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アナタが作る物語コミュの【詩】叶えるために。

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霞んでくすんだ夢の最果てを追いかけては
足もとを見つめることを忘れて転んでいた
それでも痛みは恍惚へと変わってゆく
怖がってばかりでは前には進めないから
少しの傷くらいは受け入れて生きたいと
強がりのようにいい聞かせている僕がいた

僕のこころは僕だけのものだと知っている
だからこそ遠い夢を諦めたくなかった
耳を澄ますと聞こえてくる夢への足音は
いまは逢えずにいるきみへと届けたくて
与えられた理不尽も最善策も全部まとめて
足掻いてもがいて生きてきた証なのだって

紡がれた言葉の欠片は青空の鼓動になり
ありのままで生きてゆくのを肯定するから
なにもないと思い込んでいた過去を壊して
いまの僕を生きることを叶えてみせたい
いのちをゴミにだしかけた昔も拭い去って
さいわいの形をいのちへと刻みつけるのだ

泣いたり笑ったりを繰り返し生きる意味を
きみと僕とで分かちあえる時がきたならば
がむしゃらに追った本当がキセキになる
誰よりも僕を知っているきみのこころが
叶えたいって願った僕の本当を答えにする
その瞬間はきっともうじきやってくるのだ

辿り着いた最果ての地にあるはずの答えは
ありがとうの言葉では足りない思いたちだ
振り返らないで歩いたキセキが紡ぎあげた
叶えるために生まれてきたこのいのちに
きみという名のただひとつの誠を描くなら
それだけで僕は救われたと思えるだろう

END

その他の詩はこちらから↓
【作品一覧【詩】】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=3656165&id=79208059

コメント(4)

目次に追加しました〜。遅くなってすみません。
>>[1]
お疲れさまです(礼)

この所、昨年の骨折と時期がかぶることもあって、なんだか執筆意欲が落ちています(汗)
なんとかモチベーションを維持したい所なのですけれどもね(苦笑)

こちらにもなにかしらはupしてゆきたいと思うので、よろしくお願いいたします(礼)

ではでは。
>>[2]
 春は私もいけません。心うきうき出発の季節、とか、生命が萌えいずる、なんて大嘘だと思うわ。

 で、紹介します。よけいにうつになっちゃうかもしれないけど。わーい(嬉しい顔)

 坂口安吾 桜の森の満開の下 青空文庫

 梶井基次郎 桜の木の下には 青空文庫

 で、検索してみてください。どちらも短いです。特に「桜の木の下には」のほうは散文詩なんじゃないかって説もあるらしくって。本当は作者にしかわからない。

 お二人の作品はずいぶん読んだはずなのにこの二つぐらいしか記憶にないですね〜。わーい(嬉しい顔)
 別の作家さんが桜に同じような印象を持っているのは不思議な事です。
 でも、この2作を読んで、私は自分が桜に持っていた違和感を納得しました〜。

 追記
 青空文庫は版権切れの古い古い作品をネットに上げています。
 参加者はボランティアでネット図書館のようなものです。
>>[3]
懐かしの名前を聞いて、おっ、と思いましたね。

「桜の森の満開の下」は、大学の時に講読の授業で扱われていたのをよく覚えていますよ。
自分の恩師(←この講義の教授がのちに自分の卒論の担当になりました)の読みもまた懐かし。
恩師は「戦争批判の物語」と解釈していましたが、自分は「とにかく寂しい話」と解釈しています。
ちなみにこのあたりは、自分がいま執筆中の長編にも登場させています。
ヨシさんは読まれたかもしれないですけれどもね。

梶井基次郎さんの作品は、寡聞にして初めて知りました。
のちほど読ませていただきたいと思います。
印象が似ているというのは、確かに不思議といえそうですよね。

青空文庫は自分もちょこちょこ見ていますよ。
先日は宮沢賢治さんの「マグノリアの木」という作品について調べに行きましたしね。

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