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チャップリンコミュの『街の灯』のラスト

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さきほど初めて『街の灯』を観ました。
今まで『独裁者』『モダンタイムス』その他の短編を少し観ていたのですがこの映画も素晴らしい作品だと思います。

娘がおばあさんの頬に触れることで涙に気づくシーンやチャップリンがお金を渡して立ち去るシーンなどにとても美しいものを感じました。

そしてラストシーンなのですが、あれは幸せな最後なのでしょうか。観終わったあとにインターネットで感想などを読むとハッピーエンドという感想が多かったのですが、僕自身は「良かったねー!」と喜ぶことは出来ませんでした。
チャップリンを笑ったり、お金を恵んだりしようとした娘は自分の行動に気づいたことで、一生の間、しこりのようなものを持ち続けることになると感じたからです。この先、目が見えなかったときのような二人の関係は絶対に訪れないことを予感しました。

人それぞれで解釈が違う、だから魅力的な映画なのだと思います。みなさんはあのラストでどう感じましたか?

コメント(72)

>Nishiさん

おーっ、あちらのコミュではいつもお世話になってます!
好きな人が被りますねえ〜w。ちなみに僕も関西人です。
「モダンタイムス」を撮った後、チャップリンが、
ポーレット・ゴダートと新婚旅行に来た神戸出身です。
(何の自慢やねん!)

ぜひ、「セント・オブ・ウーマン」観てください。
盲目なのは、退役軍人のアル・パチーノであって、浮浪者
とか花売り娘は出てきませんが、「ラ・ヴィオレッテラ」
が流れます。感動作です!
街の灯のラストシーンは、究極の愛が描かれていると私は思います。愛する人の元気な姿を見つめるチャップリンのあの表情、涙が止まらないシーンです。女性は、あのシーンで真実の愛とは無償のものであることを知ったとおもうし、やっぱりハッピーエンドな気がします。
愛することの意味を、スクリーンの中の美女のように気付かされるんでしょうね、私たちは。
最高のシーン、です。
チャップリンの表情とモノクロの花の美が、究極までひきだされています。

ハッピー、アンハッピーで分けなくてもいいかもしれない。かの松尾芭蕉もいったではないですか「いひおほせてなにかある」(全部言ってしまってはつまらないじゃないか)と。
21のモリさんへ
>あの杖は竹でできた日本製だったみたいですね。
滋賀県で作られた物らしいですよ。
ラストシーン死ぬほど嬉しかったです見てて

チャップリンの映画はホンマ微笑ましくあり、これ以上なく感傷的ですね

小さい頃、欲しくて欲しくてたまらなかったおもちゃをやっと買ってもらったのに、何年後かに押し入れからホコリにまみれたそのおもちゃを見た母親の心境に似ていると思います

悲しいけど微笑ましい
嬉しいけど涙が出る


父親にとうとう腕相撲で勝ってしまった日の夜、少し微笑みながら一人で酒を飲む父親の嬉しい悲しみのような


親ってすげえな
初めて書き込みます。
シティライツのラストシーンはとても感動します。
ラストシーンで、女性が彼につぶやく言葉。you?
彼女の複雑な表情と、彼の花を口に咥えながらのハニカンダ微笑。
映画史の中でこれほど美しい言葉はあまり見当たりません。
他者性が主体へとなだれ込んでくる瞬間の美しさは「愛」の何ものでもないでしょう。

しかし、あれはハッピーエンドではないと僕も思っています。
盲目の女性が盲目であるがために貧しく、その位相においてチャーリーは存在できたのです。彼のそれこそ盲目的な愛のおかげで、彼女は光を取り戻し、その光のおかげで、以前よりもボロボロになったチャーリーという現実を知る。その戸惑いが
彼女の表情に浮かびつつカットが変わり、彼はその位相の逆転に微笑み返すしかないような表情を浮かべ物語が終わります。

彼には盲目的な愛がその位相(境遇)を同じくする力になっていた。
彼女に光が戻った生活の中で(花屋を開業し、母と店員とのふれあいもちょい前のシーン現れます)その位相を同じくする力を彼女は何を持って現せばいいのでしょうか?
慈愛?(最初にお金を渡そうとして彼だとわかるわけで。それは慈善です)
それでは、ハッピーエンドにはなりません。

お互いが「愛」でつながるには、最後の2人の表情が違いすぎではないでしょうか?

