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THE 感動する話コミュの私はあなたの作った音楽をさんざんパクって日本で今売れちゃってます

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2月3日、ディスコ・ミュージックの代名詞的な存在であるファンク・ソウルグループ「Earth,Wind&Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)」の創設者でありリーダーのモーリス・ホワイトが亡くなりました。74歳でした。

『September』、『Boogie Wonderland』、『Let's Groove』、『Fantasy』など、
挙げればキリがないほどの名曲を残し、J−POPにも多大なる影響を与えたEarth,Wind&Fire。

その立役者であるモーリス・ホワイトに最も憧れ、日本のミュージックシーンに彼のエッセンスを多分に取り入れたのが、ドリカムこと「DREAMS COME TRUE」の中村正人さんです。

中村さんは、モーリス・ホワイトのことを「僕の音楽の父(いや、神様)」とし、
初めてEarth,Wind&Fireを聴いたときの衝撃について以下のように記しています。
初めてアースを聞いた時のことはもう一万回以上言ってるけど、本当に雷に打たれたようだった。
風邪の熱にうなされながらベッドの中で聞いたアースの音は、僕の人生を変えてしまったと言っても過言ではない。

そして、その憧れの気持ちが高じた結果、ドリカムの代表曲のひとつである『決戦は金曜日』(1992年)では、名曲『Let's Groove』を“パクった”そうです。

この“パクリ”について、そしてそれを正直にモーリス・ホワイト本人に告白したときのことについて、中村さんは音楽情報サイト「音楽ナタリー」上でのシンガー・大森靖子さんとの対談のなかで、このように語っています。(以下、引用です)

「決戦は金曜日」も俺はEarth,Wind&Fireの「Let's Groove」とシェリル・リンの「Got to be Real」っていう2曲の曲を合体させて作ったんだけど、

今Twitterとか見てると「アースっていうバンドがドリカムをパクってる」っていう人も出てくるわけ(笑)。

でもそうなったときがホントの勝負だと思うんだよね。俺、アースのモーリス・ホワイトを大尊敬してて、自分の曲に参加してもらったときにモーリスに告白したのね。

「私はあなたの作った音楽をさんざんパクって日本で今売れちゃってます」って。
そしたらモーリスが「それでいいんだ」って。

この「それでいいんだ」の一言について大森さんが「最高ですね!」と返すと、
中村さんはモーリス・ホワイトの言葉を思い返しながら、さらにこう続けています。

「私もジョン・コルトレーンやFunkadelicやKool&the Gangからいろいろ盗んでる。そこにオリジナリティを足して次の世代に受け渡すのがお前たちの仕事だ」って。

それ聞いて俺もうめっちゃうれしくって大泣きして(笑)。やっと父に許された息子のように、やっと神に許してもらったかのように、ロサンゼルスのスタジオで大泣きしちゃって。


自分に憧れる異国のミュージシャンを認め、自らの先達への憧れと“パクリ”も告白し、エッセンスを継承していく大切さを説く。モーリス・ホワイトの器の大きさと音楽愛が感じられる感動的なエピソードですね。
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*パクリといっても、誰が聞いても判るカタチで、オマージュとして使われている例は枚挙に暇がない。
自分も音楽をやっているが、ルーツとなるものは有る。そこからスタートしている。
コピーを通して得たものを活かして盗作と言われるのは、水彩画が好きで水彩画を描いたら、盗作だと言われるようなものじゃないか、思っている。
よく例にするのは、習字を通ってこそ書道が出来るってこと。まずはそうしないと文字としてむちゃくちゃな物になってしまいかねないからだ。
音楽でもコピーを飛ばしてオリジナル云々といって、評価されるものが出来るだろうか。自分にはそこまでの才能がないからかもしれないが、「学ぶ」は「まねぶ」=真似から始まっているはずだ。
いま使っている言葉=日本語だってそうなんだから。

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