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Mixi ワン’sパートナーの会コミュの飼育情報:前号「珍しい動物は飼わないで&鹿の過繁殖への対策」への感想

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お邪魔いたします。飼育情報をお届けいたします。


前回の「子供たちへ・珍しい動物は飼わないで&鹿の過繁殖への対応」への
お返事ありがとうございました。


鹿: 野生のシカの集団を狩猟で、適正数に管理している国もありますが、
   ツキノワグマのように、「困るから殺す」のではなく、将来を見据えて、
   人への生活被害と種の保存を踏まえた対策をしてほしいと
   クマ処分の報道のたびに思います。


珍獣:マスコミと業者、そして市民の欲望が先行し、
   今のところ良い方向に進んでいるとは思えません。
   外来生物法、野生動物法があるのですから、ぜひ小学生から教育を
   していただき、10数年後にはこのような問題がなくなると良いのですが。
   
    野生は野生に。。。「やはり野に置けレンゲ草」 
 
    
@さて、頂いたご感想からいくつかお届けいたします。
 
●「珍しい動物を飼いたいですか?」のお話とても勉強になりました。
  輸入されたアライグマが野生化し害獣になっているとは驚きです。
  (国の教育関係者)
   
●美方高原自然の家「とちのき村」では、学校の子どもたちが利用するのですが
シカ肉のハンバ〜グや焼き肉丼などをちゃんと説明しながら出して、
環境についてもお話しているそうです。
(青少年自然の家 関係者)

●小生、以前に捕獲されたアライグマを仕事で殺処分したことがあります。
麻酔薬を投与するときとても激しい抵抗を受けました。足で踏みつけて
なんとか投与しましたが、この動物はペットとしては飼育できないと強く感じました。

外にもこのような動物が多くいると思います。日本人は昔から人様には迷惑をかけない 
という美徳があります。ペットに向かない動物はペットとして飼育できないとの法
律も考える時期でしょう。 
(東京都家畜保健衛生所 担当獣医師) 


(※中川:プレイリードッグも大人になるとガンガン人にかみつきます)


●当地でも3〜4年前に側溝の穴からアライグマ(らしきもの)が
顔を出しているのを目撃したことがあります。
(久喜市 教育関係者)
                      
●小金井市の私の鳩舎です(09年10月の写真)
 (写真の内容→鳩舎の高い止まり木に、まさに今、頭を食べられた鳩の死体と、
  人に見つかって困惑している顔のかわいいアライグマ)
 
 食べられた鳩も入り込んだアライグマ、どちらも可哀想ですね。
(獣医師 鳩研究者) 
   
   
●ブラジルに赴任していましたが、あちら原産の金剛インコを
日本人が原住民に一羽500円ほどで捕まえさせて、大量に持ち出し、
日本でおよそ1000倍の値段で売っていたことが続き、
とうとう原産国では野生のインコが見られなくなったと聞いています。
何をどうするか、区分けを考えないといけないでしょう。 
(教育関係者)
 
●プレイリードッグも野生はいなくなったと聞いています。
 (獣医師)    
                      
●鹿の過剰繁殖は、捕食獣がいない上、日本では狩猟が盛んではないため
でしょうが、なんとか皆で食べたり、革や角を利用するのが一番良いと思います。
縄文以前からの伝統ですし。そのためには猟師を増やさないといけませんが。
丹沢のブナも危ういと聞きました。

アメリカにいた頃、アライグマは【狂犬病】を持っていることがあるから気を
つけろと言われたことがあります。今のところ、日本では出ていないようですが。
今や貴重になってしまったイシガメまで食害されているようです。
いわゆるミドリガメも大問題です。

ペット屋さんを時々覗きますが、驚くような爬虫類や甲虫などが並んでいます。
特に哺乳類は病気が心配ですね。我が家の近くの川にはカワセミがいるので
時々覗くのですが、かなり大きな亀が増えてきています。
(国際的生物学者)
                 
  (※中川:【狂犬病】は哺乳類間で感染する病気で、日本にはありませんが
  周りの国では流行しています。アメリカでもコウモリのほか、アライグマ、
  プレイリードッグなどで感染例があるため、ほとんどの哺乳類は輸入禁止になりました。
  が、一回の輸入が20万円以下の取引金額の場合は、申告義務がないため、
  違法輸入が後を絶ちません。
  安く仕入れられて、日本人が、珍しい動物を高くても買うことが原因でしょう。
  どうぞ珍しい動物はほしがらないでください。)
      
                 
●当社は、外来生物のことで、2年前に1冊本を出しました。
『セイヨウオオマルハナバチを追え 外来生物とはなにか』
鷲谷いずみ(東京大学大学院農学生命学科教授)・著
http://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494008308
(童心社)

(中川・児童向け参考書
 果樹授粉にはあまり役にたたず日本のマルハナバチを追い出してしまう
 西洋マルハナバチの問題、駆除活動、日本のハチの保護など沢山の
 写真で丁寧に書いてあります。アライグマなど他の外来生物も紹介。面白い)   
   
   
●鹿のお話、とても興味深く拝読させていただきました。
正直、私自身も昨今は鹿は害獣的なイメージを持っていたような気がします。
縁あって、今年は東北被災地のひとつである、岩手県陸前高田市に月に1度位の
ペースで訪問しました。その時、何度となく道路を横切る鹿を見ましたし、
1度は車で轢きそうになりました。

農作物等の被害の話をされている住民もいました。
TVニュースでも奈良の鹿の問題や東京の奥多摩地区での鹿の被害も報道され
ていたように記憶しています。
 
埼玉県の秩父と神奈川県の大山で鹿肉を食しましたが、全日本鹿協会がある
のも今回初めて知りました。色々と勉強したいと思います。

現在、私が勤めるフォーペットとその関連企業及び関係企業が集まって、
「ぬーばプロジェクト」という活動を行っています。
お時間のある時にホームページ等ご覧いただけたら幸いです。
幼稚園や保育園や障害者施設などを中心に活動中です。
もし、ご用命等あればご連絡下さい。(費用はかかりませんのでご安心ください)
http://nuova-p.com
(フォーペット(ペットエンジェルゲイト)のMさん)  
  
  
*******************
(公社)日本獣医師会 学校動物飼育支援対策検討委員会副委員長
全国学校飼育動物研究会 事務局長 

中川 美穂子
mihi-n@mua.biglobe.ne.jp
〒202-0023
西東京市新町5-16-29 
Tel0422-53-7099 Fax0422-56-9086
「学校飼育動物を考えるページ」
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/
「全国学校飼育動物研究会」 
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/siikukenkyukai.htm
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白梅学園大学大学院子ども学修士
全国学校飼育動物獣医師連絡協議会(CAS) 主宰 
(公社)東京都獣医師会 理事
*******************

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