過去30年間の報告によると、一日にグラス一杯のワインはメリットがあると思われてきた。しかしこれは研究の欠陥による可能性がある。Addiction Research and Theoryにオンライン発表された論文。少量飲酒の効果に関する54の臨床研究ではお酒を全く飲まない人より少量飲む人の方が死亡リスクが低いとされているものが多い。 しかしこれら54研究のうち、以前飲酒していて(体調不良により)飲酒を止めた人を「全く飲まない人」から除外していたのはわずか7つであった。この7つの研究については飲酒しない人より少量飲む人の方が死亡リスクが低いとの結論が出ているものは一つもない。さらにこの7つの研究で「過去に飲酒していたが今はやめた人」を「全く飲まない人」に分類すると少量飲酒がリスク低下になるという他の研究と同じ結果になった。