THE　感動する話コミュのある物で犯人に立ち向かったおじさん

よく、小学生の子どもを信号の所などで整備し送り出す職業のおじさん(職業名が分からないので緑のおじさんと呼びます)が居ますよね

わりと最近の事件なので覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなおじさんの勇敢なるお話です

ある日小学生の通学通路で挙動不審の男が居ました

おじさんは丁度その道に居合わせ、その男を見逃しませんでした

男は、ふいに大型のナイフを取りだし、子ども達を威嚇しました

このままでは命が危ない、今にもナイフをふりかぶろうとするその男に、おじさんは無我夢中だったのでしょうね

手にその時持っている物は拡声器しかありません
それも、安いタイプの物で、中に機械が入っている物ではなく、ほんとにただのプラスチックで出来たやわなタイプの拡声器です

それを武器に、大きく振りかぶって、俺はどうなっても構わないと男に向かっていったそうです
男は怯んで逃げて、子ども達は無事だったようです

昔「人間失格」というドラマで、いじめて殺された息子の仇を取るために復讐劇を繰り広げるお父さん、赤井英和が鬼のように、一人一人に復讐を果たしていく模様を見て、登場人物の誰かがこんなセリフをおっしゃいました
「人間、どんなに実力差があっても、殺意を持った人間には敵わない、細い女でも強烈な殺意を持てば大柄な男だって殺せる」

おじさんは持ってた拡声器で咄嗟に立ち向かったという事は、頭では何も考えられなく、いや考える暇もなく挑んでいったと思います
命さえも、全てを捨てて突っ込んでくる人間には誰も勝てません、絶生命力をかけて突っ込む訳ですから
こんなおじさんみたいになりたいです。いざという時一瞬で「決断」して動ける人間に

ついでに思い出しましたので漫画、ワンピースの初期の名言で最後にします

「全身に何百の武器を仕込んでも、腹にくくった〝一本の槍〟にゃ敵わねェこともある」