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中東・イスラム世界との対話コミュのセックスをめぐる「ムスリム」の倫理観と「カーフィル」の倫理観

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おととい、とまっているホテルで、中東を旅行しているとうんざりするくらい経験する例の事件に巻き込まれました。

要は、「外国人女性ってムスリマじゃないからただでやらせてくれるんでしょ?んで、やった後は、欧米女性は支配が難しいけど、「おしん」の日本人女性なら支配できて、結婚して、日本にいけば、なんでも仕事があって、この貧困から脱出できるジャーン」って例の腐った「ムスリム」ですよ。

おととい、素朴な若い英語すらろくにできない日本人女性旅行者が、ですね、ホテルのフロントとなんだかめんどくさい交渉をしていたのです。

まあ、他人のことに干渉するのはいやだなと思いつつ、彼女のあまりにつたない英語力と素朴さに同情して、「何か問題ありますか?」と質問。

要は、日本語を勉強していて、日本人パッカーがくるホテルによく出入りしているうさんくさいパレスチナ系ヨルダン人男子にストーキングされ始めたからホテルを替わりたいとのこと。

その胡散臭いやつは、1年前から別のホテルで知り合って、いろいろ説教しつつも、彼の日本語に対するまじめな努力はそれはそれで評価しつつ、その日本語をどう、まっとうな仕事に活用するか、かなり親身にアドバイスをし続けている関係でした。

俺、ブチギレ。やつに、前日にですね、「日本人女性と結婚して日本に行きたい」と言われて、「お前は自力で、自分の持っているアセットを活用して、なんとか自力で日本との関係を切り開け」と指導し、彼の持っているアセットを分析し、その中で俺の知っている限りの情報とアドバイスを提供した直後だったからですよ。

師の指導を無視し、さらには素朴で善良な同胞日本人女性に迷惑をかける「ムスリム」など、断固拒否してやろうではないか!

で、このホテルの責任者、やつと知り合ったホテルの責任者と話し合い、ホテル出入り禁止の決定、日本人旅行者を集め、この腐った「ムスリム」を一切無視するように依頼。

一方、この素朴で善良な被害者をカフェに連れ出し、1時間説教。日本でしか通用しない「素朴で善良。問題がおきても耐えて、沈黙するのが道徳」なる倫理観は、いかに世界で通用しないか、日本がいかに特殊か、世界に一人で若い女性がパック旅行するリスクと意味と自己防衛の手段を教え、それは、日本でも隠されている性犯罪に対する闘争の手段でもあることを教えましたよ。

ま、翌日、この女性に、フォローアップのため、ホテル出入り禁止令の決定を報告に行ったら、手のひらを返したような、なんというか、警戒心・よそ行き顔の反応。1日で、どうして彼女が態度を翻したのか不明。直感では、彼女は日帰りのペトラツアーにいってきたんですが、その間に同行した日本人旅行者から、この事件と私の指導に対する違う見方からの解釈を聞かされ、今度はそれに飛びついたんじゃないかと。

まあ、もう一人、「ムスリム」の若者(って俺より年上)が、日本人女性とまじめに恋に落ち、婚約したから、数ヵ月後に日本に行くという話を聞いて、さらに、婚前交渉をして(それは、俺は責めませんよ。責めたのは避妊をしなかった無責任)、彼女は妊娠中とのことを聞き、あまりにも、人生にも、婚約者にも、生まれてくる子供にも無責任な彼の「素朴な善良さ」を非難し、その上で、今の彼の持っているアセットを分析し、それを活用して日本で生きるために、まずはヨルダンでキャリアになる方法を指導。

回答は「俺がいかに哀れで、貧困であるか、インシャーアッラー、善良な人間には、慈悲深い主は、善を与えてくれるんだ」以上。

きっと彼は、このまま数ヵ月後、一切の努力をすることなく、「結婚して日本に行けば、人生が変わる」と信じて、日本に行くんでしょうね。

そして、なんの労働者としての価値もない彼は、日本の経済危機の中で、失業者にとどまり、そして、結婚生活も破綻し、落胆してヨルダンに帰ることでしょう。

そしていうのです「すべては主の思し召し。ハサビブナッラー・ワ・ニオマルワキール。彼ら、日本人は結局はカーフィルだから、信仰者のムスリムである私を嫌い、抑圧する人たちだった。アル・ハムドゥリッラー」

こんな人たちに、何を語り、何を指導する意味があるのか、主よ、教えてください。

アーミン

コメント(68)

人間そんなもんですよ。心理状態がよければ環境は気にしない。
> 人間そんなもんですよ。心理状態がよければ環境は気にしない。

家庭、仕事とも、恵まれていると思いますが、それでも日本という環境を非常に住み辛いく感じています。
どうも最近のアブドゥさんのトピックにはネガティブな感想ばかりになってしまいますが、正直そう感じているので素直に書きます。

1. 「日本人女性をゲットして日本に行きたい」はムスリムであるかどうかに関係ない

冒頭のトピックを読んでの感想(第一印象)は、6のnosさんと同じでした。
それに対して7でアブドゥさんは、

> その問題意識は、実は、俺は、対ムスリムよか、対日本人女性(の一部)に持っているのですよ。
(中略)
> 私が、日本人女性(の一部)に対し、または、欧米人女性(の一部)に対し思っていることは、もうおっしゃるとおりです。

