JNCIの6月14日号に発表された研究により、赤身肉と加工肉の大量摂取は結腸直腸ガンのリスク増加と関連することが確認された。 この研究はヨーロッパの50万人以上のコホートからなるEPIC研究のデータを用いたものである。平均フォローアップ期間5年で1329症例の結腸直腸ガンが報告され、赤身肉や加工肉を最も多く食べる群では最も少ない群より35%のリスク増加が見られた。同時に最も多く魚を食べる人は魚を食べるのが最も少ない人より31%リスクが低かった。家禽類の摂取量との相関はなかった。 Norat T. et al.: Meat, Fish and Colorectal Cancer Risk: The European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition. The Journal of the National Cancer Institute, Vol. 97; No.12, 2005 EPIC (European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition) のサイトは以下 http://www.iarc.fr/epic/index.html