2人の共同時間を取り戻すことができないことをお互いが知っているように思えてなりません。

驚きの中で必死に記憶にすがる女性と、その共同時間の崩壊を
すでに認識しているかのような微笑を浮かべているチャーリー。

脈絡なく書いてしまいました。
私の解釈ですが
「街の灯」がこんなにいつの世も感動をあたえるのはチャーリーの姿が、普段目に見えないものである「愛」を感じさせるものだからではないでしょうかね

恋愛が成立する、しないという観点からいえば、二人の恋愛はけして見通しが明るいものとはいえない気がしますし
そういう意味ではバッドエンドなのかもしれません。
チャーリーもそれを悟っていると思うのです

それを分かったうえでのあのラストのセリフとチャーリーの表情を見たとき、私は「無償の愛」を見た気がするのですが


言葉が足らなくてすいません。

チャプリンの作品は、単純に、ハッピーエンド、バッドエンドの二項対立で語れない、更に深淵なテーマがかくされている気がします。
街の灯も、はじめて見たのは中学校でしたが、年を重ねるごとに意味が違って見えたり、分かるようになった気がします。

今言ってることも何年後かには違ってるかもしれません

なので、時間をおいてまた何回か見られると、違ってみえるかもしれませんよ。

私も世界一美しいラストシーンだと思います。
二人の未来はハッピーでは無いけれど
チャーリーにとってはハッピーエンドだと解釈してます
彼女が目が見えること
花屋を経営出来てる
何より別人のような明るい表情
幸せになってくれた事がチャーリーにとって何よりハッピーだったと思います。
そこに少しせつなさや悲しさが交わってのラストの表情だと解釈しました。
あの表情は、思い出すだけで涙がでてしまいます。
どの映画よりも色鮮やかで美しく見えます。
あれは紛れもなくハッピーエンドですよ。

美女の盲目が治り、二人の関係が昔に戻らないからってバッドエンドにはならないでしょう?

キッドや黄金狂時代の結末がそうであるように、主人公が社会的に認められにくい浮浪者である限りシニカルな終わり方になるのは当然で。

皮肉な結末をするのはチャップリンの特徴だし、貧困とブルジョワジーをテーマにしつつ純愛を描くのが作風ですから。

コメディという設定を考えると人間関係のリアルな未来像まで想像しては完璧なハッピーはあり得ないわけです。

ただあのラストシーンは美しく切なく涙をそそりますが、チャップリン作品の中で秀逸なラストとは僕は思えません。

浮浪者の演技は素晴らしいですが、ちょっと感傷的なねらいがあったのではないでしょうか。

あと、良くも悪くもトーキーへの対抗意識が映画全体に表れてます。

モダンタイムスのラストシーンのほうが僕は遥かに好きです。
titikakaさん

私も戸田奈津子さんの翻訳はちょっと残念です
昔のビデオを持っているのですが
【目 見えるの?】
【ええ、見えます】
になってます…

その一言が大分違ってくるのに…
>45 titikakaさん
そうなんですか、それは完全に台無しにしてますね。
チャップリンの「見えるんだね」は、「今は目が見えて、
僕の正体がわかってしまったんだね」という意味を込めてる、
そう解釈してます。
少女も「見えますわ」と同時に、「見えてしまいました」を
込めてる・・・もちろん今の幸せはチャーリーのお陰なんだ
けど、二人とも大切なものを失った瞬間がそこにあって、
だからこそあのラストが世界一儚く、美しく見えるのだと
思います。

あのラストに至るまでに、もう少し刑務所のシーンなどが
あると余計に泣けたでしょうね。
実際チャップリンが撮る予定だったのは、刑務所から出て
来て、懐かしい街をとぼとぼ歩いてると結婚式が・・・
そこではあの少女と背の高い紳士が祝福されて微笑んでる、
チャーリーは一人さびしく去っていく、みたいなラスト
だったと聞きました。
そっちも良かったけど、これで正解だったと思います。