とおっしゃっています。
しかし冒頭の書き方はそうではない。

> 素朴で善良な同胞日本人女性に迷惑をかける「ムスリム」など、断固拒否してやろうではないか!
> この素朴で善良な被害者

完全にヨルダン人の若者だけを批判していると思いました。
それを戦略と言えばそれまでですが。

2. 結婚相手の理想について

10のriiHさんと同じ感想です。

ヨルダンの一部の青年が日本人女性と結婚したい、と考えること自体は、一部の日本人青年が
・ブロンドで青い目のグラマーな欧米女性と結婚したい
・出世に繋がる結婚をしたい(今時こういう発想があるのか知らないが)
・美人と結婚したい
などと望むこととまったく同じレベルだと思います。
そしてそれはまた
・優しい女性と結婚したい
・料理の上手な女性と結婚したい
・専業主婦をしてくれる女性と結婚したい
というような理想とも何ら変わらないと思っています。

3. 貧困の構図について

貧しい→日本に行きたい

これも普通の思考回路じゃないかと思います。
日本に行ったらうまく行くのか、という点については、楽観的過ぎると思いますが、イスラム圏の人ってだいたい楽観主義者なので(笑)、それはこの問題に限ったことではないでしょう。

> ヨルダンのパレスチナ人って貧困にあえいで腐った連中が多すぎ。 (9)

うーん、これは納得できません。
貧困とは、どこであれそういう構図のものだと思います。
アジアでもアフリカでも南米でも、先進国の貧困においても同じではないでしょうか?

その構図を批判するよりも私は、「この構図から比較的自由」な方を特殊な状態と見て、そちらの原因を知る方が(貧困の解決を考えることと同じくらい)建設的に思います。
シリア人女性とのお見合いが失敗した自分に対して、日本人女性を妊娠させた男に対して嫉妬しているのでしょう。アブドゥさんが介入する問題ではない。
パレスチナ人は貧困にあえいで腐った連中が多いという、感覚からしてイスラムを理解できていない。
この種の問題は、アブドゥさんがご自身で書かれているように、中東を旅行する人たちがよく目にすることだろうと思います。従って、アブドルさんがなぜ今回の件だけこのように関わろうとしているのかは不明ですが、12のコメントに説明があるので、その結果を待ちます。

jujubeさんのコメントの「2. 結婚相手の理想について」は私も同意します。
結婚は生涯の伴侶を決めるということですから、戦略的な要素があってもよく、相手を決める基準として国籍や家族の経済状況などを考慮してもいいと思います。

アブドゥさんはご自身がアドバイスされたヨルダンの青年が無視したことにご立腹のようですが、アドバイスは一つの意見ですから、最終的には本人が判断することだろうと思います。

32のriiHさんのコメント
>シリア人女性とのお見合いが失敗した自分に対して、日本人女性を妊娠させた男に対して嫉妬しているのでしょう。

おっしゃるような可能性はあるかもしれませんが、アブドゥさんが述べていることからこのように断言することはできず、憶測でこのような個人的な問題に踏み込むべきではないと思います。

また33のコメントですが、このコミュニティーの冒頭で管理人さんは次のように述べています。
>また、このコミュは、「7世紀にアラビア半島で下された啓示を、グローバル化>した21世紀の世界においてどのように解釈して実行することが、ムスリムと非>ムスリムの共存に貢献できるか」を論じることを趣旨としており、「なになに>派が最も正しいイスラム教であるか(or否か)」を論じる場ではありません。
従ってイスラームの解釈は複数であり、ある特定の理解から外れていることをもって「イスラムを理解できていない」とするのは、コミュニティーの趣旨から外れると思います。

中東ではアジア人男性は価値が無いという話をアブドゥさんは言っていましたが、たとえばTOKIOの長瀬とか新日本プロレスの棚橋は外国で差別されないと思うんですよね。結局はそういうことだと思うんです。ま、私は差別される側ですけどねw
私が一番アブドゥさんに腹が立つのは貧乏である人間を見下していることかな。ムスリムはイスラムへの信仰心が全てではないのか。カリフも乞食も一人の人間としては同じはずだ。アブドゥさんはパレスチナ人の若者を貧乏であるが故に見下している。その背景も考えずに。

それと、アブドゥさんはムスリムだけど、アラブ人ではない。それを忘れないほうがいい。所詮は日本人なんですよ。
民族や宗教の問題に首をつっこむのはいいが、よそ者だという自覚を忘れないことですね。そのうち殺されますよ。日記には大袈裟に書いているんだとは思いますがね。
>アブドゥさんはムスリムだけど、アラブ人ではない。それを忘れないほうがいい。所詮は日本人なんですよ。

この点、論理武装に成功しました!

「アル・ワタン・アル・アラビー」(アラブの祖国)という名の地図をつくづく眺めて気がついたのです。

アラブの祖国に含まれているのは、アラビア語(フスハーもアンミーヤもどっちでもいいですが)ネーティブの民族集団の国のみならず、ソマリアやコモロ諸島やジブチまで含まれるのです。

これらの地域の民族集団は、まったくの非アラビア語ネーティブで、アラビア語は学校で勉強して習得します。

また、この「アラブの祖国」の地図には、ネーティブのアラビア語(チュニジア方言の一種)話者である
マルタ国民の住むマルタ島が、一方では含まれていません。

彼ら自身が、自分たちの言語をラテンアルファベットで表記し、「マルタ語」と決定して、独立し、EUに加盟しました。

そこで、「アラブ民族」主義を語る「アラブ人」たちに、こういうと反論できなくなります。

「要は、母国語の問題じゃなくて、アラビア語を習得すれば、「アラブ民族」なんでしょ?」

「だから、俺も母国語は日本語だけど、アラビア語をネーティブレベルで習得したから、「アラブ民族」だよね?だから、俺は「アラブ民族」として、シリア国民の「アラブ性」を拒否して、シリア民族主義について語る権利があるってことだよね?」

