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極東軍事裁判コミュの失われたJustice

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このグループにいる方は東京裁判について知識は深いと思うので詳しく述べる必要がないのは承知です。けど、共感してもらいたくて来ました。これから書くのは僕の日記に書いたことなんで一般の友人に対する思いです。

まず、この下記の記事について。

A級戦犯 「国内法で犯罪人ではない」 民主「口頭試問」 安倍・麻生氏見解
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3245&media_id=3

この記事を読んでから僕の主張を聞いてもらいたいんですが、始めます。


まず始めに、結論としては岡田・元民主党代表の考えには反対です。そもそもA級戦犯という言葉は存在せず、僕の記憶が確かなら某新聞社、あるいは間違った日本人が作り出してしまった表現であるということ。それが外国にも伝わり「日本人はそう理解してるか、じゃあそこを上手く使わない手はないな」って事で現代の戦争責任論は発達した、と理解しています。

良い機会ですのでさらに詳しく言うと、A級のAとは、同条例の英文 Charter of the International Military Tribunal for the Far East において同条(イ)が (a) となる事に由来する分類上の名称であり、罪の軽重を示す意味は含んでいない、という事。そして当該裁判では侵略戦争の開始は一番重い戦争犯罪と解釈され適応された刑も重かった(極東国際軍事裁判の被告人のうち、松井石根は同裁判の判決においてA級に該当する犯罪容疑では全て「無罪」とされており、A級戦犯ではないとする説もある)。

まずは上記を理解することから始まると思います。

1、国際法を無視した無効裁判だった。

そして、ダグラス・マッカーサー司令官によって任命された、米、英、仏、オランダ、ソ連、カナダ、ニュージーランド、中国、オーストラリア、フィリピン、インドの各国から選ばれた十一人の判事によって二年間にわたる審理が重ねられたのですが、まず、問題点は日本の主張は全て却下されているということ。被告側に弁護するのがいない裁判なんてありません。

裁判長は、オーストラリア代表のウエップ判事です。この十一人の判事の判決はどうだったかというと、結論からいえば、米、英、ソ連、中国、カナダ、ニュージーランドの六力国の判事が下した有罪とする判決が多数派として通り、日本国ならびに戦争の首謀者は有罪となった。しかし、後の五人は、この六人とは異なる意見書を提出しているのです。六人の判決を軽すぎるとしたのは、フィリピンのジャラニフ判事のみで、ほかの四人は六人の意見に疑問を投げかけました。

なぜか?(ここからが重要!!)

まず、減刑を主張したのは、オランダのレーリング判事。「廣田弘毅元首相は無罪、ほかの死刑因も減刑せよ。ドイツのナチスの処刑に比して重すぎる」との見解です。そしてフランスのベルナール判事は、「この裁判は法の適用および手続においても誤りがある」と裁判の不当性を指摘し、「十一人の判事が一堂に集まって協議したことは一度もない」と内部告発の声さえあげている事実がある。

極めつけは、終始一貫して全員無罪、いや「東京裁判は裁判にあらず、復讐の儀式にすぎない」と強く抗議し、裁判自体を違法として、根底から否定した判事がインドのパール博士でした。パール判事に関しては国際法の知識がある人はご存知だと思います。

「この裁判は、国際法に違反しているのみか、法治社会の鉄則である法の不遡及まで犯し、罪刑法定主義を踏みにじった復警裁判にすぎない。したがって全員無罪である」

と傅士は主張しました。

ちなみに、法の不遡及とは、後でできた法律で過去の出来事をさかのぼって裁いてはいけないという法治社会の根本原則です。多数派の判事が同意した検察側の起訴状の内容は、

「東條英機元首相以下二十八人の戦犯は共同謀議を行っていた。目的は侵略による世界支配である。その目的を果たすために通常の戦争犯罪のほかに、“平和に対する罪”と“人道に対する罪”を犯した」

とするものでした。

つまり、何が言いたいかというと、通常の戦争犯罪とは、捕虜の虐待、民間人の殺戮、放火、略奪などをさします。パール博士はそれらの戦争犯罪を認めた上で、なお日本を無罪としました。

そして、そもそも、世界大戦当事の国際法上、“平和に対する罪”と“人道に対する罪”など存在しなかった、という事実。いやそれどころか、戦時中は、連合国側にしても敗戦国の指導者を裁こうという発想自体が存在していませんでした。

東京裁判の判決を考えるにあたり、理解しておかなければならないのはThe Nuremburg Tribunalです。日本語で言うとドイツの首脳を裁いたニュルンベルグ国際軍事裁判です。

