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食品安全情報blog mixi支局コミュの新生ラットに与えるGM大豆の影響に関するACNFPの声明

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ACNFP (新規食品と加工工程に関する助言委員会) 英国
■新生ラットに与えるGM大豆の影響に関するACNFPの声明
ACNFP statement on the effect of GM soya on newborn rats
5 December 2005
http://www.acnfp.gov.uk/acnfppapers/gmissues/acnfpgmsoya

2005年11月24日の会合において、ACNFPはロシアでIrina Ermakova博士により行われた予備的試験の報告について検討するよう依頼された。コメントは以下。
http://food.gov.uk/multimedia/pdfs/acnfpgmsoya.pdf
遺伝子組換え(除草剤耐性)大豆に関するIrina Ermakova博士による報告を検討した。この報告ではGM大豆粉を与えたラットから生まれた子どもは、非GM大豆や対照餌を与えたラットの場合に比較して死亡率が高く成長が遅いことが述べられていた。
この報告には結果を評価するのに必要な情報が欠けており、特に試験飼料に関する重要な情報がない。さらにこれは予備的実験でありピアレビュー過程も経ていない。
齧歯類は大量の生の大豆を食べさせられると多数の栄養バランス不良による成長阻害などの有害影響が出ることがよく知られている。これは大豆がGMだろうが非GMだろうが同様である。さらに大豆はGMでも非GMでも生産地により蛋白質含量が異なる。従って種類の異なる大豆を大量に与える場合には、栄養価や非栄養成分が等価となるよう充分注意してバランスをとらなければならない。今回の実験ではこれがどのように行われたのかが不明である。
さらに普通でないことには、大豆の粉が動物に普通の飼料ペレットと同時に与えられている。この研究では母ラットは試験期間中毎日最大20gの大豆粉末を与えられており、このため通常必要なビタミンやミネラルを含む餌を食べられなかった可能性が高い。個々の動物が食べた大豆の量や通常飼料の摂取量データがない。さらに死因に関するデータもない。
GMと非GM大豆検体は異なる場所から供給されており、マイコトキシンや汚染物質などの存在に関する情報もない。
結論として、この予備的研究の結果を説明可能な理由はGMか非GMか以外にもたくさんあり、そうした重要な情報がない限り何ら結論は下せない。委員会はErmakova博士に接触してさらなる情報を得ることを試みており、この研究についてはピアレビューされて雑誌にフルレポートが発行されたら評価を行う。
委員会は2004年にピアレビューされて発表された論文で、良く行われた実験では21%のGM除草剤耐性大豆を含む餌を与えられたマウスで最大4世代まで何ら有害影響はなかったことが報告されていることを付け加える。

(英国で今年になってから一部メディアが騒いでいるようである。騒ぎの元になっているのはこれ)
http://eco-irina-ermakova.narod.ru/eng/index.htm 

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