あと、この「街の灯」のチャーリーが「モダンタイムス」の
チャーリーと同一人物と言う観方もあり、それも結構好き
なんです。
みなさんそういう解釈していたんですね。

ちょっと残念です…。

あの女性は最初は助けてくれる紳士らしき人に恋心を抱いていたけど、実はみすぼらしい浮浪者だと知ってより感動したんだと思うんですよね。

恋じゃなく愛を瞬間的に知った。

紳士じゃないと知って過去を哀しく思ったなんてみじんも僕は感じなかったです。

>48 SORAさん

この映画のラストは色んな取り方があっていいと思います。
他の人とは違うかも知れませんが、あなたの意見も正解だと
思いますよ。
チャップリンはあえてそういう見方を許してくれたのだと
思ってます。
だからこそこの映画は多くの人に愛されているのです。
100人いれば100通りのラストがあっていいんです。
出来れば、他の人の「街の灯」も楽しんでください。
>曽良さん

はじめまして。


>ちなみに、アル・パチーノが「街の灯」の大ファンで、
>シティライツプロダクション?を設立し、オマージュとして 撮った映画が、
>「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」です。


なるほど!
どおりで「ラ・ヴィオレッテラ」 が印象的に使われているし、プロダクション名がCITY LGHTS〜だし、主人公が盲目だし。。。
プロデューサーか監督がチャップリン好きなのかと思ってました。
まさかアル・パチーノの意思だとは思いませんでした。
「街の灯」も最初の案はチャーリーが盲目の設定だったようですし、その辺も反映されているんでしょうか?

自分はアル・パチーノも大好きなんですが、最初はこの「セント・オブ・ウーマン」は地味で好きではありませんでした。
でも何度か見る内に、良い映画だと素直に感じるようになりました。
最後のアル・パチーノお得意のアツ〜イ演説は、やはり心打つものがあります。

ちなみにアル・パチーノで一番好きな映画は「カリートの道」、次が「ヒート」。
役者として一番すきなのは「フェイク」です。

未見の方は是非一度ご覧になって下さい。
喜劇にUNHAPPYな終わりなんてないんですよ♯
つまりそういうこと♪

そんなこといってしまったら
まんねん浮浪者のチャーリーのものがたりは
ずぅっとずぅっと悲劇のものがたりになってしまうじゃないかっ!!

愛はたべられません。
ちがった?ちがったか♪えへへへごめんなさぃ

ぁぁ・・・床屋にいかなきゃ。。。
あのラストは、確かにいろんな感じ方ができると思います。
私は、
彼女が気付いたことで、チャップリンの愛がようやく彼女に直接届いたという感じで、ハッピーエンドなのじゃないかなぁと思いました。
無償の愛っていうのでしょうか…。
あんな風に愛されたら幸せですね(笑)
手を握っただけで気づく事がてきた、気づいてもらえた…


これ以上通じ合える事はない!

と、感じましたぴかぴか(新しい)
はじめて、書きこみさせて頂きます!本当にあのラストシーンって、いろいろな解釈があるんですね!このトピックを見て、改めて実感しましたほっとした顔手(チョキ)
僕は学生の頃、講師の人が「良い映画は、多面的だ!」と言っていたのを思い出しました!
考えてるみると、「街の灯」には悪人が出て来ません。
みんな気持ちが弱くて、愛らしい。
花売り娘が目が見えるようになってから、チャップリンのことを笑ったとしても、それを責める事は誰も出来ませんわーい(嬉しい顔)
人間誰しも100パーセントの善人にはなれないからです。しかし、100パーセント確かな事があります。それは、街の灯」という作品が生きるとは何か?、友情とは何か?、愛情とは何か?を考えさせてくれる名作だと言うことです。良い作品ですよね!
単なるラブストーリーとして見るなら、悲しいだけ結末とも取れます。

でも、この物語は、その上を描いているから、傑作の部類に入るんですね。
もっと言えば、珠玉の名作になっている。

それはね、男女の淡い恋、憧れを含んだ愛が、
このラストシーンで、消滅するからなんですね。

そして、もっと高く豊かで、美しい「人間愛」へと昇華されているからなんです。


人間、誰だって、苦しんだり悲しんだりしている人を見たら、
心の中では助けてやりたいんだけど・・とか思うけけど、なかなかできないじゃないですか?

