BfR ドイツ ■スチレンがヒトに発ガン性のある可能性 Indications that styrene has a tumorigenic effect in humans 31.08.2006 http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/8285 スチレンは主にプラスチックの生産に使用される液体で、吸入によりマウスの肺に腫瘍が発生する。肺組織の細胞の中で特定酵素によりスチレンオキシドが生じる。これまでこの酵素はラットには検出されておらず、マウスのような腫瘍は発生しない。そのためヒトではスチレンをスチレンオキシドに変換する酵素がないか腫瘍発生に充分な量を作ることができないと見なされていた。BfRが行った実験的研究では、この推定が間違っている可能性がある。ヒト肺組織にもスチレン変換酵素を検出することに成功し、従ってヒトの肺でも発ガン性のあるスチレンオキシドが生じる可能性がある。 この研究は既存化学物質の健康影響再評価に重要である。