この時、ナチス・ドイツを裁くにあたって、連合国側が持ち出してきたのが、「人道に対する罪」「平和に対する罪」です。すなわち、日本とA級戦犯とされた被告たちは事後法によって裁かれたわけです。事後法で裁くことは文明社会では許されていません。ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺(ホロコースト)を罰するためにニユルンベルグ裁判条例で新しく設けられた「人道に対する罪」を、ナチスのような民族大虐殺を行っていない日本に適用したのはあまりにも強引です。


2、判決は裁判の前から決まっていた。

そもそもこの裁判は、最初から違法でした。なぜならオーストラリアのウエッブ裁判長とフィリピンのジャラニ判事は法廷に持ち出された事件に、前もって関与していたので判事としては不適格だったし、協定用語(法廷での公用語)である英語と日本語がともに理解できないソ連のザリヤノフ判事とフランスのベルナール判事らも適切な判事ではありませんでした。ましてや中国の梅汝敖判事は、本来裁判官ではなく、論外です。国際法の学位を持つ判事はパール博士ただひとりというでたらめぶりです。

ここでもわかると思います、中国のでたらめぶり(苦笑)。

裁判中の判事たちのふるまいも対照的でした。ほかの判事が観光旅行や宴会にうつつを抜かしている間も、博士は、ホテルに閉じこもり、調査と執筆に専念していました。裁判の間に博士が読破した資料は四万五干部、参考図書は三千部におよんだといい、なかなか知られているエピソードです。しかも驚くべきことに、裁判を開く前に判決は決まっていたという事実が後に判明しました。なぜか? 博士が、後にご子息、プロサント氏に「裁判所が判事団に指令して、あらかじめ決めている多数意見と称する判決内容への同意を迫った。さらにそのような事実があったことを極秘にするために、誓約書への署名を強要された」と語り残しています。博士はこのようなプレッシヤーの中、断固として同調を拒否し続けたのです。

このような事実が知られていない中で、極東裁判を語るのは間違っています。

パール判事が主張するように最も重要なポイントは「法の真理」に準じ、公正な判決をしなければならなかった点。パール博士は、

「戦勝国が敗戦国の指導者たちを捕らえて、自分たちに対して戦争をしたことは犯罪であると称し、彼らを処刑しようとするのは、歴史の針を数世紀逆戻りさせる非文明的行為である」

と論じ、

「この裁判は文明国の法律に含まれる貴い諸原則を完全に無視した不法行為」

であると宣言しました。僕は全く同意します。


3、当事者達も認めている東京裁判の正当性。

判事の中の一人、レーリングは「連合国側の犯罪行為については、一切取り上げることは許されなかった」と振り返り、東京裁判が最初から有罪を前提としたいかにひどい裁判だったかを暴露しています。そしてレーリングは、「二流の人物」「とうてい役不足だった」とウエップ裁判長を酷評し、みずからをも含め、パール博士を除く判事が、国際法に関しては素人同然だった事実を認めたのです。

東京裁判の過ちを認めたのは、レーリング判事だけではありません。レーリングから「とうてい役不足」と酷評されたウエップ裁判長も、東京裁判の主席検事で米国の代表者、キーナン検事も、後に東京裁判は国際法に準拠しない違法裁判であることを認める発言を行っており、現在、東京裁判の正当性を信じている法律家は皆無といっていいほどです。ですから、僕が国際法の授業で学んだのも、正当性以前に、この裁判は「侵略」の定義さえなかった時代に、日本の侵略戦争と断じた愚挙にふれ、博士が危惧したのと同じく、「次の戦争では、勝者が戦争を終結した時に新しい法律をつくって、敗者がそれを破ったといって、いくらでも罰することができる、悪しき前例をつくった」と、この違法裁判が後世に残した禍根について学びました。

挙句の果ては、マッカーサー自身が過ちを認めた事実!!

東京裁判を画策した張本人のマッカーサー元師でさえ、昭和25年10月15日、ウエーキー島でトルーマン大続領と会見した際、東京裁判は誤りだったとの趣旨の告白を行ったばかりか、翌年5月3日に開かれたアメリカ上院の軍事外交合同委員会の聴聞会においても、

「日本が第二次世界大戦に突入していった理由の大半は、安全保障だった」

と明言しています。GHQでマッカーサーの側近であったホイットニー少将の回想録にも、マッカーサーの次のような発言が出てきます。「敗戦国の政治指導者を犯罪人としたことは忌わしい出来事だった」と。


4、国際的正義を勝ち取ろうとしなかった日本人の不甲斐無さ。

裁いた連合国側ですら東京裁判の違法性が議論されたのに、なぜ日本では世論が盛り上がらなかったのか?