論理的な反論はいまだに受け取っていませんね。

>私が一番アブドゥさんに腹が立つのは貧乏である人間を見下していることかな。

ええっと、トピにせよ、日記にせよ、ネットという場で書くときにあえて意識しているのは、キャッチーに書くことです。

とはいえ、そう思われても仕方ない表現をしつつも、私は、自分が金や権力を求めない人間であることを心がけています。

私が、今回、「貧困にあいで腐ってしまうパレスチナ人」と言い切った背景や事情に関しては、別トピでヨルダンのナショナリズムの問題と、湾岸の悪しき人種差別・貧乏人差別文化の浸透に関して説明します。

私は、お金そのものが人生の目的だとか、お金と権力だけで人間の価値を決める人たちや文化が心底嫌いだ、としっかり申し上げます。だから、湾岸が嫌いだし、湾岸文化にまみれつつある各地の「アラブ人」が嫌いなんです。
そのうち、殺されますよ、これはひどいいい方ですよ。無責任だしただの信念のない脅迫ですね。

良い悪いを私は言いませんが、せめてそのうち殺しますよと言って欲しかったです。

それなりに腹を決めて脅迫するならして欲しいと思います。

激しい極端な意見を述べる方の勇気を見習って、真っ直ぐな議論をしましょう。

私自身、このコミュニティが大好きなので、本音かつ紳士的なコミュニティであって欲しいと希望します。
>31

>どうも最近のアブドゥさんのトピックにはネガティブな感想ばかりになってしまいますが、正直そう感じているので素直に書きます。

当然、善意のあって知的な方から、そのような批判があることは想定しています。あえて、キャッチーに書いています。ジャイアン管理人なんですいません。

誠意ある反論をいただけることに感謝しています。どうぞ、ご自由にコメントをいただければ幸甚です。

>1. 「日本人女性をゲットして日本に行きたい」はムスリムであるかどうかに関係ない
>冒頭のトピックを読んでの感想(第一印象)は、6のnosさんと同じでした。

もちろんそうです。きっと世界中の発展途上国(私は「日本国」は、ただ単に経済発展をした発展途上国だと思っていますが)の男性や女性が、日本人や欧米人をそういった価値観で考えていると思います。

私が、その種のムスリムに嫌気がさしているのは、彼らが、素直に「自分は、日本で成功したいから、あなたと結婚して移住したい」と率直にアプローチすれば、まったく気にしません。

彼らの多くが、言葉だけの「愛」や、「イスラム教のすばらしさ」について空虚な言葉を連ね、ある意味、詐欺的に女性にアプローチするから、その偽善性にうんざりしつつも、その空虚な言葉を疑わずに鵜呑みにする日本人女性のあまりに幼稚な「善意」にも、辟易しているのです。

とはいえ、単純に恋に落ちて現地で結婚生活を送るほほえましいカップルもいますし、そういった人たちは、応援する立場です。

でも、まあ、世の中白黒じゃないわけで、そういってアプローチする素朴なムスリムたちの多くは、自分自身が真剣に「恋」に落ちたと思っているでしょうし、その一方で、経済的成功も夢見ているのでしょう。その境界なんてあいまいです。

しかし、あいまいだからこそ、私は真剣に日本で経済的成功を求める未来を見つめるムスリムには、結婚ではなく、自力で日本への道とそこでの職業を獲得するように指導しています。

その自助努力の過程で、恋に落ちるなら、それはありですが、最初っから配偶者の法的立場を利用することを前提とした「経済的成功」は、私は嫌いです。

>それに対して7でアブドゥさんは、

> その問題意識は、実は、俺は、対ムスリムよか、対日本人女性(の一部)に持っているのですよ。
(中略)
> 私が、日本人女性(の一部)に対し、または、欧米人女性(の一部)に対し思っていることは、もうおっしゃるとおりです。
>とおっしゃっています。
>しかし冒頭の書き方はそうではない。
> 素朴で善良な同胞日本人女性に迷惑をかける「ムスリム」など、断固拒否してやろうではないか!
> この素朴で善良な被害者
>完全にヨルダン人の若者だけを批判していると思いました。
>それを戦略と言えばそれまでですが。

了解です。7.でかるく言及したことは、本当はしっかり展開したい日本人女性に対する批判なんですが、それをあまりに詳細に書くと、いくら批判的に捕らえているとはいえ、日本人女性の知り合いのプライバシーに土足で踏み入ることになるので、困っています。友人同士で口頭ならいっくらでもいえるのですが。やはり、ネットではプライバシーは尊重したいのです。

まあ、知り合いでない程度の昔の留学生や旅先のパッカーの「武勇伝」を紹介しつつ、書いてみますね、別トピで。

で、今回の「素朴な恋愛」の真相は、私は、詳細にあちこちの情報源を確認して、従前に知っているのですが、まだ語れません(12参照)。現在、法的な係争になっていますから、きちんと法的に決着したら、関係者の了承を得た上で、しっかり語りますが、それはもう別のコミュでの作業になります。半年くらい先のことと考えてください。

>2. 結婚相手の理想について

>10のriiHさんと同じ感想です。

>ヨルダンの一部の青年が日本人女性と結婚したい、と考えること自体は、一部の日本人青年が
・ブロンドで青い目のグラマーな欧米女性と結婚したい
・出世に繋がる結婚をしたい(今時こういう発想があるのか知らないが)
・美人と結婚したい
などと望むこととまったく同じレベルだと思います。
そしてそれはまた
・優しい女性と結婚したい
・料理の上手な女性と結婚したい
・専業主婦をしてくれる女性と結婚したい
というような理想とも何ら変わらないと思っています。

