舞妓さんと遊びたい！！コミュのあなたの質問お答えします

お茶屋って何どす？
お茶屋って何なんどす？ 一言で言いますと、芸妓さん舞妓さんのいるお座敷で、お酒を飲んだり食事をしたりお座敷遊びをしたり歌舞音曲を楽しんだりするところどす。
京都の花街（舞妓はん芸妓はんのいる町）は上七軒・先斗町・祇園甲部・祇園東・宮川町があり五花街と呼ばれています。その歴史はたいそう古く最古の花街の上七軒なんかは室町時代に将軍足利義植はんが北野天満宮社殿の修造をしやはって、その残材をもって７軒の茶屋を建てたのが起こりどす。
舞妓さんって何なんどす？ 昔々、延宝、天和年間（１６７８〜１６８４）茶店の茶汲み女が歌舞伎芝居の芸を真似、歌三弦を扱う女を弾妓（ひきこ）と呼び、舞を専門としていたものを舞妓と呼んだそうどす。昔は年齢10歳位から18歳位だったんどすが、最近は中学を卒業して舞妓はんになり20歳ぐらいまでとなっていますんどす。着てはる着物は友禅や西陣織のええ着物どすえ。帯はだらりの帯と言うて６、５ｍほどもありますのんえ！　帯の下には置屋（おきや：舞妓が寝起きして生活している所で、所属プロダクションみたいなところ）の家紋が入ってます。

昔は幼いうちから出たはったので迷子の目印にもなったんどす。何処の置屋の舞妓はんかすぐに判ります。帯の前につけたはるのが"ポッチリ"と呼ぶもんどす。宝石をちりばめてあります。舞妓さんの身に付けてるもので一番高価なもんどす。

冬の着物どしたら１０ｋｇぐらい有りまっしゃろか。結構体力いりますわ。頭は自分の毛で結うたはりまっさかいに昔ながらの箱枕（時代劇に出てくる枕）で寝たはります。舞妓さんの年季によって髪型が少しずつ変わってきますんえ！

芸妓はんは鬘（かつら）どすえ。出たての一年目の舞妓はんは口紅を下唇にしか入れたはりまへん。出たてで一人前やないという事を見せてますのんえ。今は昼間に舞妓さんの勉強をする学校に行き、茶道、京舞なんかの芸事の勉強して、夜はお座敷に行ってお客さんの相手をするというのが日課どす。もちろん、ホテルのパーティーや旅館にも行きますえ。全国出張も多いんどす。今は舞妓さんの人数が少なくて（50人位）引っ張りだこどす。江戸時代には舞妓3000人お茶屋700軒という時代もあったそうどす。さびしい事どすわ〜。
お茶屋遊びしとおくれやす！ お茶屋遊びおしやすんならお茶屋に申し込んでくれはるか料理屋か旅館でお座敷を設けて呼んでおくれやす。お茶屋は一見さんお断りどすので、初めての方は京都のお知り合いか旅館を通して申し込んでおくれやす。お茶屋に行かはるんなら舞妓芸妓の人数によりますがお客さんお一人3万円前後を目安にしとおくれやす。外（旅館・料亭）のお座敷に呼んでもろたら舞妓か芸妓ひとりに付3万円少々を目安にしとおくれやす。舞妓はんだけではだめどっせ、必ず地方（三味線の芸妓）を入れておくれやっしゃ。

お座敷で色々お座敷遊び（ゲーム）がありますし楽しんでおくれやす。沢山ありますさかい勉強して、たんとおぼえておくれやす。ストレス発散すること請け合いますえ。

次は舞妓はんと芸妓はんの京舞を見とおくれやす。京舞は日本舞踊と違い能の影響を受けて、簡略化された動作の中に最大限の表現を感じさせる舞どす。踊りやなくて舞と呼ぶんどす。祇園小唄が代表どすけど季節に合わせた曲が沢山おますさかいに何回来てもろてもよろしおすえ。

おなじみにならはったら舞妓はんや芸妓はんを連れて食事に誘っておくれやす。ご飯食べ言いますのんやけど・・・。もちろん花代はつきますえ！お茶屋遊びは日本の文化そのものどす！少々高くつきますけど無形有形の文化の集合したものがお茶屋、舞妓、お茶屋遊びどす。たんと来てくれはって、日本の文化を守っておくれやす。
代表的なお座敷遊び 「金毘羅ふねふね」
舞妓さんとお客さんが向い合せに座り、お酒の袴やライターのような手のひらで隠れる 物を真ん中に置いて、「金比羅ふねふね、追手に帆かけて、しゅらしゅしゅしゅ・・・」と歌いながら、グーとパーを出し合う遊び。相手が道具を取った時はグーを、道具がそのままの時はパーを出すのがルールどす。簡単そうに見えて、意外と反射神経が必要なところが面白いんどす。うっかり間違った人をはやしたて罰ゲームをしたりして楽しむゲーム。
「とらとら」
ジェスチャー式のじゃんけん。
おばあさん、虎、わとうない(槍使い)の格好をする。おばあさんは杖をつく格好で、わとうないに勝ち、虎に負ける。虎の格好で、おばあさんに勝ち、わとうないに負ける。わとうないの格好で虎に勝ち、おばあさんに負ける。二人の間に屏風を置いて、お互いの格好は見えなくして三味にあわせて姿を見せて競う遊び。（以上ＨＰ引用）