教徒は、
現代日本人や現代欧米人とかけ離れた価値観を持ち、かつ、
信条の自由(ここでは回教徒であることを辞めること)を
認める気がないことが分かります。

不倫した人を石打ち殺人刑にかけることへ賛成したり、
信条の自由を承認しない態度というのは穏健とは思えません。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