まあ、本当にパートナーを尊重する意思があって、真剣に出会いを考えている素朴な連中なら、こんなに踏み込んで叩きませんよ。

日本語を勉強している若者は、空手とキックボクシングをやっているいかついストリート系で、自分の学歴を詐称して、たーくさん、自分のことを嘘ついています。

んで、ちょっと切れると、自分が空手何段とか、キックボクシングで何年とか、腕力自慢で威嚇するのです。

今回、俺がつくづくだめだと思ったのは、ただ単に、ナンパしたから、ではなく、彼のナンパを嫌がっている女性を助けようと、別の日本人女性が、彼女を連れ出して、彼から引き離したのですが、その彼はホテルで待ち構えていて、そのナンパを阻止した日本人女性を口頭で、ですが、威嚇し、そこに彼女の夫が巻き込まれ、相当の喧嘩話になったという話を聞いたからです。

彼が、自分の学歴でいろいろと嘘をつきますが、一番最初に疑問に思ったストーリーは、彼が「なーんにも悪いことしていないのに、日本人の日本語教師から、ただたんに嫌われて、JICAや大使館に出入り禁止をくらってしまった。日本語を勉強したいまじめな生徒をこんな風に抑圧していいのか?」ってしつこいほど振りまいていて、「いくら、個人的なトラブルがあったにせよ、JICAや大使館が組織としてそのような決定をするにいたるにはそれなりの事情と根拠があるはずだから、お前も反省せよ」と指導すると、逆切れし、その日本語教師やJICAの関係者をののしり続けたことで、私はこいつは、自分にとって都合の悪いことを隠して、自己反省しない奴だ、と直感したことです。

それが、ナンパを拒否されて逆切れした彼の行動で、裏付けられたということです。だって、まじで、格闘家のストリート系のあんちゃんですよ?こんな奴にストーキングされたら、きっといつか、日本人女性が犯罪の被害者になる可能性高いです。

ナンパは自由です。しかし、それを拒否されたからといって怒ったり、喧嘩したり、女性をストーキングすることは、私は断固として拒否します。それは、女性の人格を否定する行為だからです。

ナンパは自由。それを受けるのも、断るのも、女性の自由です。

>3. 貧困の構図について

>貧しい→日本に行きたい

>これも普通の思考回路じゃないかと思います。
日本に行ったらうまく行くのか、という点については、楽観的過ぎると思いますが、イスラム圏の人ってだいたい楽観主義者なので(笑)、それはこの問題に限ったことではないでしょう。

> ヨルダンのパレスチナ人って貧困にあえいで腐った連中が多すぎ。 (9)

>うーん、これは納得できません。
>貧困とは、どこであれそういう構図のものだと思います。
>アジアでもアフリカでも南米でも、先進国の貧困においても同じではないでしょうか?

>その構図を批判するよりも私は、「この構図から比較的自由」な方を特殊な状態と見て、
>そちらの原因を知る方が(貧困の解決を考えることと同じくらい)建設的に思います。

ヨルダンの貧困問題は、政治問題であり、宗教問題につながります。

要は、パレスチナ系国民に対する差別構造です。

これは、別トピで責任を持って書きます。

しかし、私が、あえてそれでも犠牲者のパレスチナ系を批判するのは、パレスチナ人の闘争の根本的致命的な問題を指摘したいからです。

「自分たちは犠牲者だから、救済されて当然。国際社会や「アラブ」社会がその救済の義務を怠っているのが問題そのもの。」

(まあ、そう言うこと自体は、間違っていませんけどね)

といい続け、挙句の果てには、自分たちの抱える問題のすべての原因が抑圧であり国際社会や「アラブ」社会のせいだとこじつけ、自己反省を拒否して、自助努力を一切拒否して居直るという政治文化に至ります。

その文化の行き着く果てが、ワッハーブ派の狂気に逃げ込んだり、犯罪に走ったり、テロに走ったりするのですよ。
あ、補足です。

まあ、私は、覚悟を決めて日記を全体公開して、自分の人生を少しでも多くの人に笑ってもらったり、泣いてもらったり、慰めてもらったり、変な日本人がじたばた生きているんだということを伝えたく書いています。

ですから、別にその日記をどう受け止められようが、どう言及されようがまったくご自由にしてください。

とはいえ、人格攻撃や中傷に悪用された場合は、しっかり対処しますが。

このトピのコメントの引用や解釈程度は、まったく、ご自由に、と思っています。

戦うときは、しっかりと、戦う必要のないときは、スルーする、人生の原則です。

人生は有限ですから、無駄な作業はしたくないですね。
そのうち(中東の過激なムスリムによって)殺されますよ。誤解があるようなので、追記します。

ソマリアやコモロやジブチってイスラム教圏でしょう。アラブ人の定義は曖昧だけど、ネイティブのアラビア語話者かイスラム教圏でしょう。日本は違うのではないかな。

アブドゥさんは美人のシリア人に求婚するときに、君の顔や体が好みだし、処女とやりたいから結婚したい、と言われるのでしょうか。

「いくら、個人的なトラブルがあったにせよ、JICAや大使館が組織としてそのような決定をするにいたるにはそれなりの事情と根拠があるはずだから、お前も反省せよ」
そのような上から目線で言われたら、誰だって怒るだろうね。

人生は有限だから無駄な作業はしたくないですかw
アブドゥさんに聞きたいのだが、ハマスやヒズボラとエツェルやハガナーってどう違うわけ?
ハマスやヒズボラに参加しているパレスチナ人も自己反省を拒否して、自助努力を一切拒否して居直るという屑野郎なのですかな。
>ソマリアやコモロやジブチってイスラム教圏でしょう。アラブ人の定義は曖昧だけど、ネイティブのアラビア語話者かイスラム教圏でしょう。日本は違うのではないかな。