でも、もし、それを出来たら「ああーー良かった!!本当に良かった!!」って思える瞬間がある。
そういう「人間が人間に持つ愛」を描いているんですよ。この映画は。

それは男女の愛や、恋といった個人的な感情を超えてしまってるんですね。

ですから、悲劇でもあり、喜劇でもある。
その真ん中に、チャーリーというヒューマンな男がいるんですね。




これは奇跡とでもいうべき作品と思うことがあります。
人を見た目で判断してはいけない。
あの娘も少年達からからかわれている放浪者が、
まさか自分の恩人だとは手を握るまで気づかなかったですからね。

どんな風に思われようが、娘の瞳に光が蘇ったことを心から
「よかった!」と思える放浪紳士。
愛ですね〜^^

時が経ち、時代が変化しても人として変わることのない部分ってありますね〜。

今の学校の教材にして欲しいな!

ひとつの究極的な愛の形を描いたラブストーリーだと思います。
大事なことは目に見えない。
花売り娘への一方的な愛情から自らの人生を投げ出しても相手の幸せのために尽くす、チャーリーの献身的な愛。

貧しく目が見えない時には無垢な夢ばかり見ていた少女は、ラストに光が戻った目で自分を助けたチャーリーの姿を見た時、彼女は失望したでしょうか?
彼女はチャーリーの外見とは異なる、ひたむきな愛を知って、感動したのではないでしょうか。
そしてこのサイレントのシンプルなドラマによって、観ている私たちの心の目が開かされるのだと思います。
大切なことは目には見えない・・・心の目で見なくては駄目だ。
まるでそこで時が止まっているようです。
もし実話だったら、その後いったいふたりがどうしたのか・・・それを考えるのも興味深いですが、
現実ではなく心を描いた作品としては、ここで見事に完結している、
そんなことを思いました。
友人にだいぶ前から勧められていた作品です。
今朝はじめて観ました!
ラストは、観る人によって感想が違うとも聞かされていました。

わたしの感想は、彼女の目を治そうと、努力したチャップリンは物凄くかっこよく、目が治った彼女に逢えて幸せだったと思います。男冥利につきる!
彼女もチャップリンの姿を見て、はじめはただの乞食だったかもしれないけど、手を握り、彼に気づき、最後に手を引き寄せたのは、やっぱり幸せだったのではないかと、思います。
2人の純粋な愛を感じました!
素敵な映画ですね!
僭越ながら、mixiの「街の灯」のレビューを読んでるうちに、
衝動的に専用のコミュニティを作ってしまいました。
もし良かったらご参加くださいませ!

チャップリンの「街の灯」が好き
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3586993

あちこちに書いてすみません。
さっき(13時〜14時30分頃まで)街の灯をNHK・BS3で放送していました。
明日は『独裁者』
明後日は『モダンタイムス』の放送があるみたいです。
>>[066]
お知らせありがとうございます。
オイラはたまたまボクシングのシーンから見ました。
何度見ても素敵な映画ですね。

明日はオイラの大好きな『独裁者』です。
楽しみです。
>>[067]、こんにちは。
私は偶然見つけて、お金持ちの家に入ってから辺りから見ました。
懐かしく、切ない気持ちになりました。
明日は見られないので、録画します。
>>[066] お知らせありがとうございます!うわん泣き顔知らなかったぁ!明日こそは正座して見ます。
僕には、解からない・・・、解からないというのが正直なところです。

僕は、何度みても、ラストシーンで泣いてしまう。

どうして泣いてしまうのか、説明してといわれても、説明できないです。

僕の大好きな、素晴らしい映画のうちのひとつです。
最後は観る度に込み上げてきますね(^o^;)

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