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食品安全情報blog mixi支局コミュの遺伝子組換え豆とマウスで報告された影響

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FSANZ オーストラリア・ニュージーランド
ファクトシート
■遺伝子組換え豆とマウスで報告された影響
Genetically modified field peas and reported effects in mice
2 December 2005
http://www.foodstandards.gov.au/mediareleasespublications/factsheets/factsheets2005/geneticallymodifiedf3097.cfm

CSIROによるGM豆を与えたマウスの免疫応答が非GM豆と違っていたという論文発表後の特定の型のGM豆の開発中止発表がメディアに注目されている。
1997年から2002年の間にCSIROは殺虫蛋白質(アルファアミラーゼ阻害因子)を導入してマメゾウムシ耐性を持つGM豆の野外実験研究を行ってきた。この野外実験は将来開発を続けるかどうかを決めるためのもので厳格な管理下に行ったもので、GM物質がヒトのフードチェーンはいることはない。

この品種はまだ開発段階でありFSANZにデータが提出されているわけではなくFSANZはこの豆の安全性評価は行っていない。しかしCSIROは数年前にFSANZに認可申請に必要なデータについて照会を行った。FSANZは必要な実験について助言した。

CSIROは新規蛋白質の性質解析研究により、このGM豆において、予期せぬ修飾型アルファアミラーゼ阻害因子蛋白質が発現することを報告してきた。

さらにこの修飾型蛋白質が免疫応答においても異なるかどうかを調べるため、マウスに与えて調べた。その結果、特定の実験条件では、この修飾蛋白質は免疫応答においても異なることが示された。

ただしこの結果はマウスが食品中の修飾蛋白質に対してアレルギーになったというものではなく、ヒトでの反応を結論できるものでもない。

現在アレルギー性についての評価のために国際的に採られている方法は「統合的・段階的・ケースバイケースアプローチ」である。新規蛋白質のヒトへのアレルギー性を予想する単一の決定的試験法はない。評価にはあらゆる情報が用いられる。現在評価に最も関連すると見なされている情報は、以下である。

・新規蛋白質の起源
・蛋白質の物理化学的性質
・既知のアレルギー性蛋白質との相同性
・通常の消化条件での酵素による分解性
こうした情報の重み付けを行って新規蛋白質のアレルギー性についての結論が出される。

こうした国際的に受け入れられている評価方法はコーデックス委員会・FAO・WHOにより考案されFSANZが受け入れているものである。新規蛋白質のアレルギー性についての結論を出すためには多様なデータや情報を使う。現在利用できる各種動物モデルは現時点ではこの評価に使うには不十分である。しかしながら情報の一部としては重要な要素である。

修飾型アルファアミラーゼ阻害因子蛋白質は標準評価法で評価されたわけではなく、現時点でヒト食品アレルゲンとしての結論を出すことはできない。さらに今回用いられた動物モデルはヒトでの免疫応答を予想できるものではなく、著者もそのような予測は行っていない。従ってこの報告がヒトのアレルギーについてどれだけ関係があるかは明確ではない。外来蛋白質に暴露されたときの反応には宿主の遺伝的要因が影響する。

この研究結果のヒトアレルギー性への重要性は明確ではないが、CSIROはこの研究計画を中止することを決定した。このような決定はGMOの開発過程に限ったものではない。

通常の交配による非GM植物の開発も予期せぬ有害影響が発見されて中止になる。
FSANZはあらゆる科学的情報を監視し続け、国際的に同意された方法が利用できるようになれば適切にそれを現在の評価方法に組み入れる。
CSIRO (Australian Commonwealth Scientific and Research Organization)のプレス
リリース
GM pea study backs case-by-case risk assessment
17 November 2005
http://www.csiro.au/csiro/content/standard/pssp,,.html
その論文
Transgenic Expression of Bean α-Amylase Inhibitor in Peas Results in Altered Structure and Immunogenicity
Vanessa E. Prescott et al.,
Journal of Agricultural and Food Chemistry  Volume 53, Issue 23 (November 16, 2005) pages 9023 ? 9030 

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