アラビア語話者であれば、ユダヤ教徒でもキリスト教徒でも「アラブ民族」なんだ!ってのが「アラブ民族」主義のイデオロギーです。

とはいえ、ワッハーブ派ウイルス患者たちを中心に、「アラブ民族」=スンナ派ムスリムという主張が高まっているのも事実ですが。

しかし、逆説的ですが、シリア地方の筋かね入り「アラブ民族」主義者は、その思想的提唱者たちが、アナトリア半島のトルコ語話者らのクリスチャンから切り離され、ムスリムの海に放り出されたアラビア語話者のクリスチャンだったという伝統を引き継いでおり、思想的に「アラブ民族」主義を語る人たちは、クリスチャンやシーア派などの宗教的少数エスニック集団のインテリが多いというのもまた事実なんです。

スンナ派ムスリムは、あえて積極的に論理武装しなくとも、なんとなーく、多数派のあぐらで、「アラブ人」だよね、って思っている人が多いです。

ということで、私は、スンナ派ムスリムの「アラブ人」意識よりは、宗教エスニック集団のインテリの「アラブ民族」主義者の方が、共感できますから、「アラブ民族」=(スンナ派)ムスリムという単純化には、断固として反対します。

あ、自分のプライベートを日記で書くことと、このジャイアン管理人コミュの駄文は、基本的に切り離して考えているのですが、まあ、私のジェンダー意識に関することなんで、あえて。

>アブドゥさんは美人のシリア人に求婚するときに、君の顔や体が好みだし、処女とやりたいから結婚したい、と言われるのでしょうか。

私はムスリムですが、まったく、処女性を女性に求めていません。自分が童貞でないのに、相手に処女性を求める矛盾が嫌いだからです。

だから、本当にまじめに童貞を守っているムスリム男子が、女性に処女性を望むのは受け入れますが、遊んでいるくせに、結婚となると、相手に処女性を求めるこの文化には辟易します。

ぶっちゃけ、ベイルートなんかでは、遊んでいる女子は、処女膜すら守れば結婚OKだよね、っていう居直りで、アナルセックスで遊びまくりという文化があり、いやはや、エイズとか性病とか考えるとかえってこの文化って副作用の弊害の方が大きくない?って批判的です。

あとはどうでもいいのですが。

女性を口説くときに、「君は女性としてとっても魅力的だ」って素直に言うことは、基本中の基本なんで、あいての女性としての美しさは、素直にほめるし、伝えますね。

それを隠すのが男のプライド、みたいなゆがんだ意識って日本人に特有の文化ですよね。私はこれも嫌いです。
>ハマスやヒズボラに参加しているパレスチナ人も自己反省を拒否して、自助努力を一切拒否して居直るという屑野郎なのですかな。

私のハマス批判と留保つきの「支持」は、あっちこっちで書いています。ご参考ください。

で、ヒズブッラーですが、1点は明確です。

80年代、ヒズブッラーがまだまだ長期的な戦略性を獲得する以前の内戦参加勢力だったときですが、レバノン在住の欧米民間人を拉致するということをしていました。これは、私にとっては、国際法上の「戦闘地における市民の武装抵抗」の正当化は無理な暴力行為であり、テロであると非難します。ヒズブッラー指導部は、この点は明確に過ちを認めて、被害者に謝罪と補償をすべきでしょう。

もう1点は、微妙です。

現在のヒズブッラーの武装問題です。2000年にイスラエルがレバノンから撤退したのは、間違いなく、ヒズブッラーによる「占領軍に対する市民の武装抵抗運動」の成果ですが、その後もヒズブッラーは武装を続けており、その根拠は、シャバアー農場というひとつの丘の領有権問題です。

もともとこの農場は、シリアとイスラエルとレバノンの間で領有権が争われていたのですが、2000年にイスラエル軍がレバノンから撤退すると、シリアとレバノン政府は、立場を変更し、この農場の領有権はシリアにはなく、レバノンにあると合意し、よって、イスラエル軍によって占領されているレバノン領であるという口実を作り出し、武装運動を「占領軍に対する市民の武装抵抗運動」と正当化していますが、やはり客観的には根拠が弱いですね。

とはいえ、これは、たかだか丘ひとつの領有権にこだわって、ヒズブッラーに正当化の根拠を与えているイスラエル側の失政問題じゃないか、って思いますけど。

なんで、イスラエルがこの丘にこだわっているのか、今の私にはまだ分かりません。

低強度の紛争状態が継続すること、に関して、イスラエルもヒズブッラーもお互いに利益を見出しているのは間違いない構造ですが、じゃあ、談合しているのかっていうと、その事実はないし、談合する必要もない、暗黙の了解が成立しているのだろう、と思います。

では。
日本ではやっとこさ欧米並みどころか、欧米の1/2位の裁判員制度が実施されようとしていますが、アラブ諸国での裁判はどうなっていますか?

多分裁判員制度、あるいは陪審員制度は一般的ではないのでは?もっともマルタとかフランスやイギリスの影響が強く残っている国では行われているかもしれませんが。

女性が裁判員や陪審員に選ばれることは有りますか?パキスタンでは女性に宗教裁判が行われてレイプされた女性が死刑になったりしているようですが。
>アラブ諸国での裁判はどうなっていますか?