最大の原因は、占領軍による戦後のプロパガンダが成功していたため。そのため、本当に日本に侵略意図があったのか、戦犯に法的根拠があるのかなどの本質にふれることなく、日本人は東京裁判史観を受け入れていきました。本来、問題を指摘すべき、当時の日本の有識者や法律家、それを伝えるべきジャーナリストは、あえて東京裁判から目をそむけ、歴史の真実を解き明かそうとせず、アメリカのご機嫌をうかがってばかりいました。それだけならまだしも、外務省は、英文パンフレットまでつくって、東京裁判に対する御礼を出していたのですからあきれます。当時は、アメリカの影響力が大きく、「アメリカが風邪を引けば、くしやみをする」といわれた時代です。独立を果たしたとはいえ、まだ日本はアメリカの庇護がなければ、経済的にも、国際政治の場でも、力を持っていなかったからです。

しかし、こんな状況があったとしても、僕は日本の国益を考えれば、間違いは間違いとして正し、将来への禍根は断ちきっておくべきだったと思います。今の日本が苦労しているのはこんな出来事からはじまっていると思います。


5、原爆を投下された被害国がなぜ謝罪するのか?

広島の原爆記念日のニュースでよく、

「私たちは、あの過去の悲劇を二度と繰り返しません」という反省の言葉を聞いた事があると思います。

これはどう考えても納得がいきません。個人的には大反対です。悲劇を繰り返さないといいますが、加害者は、原爆を投下して、二十万人もの命を奪ったアメリカです。勝敗はすでに決していたのに、大量殺人を犯したのは、アメリカのほうなのです。しかも、原爆を広島に投下するにあたり、アメリカは、明らかに最初から大量殺毅を意図していたんだから。

なのに、なぜ、被害者であるはずの日本が原爆投下を謝り続けなければならないのか。これはわれわれ日本人の間に、自虐的な史観が刷り込まれている証拠です。

つまり、民主党の岡田・元代表の意見はここから来てるかなと感じ、反論する決意をしました。

パール判事は、

「東京裁判で何もかも悪かったとする戦時宣伝のデマゴーグがこれほどまでに日本人の魂を奪ってしまったとは思わなかった。東京裁判の影響は原爆の被害よりも甚大だ」

と嘆き、広島を訪れた時に、

「この『過ちは二度と繰り返さぬ』という過ちは誰の行為をさしているのか。もちろん、日本人が日本人に謝っていることは明らかだ。それがどんな過ちなのか、わたくしは疑う。ここに祀ってあるのは原爆犠牲者の霊であり、その原爆を落とした者は日本人でないことは明瞭である。落とした者が責任の所在を明らかにして『二度と再びこの遇ちは犯さぬ』というのなら肯ける。この過ちが、もし太平洋戦争を意味しているというのなら、これまた日本の責任ではない。その戦争の種は西欧諸国が東洋侵略のためまいたものであることも明瞭だ。さらにアメリカは、ABCD包囲綱をつくり、日本を経済的に封鎖し、石油禁輸まで行って挑発した上、ハル・ノートを突きつけてきた。アメリカこそ開戦の責任者である」

と言いました。同感です。

つまり、結論としては

「東京裁判に正当性などはなく、失われたJusticeだった。そして一番の問題は、東京裁判が“法の審理”を根底から覆す出来事だった事実」

日本人に今できる事は何か? それは

6、戦後の過ちを是正すること。

つまり、東京裁判は結局のところ、日本人に「東京裁判史観」という名の虚構をつくりだすための茶番劇にすぎなかったって事。戦後も日本をアメリカの支配下に置くための策謀です。アメリカの狙いはまんまと成功し、戦後、日本はアメリカから押しつけられた枠組みの中で、戦前とは断絶した国家を築き上げました。それは多分に、日本人の国民性、文化、歴史に合っているとは言いがたいものでした。さらに戦後、すでに半世紀以上が経過しており、アメリカの指導のもとでつくりあげたシステムは老朽化し、日本の現状にはそぐわなくなっています。

日中関係にしてもそうです。日本の「謝罪外交は」間違っていました。今こそ立ち上がる時なのです。だから僕は日本の国連安保理への参加を強く支持しています。


実際の日記にはここから続きがあります。しかしこのグループの趣旨とは違うので削除してあります。もしよかった僕のミクシィ見に来てください。

失礼します。

コメント(9)

