EU ■欧州委員会が遺伝子組換え(GM)トウモロコシMON 863について飼料としての輸入・加工を承認 GMOs: Commission authorises the import of GM maize MON 863 for use in animal feed (8 August 2005) http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1046&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en 欧州委員会は8月8日、害虫抵抗性遺伝子組換え(GM)トウモロコシMON 863について、動物飼料用途における輸入・加工のための販売を承認した。但し食品としての使用や栽培は認められていない。このGMトウモロコシはモンサント社が開発し申請していたもので、承認は今後10年間有効である。 背景:GMトウモロコシMON 863に関しては、モンサント社が動物飼料用の輸入・加工・使用についてドイツの担当官庁に申請していた。ドイツ当局は、申請された使用形態ではヒトの健康や環境へのリスクを示す科学的エビデンスはないと結論したが他のメンバー国から異議が出され、諮問を受けたEFSAが2004年4月16日、この品種が在来種のトウモロコシと同様に安全であり有害影響はありそうもないとする意見書を提出した。その後、ドイツ当局が最初の申請に含まれていたラットの混餌投与試験についての再評価を申請したが、これを検討したEFSAは最初の意見に変更はないと結論した。 その後2004年11月に開かれた規制委員会(Regulatory Committee)及び2005年6月に開かれた環境理事会(Environment Council)ではいずれも承認決定についての結論を出すことができず、EU規則にしたがって欧州委員会が最終決定を採択した。