最悪なのは、間違いなく、あのワッハーブ派政体のサウジアラビアでしょうね。

女性による告訴も、女性の証言も認められません。女性の司法へのアクセス自体が基本的に禁止されているといって差し支えありません。

そして、サウジの司法システムの最大の欠点は、ワッハーブ派のレベルの低い宗教者によって裁判官も法律も独占されており、判例すらろくに整備されず、判決基準も曖昧、まったく恣意的な運用がされており、これは、特に会社法や労働法など商取引での係争で非常に問題になっており、「改革」が進められていますが、ワッハーブ派教団国家の本質は変えられないので、小手先の対処療法でしのいでいるのが現状です。

>多分裁判員制度、あるいは陪審員制度は一般的ではないのでは?

聞いたことすらありません。むしろ、イスラム主義者や部族の男たちが脅迫などによって司法システムをのっとってしまう危険性の方を懸念するので、実施すべきでないでしょうね。

>女性が裁判員や陪審員に選ばれることは有りますか?

エジプトでは女性の判事が活躍していたりしますが、それもイスラム主義の台頭でだんだんと余白に追いやられていると思います。

フセイン体制下のイラクでは、女性の社会進出は「アラブ」諸国でもっとも進んでいましたから、きっと女性判事もいたと思います。

シリアやレバノンでは、女性の弁護士はよく聞きますが、さすがに判事は聞いたことないですね。
日本も司法制度については偉そうなことは言えません。裁判員制度にしてもやっと一審にのみ、刑事事件に限って実施しようかという段階ですし、その裁判員制度にしても大変な反対があって、その点ではアラブ諸国と良い勝負です。

アラブ諸国と日本の共通点は善悪の判断を人任せにしてしまうことですね。つまりお上意識が強い。あるいは権威主義的であるということです。
アブドゥさん、丁寧な回答ありがとうございます。

> 要は、母国語の問題じゃなくて、アラビア語を習得すれば、「アラブ民族」なんでしょ? (37)

西アフリカでの個人的体験からは、まったくそうじゃないですね。
マリ国籍を持つレバノン系の人たち(たくさんいます)は、アラビア語話者でもマリの黒人とは結婚しません。
自分たち(アラブ)とそれ以外を言葉以外のものではっきり区別しています。

他の「アラブ」と自称する人々も、言語によってではなく血によってそれを規定しています。
少くともマリでは、アラビア語話者をアラブとは言わないですね。
この地域(西アフリカ)ではアラブ民族の概念は、中東とまったく異るのかもしれませんね。

> 私が、その種のムスリムに嫌気がさしているのは、彼らが、素直に「自分は、日本で成功したいから、あなたと結婚して移住したい」と率直にアプローチすれば、まったく気にしません。 (39)

世界中どこでも、玉の輿や逆玉の輿に乗りたい時、それを正直には言わないでしょう(笑)
ただそれを真に受けてしまう側に注意を促さないといけないのでしょうね。

> しかし、あいまいだからこそ、私は真剣に日本で経済的成功を求める未来を見つめるムスリムには、結婚ではなく、自力で日本への道とそこでの職業を獲得するように指導しています。
> その自助努力の過程で、恋に落ちるなら、それはありですが、最初っから配偶者の法的立場を利用することを前提とした「経済的成功」は、私は嫌いです。 (39)

うーん、このへんの価値観が私とアブドゥさんで大きく違うんですね。
その価値観は伝わらない場合も多くないですか?
私なら放っておきます(笑)
どっちが良いか悪いか私にはわかりません。
どっちの成功率が高いかもわかりません。

> 今回、俺がつくづくだめだと思ったのは、ただ単に、ナンパしたから、ではなく、(中略)そのナンパを阻止した日本人女性を口頭で、ですが、威嚇し、そこに彼女の夫が巻き込まれ、相当の喧嘩話になったという話を聞いたからです。(中略)
> ナンパは自由です。しかし、それを拒否されたからといって怒ったり、喧嘩したり、女性をストーキングすることは、私は断固として拒否します。それは、女性の人格を否定する行為だからです。
> ナンパは自由。それを受けるのも、断るのも、女性の自由です。 (40)
この主旨、よくわかりました。
納得。
しかしこれはトピック冒頭の論旨と違いませんか?

41でおっしゃっていることは、とりあえず保留にしましょう。
ここに書かれているだけでは私も消化不良でよくわかりません。
いつか(決して急ぎません)、おっしゃっている別トピを立てられた時にまた。
私はモロッコに暮らしていましたが、年頃の男の子も女の子も、みな無邪気に外人と結婚して外国に行きたがっていました。実際、手段も選ばず、です。成功した友人も複数知っていますし、その後幸せでいる人も、大変なことになっている人も知ってます。まあ、ヨーロッパに行きたくて密航に失敗して亡くなる若者が毎年数千人出る国ですから、マシュリクのほうとはまた事情も違うのでしょうが。

でも私も、jujubeさんと同様に、その人にとって何がいいことなのか、何が幸せなことなのか、少なくとも私に判断はできないと考えます。

> 要は、母国語の問題じゃなくて、アラビア語を習得すれば、「アラブ民族」なんでしょ? (37)

アブドゥさんがそう認識なさるのは自由ですが、かならずしも普遍的認識ではないと思います。モロッコでもどこでも、私がアラビア語を話すと、「アラビア語を話す人間はアラブ人だしムスリムだ〜」とか、一足飛びで「おまえは私の娘だ」「姉妹だ」云々と非常に高い確率で言われますが、それは彼らなりの親近感の表現方法のひとつだろう、くらいに私は考えています。