戦後から今まで続く膨大な自虐歴観のプロパガンダの量に比べると、貴殿の発言など100億分の一かもしれません。だからこそ発言を続けてたぐさい。いたるところでお願いします。僕は勉強不足でまだ自分の言葉で旨く話せませんが、ここで勉強して僕も自虐歴観に立ち向かって行きたいと思います。
これ特に大学の研究室とかに乗り込んで話すと、
場所にもよりますが結構面白い扱いを受けるんですよね。
「出て行きたまえ」とか「偉そうに」とかw
まあ実績も語学もないので、仕方ないんですがね。
Phangnga氏は語学はあるみたいですし実績を挙げ得る環境に
ありますから、是非頑張って頂きたいです。
でももう少し、ことにここのようなアドホックな議論なんかでは
冷静になったほうが馬鹿は見ないかもです。
けちつけて楽しんだり妨害したがる人多いですから。
確かに、日本は立ち上がるべきです。
ここ最近、(拉致事件から)日本人らもこのままではおかしいいということで、立ち上がってきつつありやっと、普通の国になりつつあると思います。
ただ、国連の安保理に参加するのはどうなんですかね?
国際連合を英訳するとunited nationです。
本来の意味は、連合国という意味です。
今だに、敵国条例というのがあり日本とドイツは敵だと言うから笑ってしまいます。
戦後60年もたってまだ敵なのかって?サンフランシスコ平和条約でおわっているのに・・・。
中国は、日中友好条約で終わっている事ですし、韓国も韓国基本条約で終わっている事です。
奴らは、いつまでも日本人がやられっぱなしと思うなっていいたいです。
靖国問題、尖閣、竹島問題強気で行こうよ!!
日本政府!!
今だ、岡田ちゃんみたいな事を言っている政治家は首!!
政治家は、本来国民の財産、幸福を追求する権利を守ることです。
それが守れない政治家は、国益を語れない政治家は国会議員なんかになるな!!
社民党、共産党は解散しろ!!
って言いたいです。
外交は、武器なき戦いであると、政府も国民も気づくべきだと思います。
phangngaさんへ

ぜひこれからも、人が聞き入れやすい丁寧な言葉で語り続けてください。僕は期待しています。

議論のテクニックとしては、派生することに目を向けず、当初の主張を繰り返すのか得策酢もしれません。

安保理常任理国入り問題は自虐史観と繋がっていると思われまずか、本文の流れしとてはやや飛躍したように思えます。
>5: ひろみぷさん、

全く同感です。

中国のような人権の無い、独裁国家に安保理にいる資格はないです。ODAを返してほしいですよね。ムダに使われるくらいだったら。

教科書問題にしてもですが、一冊しかない、政府が決める歴史のどこに「正しい歴史」があるのでしょう? 歪曲してるのはどちらか明らかですよね。

竹島問題にしても。
あそこまでしなければ自国民をまとめる力の無い中国や韓国には呆れます。今まで適当にやってきたツケは大きいですね。

隣国の我々にはいい迷惑です。

先日、大学のセミナーで沢山の根拠を用いて中国人に怒りをぶつけてやりました。もちろん、感情的なものではなく、冷静に、学術的に訴えました。

言うまでも無いですが、反論できずに終わっていきました。
こんなもんですよ、彼らは。要するに、表面上なんです。本来は親日なんです。

薄っぺらい反日感情だと知っているから、日本政府は冷静に対応しているのです。アジアの国同士で対立していては我々は欧州、アメリカに置いてかれてしまいます。

中国・韓国にはぜひ自覚してもらいたい。自分達の行動がどれほど幼稚なのかを。
1951年=昭和26年5月3日、米国議会上院軍事外交合同委員会に於けるマッカーサー証言原文の
「They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan. Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.」
でないですか?

ま、マッカーサーはさておいて。

問題なのは、現在の政治家達が戦争犯罪を肯定している人間が多いのではないかと。岡田氏も含め。
外交戦略として、思想を偽装するならばまだ理解できるが、本当に、東京裁判やA級戦犯なるものを肯定しているようで。。
戦後の経済復興はしたものの、戦後教育の影響は、まだまだ続きそうですな。

でも、Phangnga氏のように、法を学ばれている方が、しっかりと学ばれていることに安心する。がんばってくだせぃ。

ただ、セミナー等では、反日教育を受けてきた●国、韓×の方々を、やっつけるというより、正しいことを教える気持ちで行うとより効果があると思いますよ。

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