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ハンス・アイスラー協会コミュの映画音楽

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(アイスラーは映画音楽も数多く作曲しているようなので、それらのためのトピックということで作らせていただきました。)

先日、映画『夜と霧』(アラン・レネ監督、1955)を観たところ、ハンス・アイスラーが音楽を付けていました。

強制収容所やその犠牲者たちを映し出す記録映像に、牧歌的とも聞こえるディヴェルティメント風の曲(しかし微妙に緊張感をたたえてはいるけど)が流れる、ある意味で危険とも言えるコントラストが印象に残りました。

他にもアイスラーの関わった映画を見てみたいと思っています。

コメント(9)

「夜と霧」はちょっと苦手なジャンルなので未見です。
音楽、たくさん入っていますでしょうか。

 入手できる作品は、

「死刑執行人もまた死す」フリッツ・ラング監督(Fritz Lang:Hangmen Also Die (1943)
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%BB%E5%88%91%E5%9F%B7%E8%A1%8C%E4%BA%BA%E3%82%82%E3%81%BE%E3%81%9F%E6%AD%BB%E3%81%99-%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88-%E3%80%90%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88%E3%80%91-%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B00005G0XD/sr=1-2/qid=1166614291/ref=sr_1_2/503-8837354-3383934?ie=UTF8&s=video

「400万人」ヨリス・イベンス監督(Joris Ivens: 400 Million (1937)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00003ETOD/503-8837354-3383934


それから、アドルノと一緒に書いた論文Komposition fuer den Film(Composing for the Films)のドイツ語ハードカバーにDVDが付いています。
ヨリス・イベンスの無声短編「雨」(Joris Ivens:Regan (
1929)にアイスラーの「雨を描写する一四の手法」op.70を組み合わせたもの、その他の映画が収録されています。「雨」はなかなか印象的な作品でグッと来ました。

http://www.amazon.co.jp/Komposition-fuer-den-Film-Mit/dp/3518584618/sr=1-2/qid=1166614043/ref=sr_1_2/503-8837354-3383934?ie=UTF8&s=english-books
Komposition fuer den Film. Mit DVD

これらの作品は、このコミュに入っているマリオさんのお店で見せてもらいました。
どこかで「クーレ・ヴァンペ」を見ることできないでしょうか。
"Solidarity Song : The Hanns Eisler Story"のトピもご参照に。
このビデオにも映画の断片がいろいろ入っています。
アイスラーファンでしたら感動されると思います。
watiさん はじめまして。
たくさんの情報ありがとうございます。いろいろ参考になりました。

_Komposition fuer den Film_ の原書がDVD付きとは知りませんでした。しかもかなり最近再版されたようですね。まだまだ読まれる価値があるということでしょうか。もし邦訳が出るならこのDVDもぜひそのまま付いてくるといいなと思ってしまいます。


>音楽、たくさん入っていますでしょうか。

『夜と霧』はそれ自体30分ほどの映画なのですが、音楽はかなりずっと鳴っていたような印象があります。CDなどはあるんでしょうか。

あと、参考までにInternet Movie Databaseのアイスラーのページです。
http://imdb.com/name/nm0006058/
上映の機会などがあればこのトピックで情報をシェアできればありがたいです。
相変わらず、濃い内容の会話ですね。うれしくなってしまいます。

映画音楽といえば手元に「プンティラ旦那と下男のマッティ」のビデオがあります。PALのテープのため、まだ見れてないんですが・・・

watiさんはこれご覧になったでしょうか?

http://imdb.com/title/tt0048162/
自分で補足です。国際アイスラー協会のサイトにも映画音楽のリストがありましたね。いま気付きました……。
http://www.hanns-eisler.com/filmmusik.htm

ここの記述によると、アイスラーは『夜と霧』の音楽のいくつかの部分を「Winterschlacht」という劇音楽の一部として利用して、後に「Winterschlacht組曲」というかたちにまとめているそうで、それのCDなら出ているみたいです。

この「Wintershclacht(冬の闘争)」というのがどういう戯曲なのかも気になりますが。
どうもマリオです。

「Wintershclacht(冬の闘争)」はおそらくヨハネス・ベッヒャー原作でブレヒト脚色の芝居だと思います。ベルリナーアンサンブルの公演ポスターをジョン・ハートフィールドが描いているのを見たことがあります。いや、ちょっと待てよ、ケーテ・コルヴィッツだったかな?真っ白いポスターで、行軍する兵士の隊列が下の方に黒いシルエットで描かれている印象的なものでした。
どなたか内容をご存知の方はいらっしゃいませんか?

この組曲でしたらぼくはDDR盤で持っています。一部はハイナー・ゲッペルスの「アイスラーマテリアル」に使われています。
こんにちわ。お久しぶりです。

現在、東京御茶ノ水のアテネフランセ文化センターで開催中の「特集上映 ドイツ映画史展望」のなかで、watiさんのおっしゃっていた「クーレ・ヴァンペ Kuhle Wampe」(アイスラーの音楽、ブレヒトの脚本)がプログラムされているようです。

すでに2回の上映のうち1回は終了してしまっているのですが、まだ7月4日(水)17:10 の回があります。
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/kue/ja2202765.htm

直前で恐縮ですがお知らせまで。自身も今しがた何気なく検索していて気付きました。。。
rinopo さん
 いまこのコメントに気がつきました。
 クーレ・ヴァンペを上映していたのですね!
 旅行に出かけていました、残念です。
watiさま
初めまして。
2007年の会話に、2023年に割って入りますが。
私も気になって、YOUTUBEで「クウレ・ワムペ」見ました。
英語字幕で、しかも下手糞な字幕の付け方ですが、音楽も物語も楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=nWO9RLmNNzk

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