アブドゥさんは論理武装をすることをご自身の信仰上の至上の価値とお考えのようですが、私の知るムスリムたちはもっと限りなく素朴です。お国柄でしょうか?私は、前近代の書籍中にみられるジャダルも、ジャズィーラなどで展開される議論という名の言い合いも、面白く眺めているほうだと思いますが、単に「意見が違う」というレベルをこえて、やれ「腐っている」だの「狂っている」だのいうのを聞くと、悲しく思います。

アブドゥさんはシリア人かトルコ人の可愛い女の子と結婚できたら、もっと丸くなるよ。事業が上手くいったら従業員の女の子狙えばいいんじゃないかな。それだったら上手く行くでしょう。

53>やれ「腐っている」だの「狂っている」だのいうのを聞くと、悲しく思います。


確かに良くないことではあるのですが、私も今同じ状態なのです。現地で現地語の勉強をしていると、はじめは好印象だった彼らに対して、現地語に対する理解が深まるにつれて、現地人の民度の低さを感じ、はじめの印象から一変して悪い印象になってしまう。 ある意味現地人への理解を深めていく過程にあると思います。民度が低いのは現地の人々だけが原因ではないということがわかっていてもそう思ってしまうときもあります。きっともう少し段階を踏めば見方も変わると思いますが、今はその段階です。


 あと「悪く言う=卑下する」といった見方をされてしまうと口の悪い私なんかはただの嫌われ者になってしまいますが、実際悪く言うことは時として、駄目出しだったり、問題点の提示だったり、愛情の裏返しだったり、ツッコミだったりするので、まぁ、その辺は人それぞれの性格や表現方法なんだなと思ったりしています。逆に悪く言うってことはそれだけ身近な存在だとも言えます。

 それでも、敢えてそういう見方をされない方は人ができているのだと思います。あとは現地人とどう関わるも大きいですが。私と主人との間ではいつもしゃべってるのはほかの言葉なのになぜか暴言はトルコ語です。たぶんお互いトルコ人の同性と俗っぽい付き合いしてたからです。



 riiHさん 男子中学生っぽくて受けます(笑)

結構図星だと思うんですけどね。
・サウジアラビアで彼女に捨てられたからサウジアラビア嫌いになった
・女性関係うまくいかないから、いらいらして周囲の人間を馬鹿にする

日本女性がイスラム圏を訪れたらちやほやされるだろうけど、あまり見栄えのしない日本人男性がイスラム圏を訪れたらちやほやはされないわけで、日本人でも男女差で受ける印象が大きく異なるのではないでしょうか。
本当にどうでもいいことなんですが、沈黙していると、完全に同意したことになるのが、闘争における原則なんで、どうでもいいと思いつつ。

>・サウジアラビアで彼女に捨てられたからサウジアラビア嫌いになった

まあ、それは真実の一面を捉えてはいますね。でも、究極的には、彼女というか婚約者ですが、云々を抜きにしても、あの宗教・宗派弾圧と外国人人権抑圧とテロを知ってしまっただけで、彼らを拒否するのに十分過ぎますが。

ま、婚約者とのトラブルは、その拒否をいっそう促進した、のは間違いなですね。

>・女性関係うまくいかないから、いらいらして周囲の人間を馬鹿にする

あの、これだけは、否定します。

俺、ムスリムであることにこだわらず、日本で普通に生活していれば、写真とか語学とかいけばなとか趣味でいくらでも、同世代の気の会う女子と知り合っているし、きちんとまじめにお付き合いできる女性とは結構出会っていますよ。それを一歩進めることを、この数年間ためらっていたのは、要は、俺が今後日本で定住生活をするかどうかがよくわからなかったからです。ぶっちゃけ、結婚迫られた子もいたのですが、責任取れないとお断りしました。

で、こっちで結婚相手を見つけようと苦労しているのは、俺のような特殊な信仰者を受け入れてくれるシリア人ムスリム、もしくは、シリア口語やトルコ語ができてこっちで一緒に暮らしてくれる日本人女子というなかなか厳しい条件で、しかも、まだビジネスは本格的に立ち上がっていないという経済的な不利な条件も抱えているからです。

ぶっちゃけですね、来年、本格的にビジネスを開始して、実績をだしたら、友人らに片っ端から頭を下げて、条件闘争お見合いローラー作戦で、若くて頭の柔軟で、かつまじめなムスリマをゲットして、対話を通じて、お互いにいいパートナーとして育てあえればいいか、という最終解決案もきちんと青写真持っているので、要は時間の問題なんで、別にいらいらしているってことはないですよ。

まあ、今の段階では、パートナーがいないのが寂しいなって感じでしかないです。

>日本女性がイスラム圏を訪れたらちやほやされるだろうけど、あまり見栄えのしない日本人男性がイスラム圏を訪れたらちやほやはされないわけで、日本人でも男女差で受ける印象が大きく異なるのではないでしょうか。

トルコでは、その種のアジア人男子差別を感じませんでしたが、まだトルコをよく理解していないからかもしれませんね。

イランでも、その種のアジア人男子差別を感じませんでした。

シリアはアラビア語圏では、エジプトに次いで、そのアジア人男子差別意識が比較的少ない地域ですね。

その種のアジア人男子(本質的にはアジア人女子・男子すべてですが)差別文化が一番ひどいのは、湾岸アラブで、そこからオイルマネーを受け取って、それをコピーしているベイルートとアンマンの連中ですね。

理想的には、トルコで世俗的かつ信仰も両立しているようなトルコ人娘を探すってのがいいんですが、まあ、シリアに当面定住することにしたので、多少厳しいとはいえ、きっと、シリア人娘を探し出します。ま、お金とか地位にこだわらない柔軟な子なら、日本人女性でもぜんぜんいいんですけど。でも、いきなり個人企業でシリアに定住する配偶者なんて、相当想定外でしょうね・・・あまり期待していません。
あるふぁ子さんのおっしゃる

>実際悪く言うことは時として、駄目出しだったり、問題点の提示だったり、愛情の裏返しだったり、ツッコミだったりするので、まぁ、その辺は人それぞれの性格や表現方法なんだなと思ったりしています。逆に悪く言うってことはそれだけ身近な存在だとも言えます。


・・・というような状態を、俗に、「ツンデレ」って言うのだと思います。ウッシッシ

>51

>マリ国籍を持つレバノン系の人たち(たくさんいます)は、アラビア語話者でもマリの黒人とは結婚しません。自分たち(アラブ)とそれ以外を言葉以外のものではっきり区別しています。

これは、容易に想像できます。

ええっとですね、シリア・レバノン・パレスチナ地方の民は、本音で言えば自分たちを「白人」だってぜーったい思っています。確信していますが、証明はできません。

で、素朴で、なおかつ自己肯定感も高い、シリア人は、そんな本音をむき出しにすることも、あんまりこだわることもなく、アジア人の私もシリア方言をしゃべれば、みーんな仲良くしてくれますけど、この自己肯定感を破壊され、他者を否定することに必死なパレスチナ人やレバノン人は、これが丸出しになっているのが実態ですね。そこから、アジア人蔑視文化が成立するのですよ。それを助長しているのが、ベドウィン優位人種差別の湾岸文化の流入。これらが渾然となって成立しているこの地域(まあ、アンマンとベイルートがそのいい例ですが)のアジア系差別意識は、それは相当えぐいですよ。

で、シリア人ですら、自由でないのが、黒人蔑視。

シリア人が、スーダン人やエジプト人を嫌いな理由は、確信を持って言うと、彼らがアフリカ人であるという人種の問題だ、といって差し支えありません。

しかし、対黒人・アフリカ人差別意識を「自分たちが白人だから」という言葉で語ることは一切ありません。これがこの人種差別意識のねじれなんですが。

そこで持ち出されるのが魑魅魍魎な「アラブ人」というお題目。

その本音をきちんと地域と民を限定して言い切ったのが「フェニキア民族主義」であり、彼らがイスラエルと協力するという最悪な自滅の道をたどったのですが、まだ生き延びているのがシリア民族主義なんで、私はアジア系ながら、この地域の民をシリア民族と規定し、そこに帰属を感じております。

うーん、われながらゆがんだ帰属意識。

本音でいうと、俺が一番素直に帰属を感じているのは、オスマン帝国なんですけどね。でも、いまさらオスマン主義なんて政治思想を唱えてもあまりに無意味なんで、ある意味の方便として「シリア民族主義」を使っているってのが、正確なところかもしれません。

とはいえ、土地への帰属でいえば、それは間違いなくダマスカスであり、旧市街なんですけどね。
人種差別はどこにでもあるが、イスラームは歴史的には人種差別をしなかった宗教でしょう。確かにダルフールでの黒人差別を見るとそうでもないように見えるが、例えばキリスト教国が行った南北アメリカとオーストラリアの民族と文化のほぼ完全な絶滅。それにアウシュビッツのごとき民族絶滅戦争を行ったのはキリスト教国です。これらに比べればイスラー諸国の人種差別など大したことないように思えます。
>例えばキリスト教国が行った南北アメリカとオーストラリアの民族と文化のほぼ完全な絶滅。それにアウシュビッツのごとき民族絶滅戦争を行ったのはキリスト教国です。これらに比べればイスラー諸国の人種差別など大したことないように思えます。

歴史的に総括すれば、そういう比較は確かに成立します。

イスラム王朝の支配は、民族ではなく、宗教共同体によって臣民を区別してきましたから。

その一方で、奴隷制度は間違いなく、アフリカ大陸の黒人を対象にして成立していましたけどね。

今、私たちが問題にすべきなのは、過去や歴史的な比較的な話に終始して、現在の人種差別や人権抑圧の解決を考えることを放棄する「イスラムノスタルジー」でしょうね。

だから、私はあえてオスマン主義と言いたいところを、いまさらねー、というあきらめとともに、シリア民族主義とトルコ民族主義を語ることにしたのです。

クルド人の人権問題は残りますが・・・
イスラムの奴隷は黒人だけではないのは常識だが。それに、黒人差別はイスラムでも存在した。歴史序説に詳しい
 イスラム世界の歴史って広く見れば結局は分権的な遊牧民たちの勢力争いな部分もと思います。宗教は大義名分だったり後付けな部分も多いのではないかと。

60>これらに比べればイスラーム諸国の人種差別など大したことないように思えます。

 うーん、トルコのアルメニア人虐殺もあるし、また近代以前になるとどこまで残酷な虐殺があったか伝わっていなものも多いと思うのですべてそうとも言えような気がします。でもキリスト教世界のほうが、異教や異端に対して厳しい弾圧が行われてたのも事実ですよね。

 riiHさん すみません、特に絡みたいわけでもないんですが、アブドゥさんの意見に突っ込んでるだけで、あなた本人の具体的な考えが見えません。意図があるのならもっと具体的に述べたほうがいいと思います。
近代以前までは都市と田舎(遊牧民)の戦争の歴史ですよ。
キリスト教徒やユダヤ教徒には人頭税があったからなあ。イスラム教に改宗しないでもらったほうが為政者は税金いっぱいとれるから。
ナチスはユダヤ人の金と財産を根こそぎ奪うだけでなく、宗教と文化と民族を根こそぎに絶滅しようとしました。キリスト教とイスラームではどちらが偏狭で排他的かは明らかでしょう。

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