奈良の宝「まりお流」コミュのついに再登場イベリコ豚バラ肉の創作ラーメン＆ドロドロ麦味噌つけ麺

毎日毎日誰かがイベリコ豚の創作はまだやらないのか？
と質問してこられます
よほど美味しかったのだとは思いますが
自分の限界に挑んで毎週違う創作を考えると言う信念があるので
少し間隔をあけないと自分の修行にならないと思っているし
数ヶ月封印しておきました
そしてついに解禁です
イベリコ豚ばら肉は又旭川の工場で使い易い様に加工してもらいました
一旦少し凍らせてから薄切りにして丸めてもらうのです
そうする事によって素早く調理出来るし
薄い方が柔らかくて美味しいし
表面積が大きくなるので短時間で出汁と油が沢山出るのです
イベリコ豚ばら肉スープは大量の油が命ですからね
旭川に大変困難な仕事をして下さる工場があるのです
今回はブラックに近いスープです
ベースは最近開発した物凄く大量のアサリからとった貝出汁＆丸鶏です
蛤は何時もの量入れますが
アサリは恐ろしい位使います
あっさりでもメチャクチャ濃い正油スープになります
そのスープに更にイベリコ豚ばら肉２００ｇを入れて電子レンジ調理をする訳ですから不味い訳がありません
上品かつ切れやこくを前に出して最高のバランスで仕上げました
最初塩でやろうと思って何回も試作しましたが
やはりイベリコ豚の肉そばは正油が最高に合います
塩も美味しいのですがイベリコの特徴が正油スープと比べると薄らいでしまうのです
かと言って前回の作品以上に仕上げなければならない試練が待っています
そこで今回はブラックに近いタレを作りました
タレにも恐ろしい位の貝や煮干しや野菜や肉・・・・等を放り込みました
たれの出し殻を捨てるのは非常にもったいないですが
塩辛いので捨てています
さぁー今回は究極に近いアッサリ肉そばをお楽しみに
値段は今回も１３６５円に設定しました
これだけ大量の食材を使ってこの値段は安すぎると思います
ランクが上ランクの上質のイベリコ豚ばら肉は高価ですが
具としても美味しいのでロスが少なくて
大量に使っても惜しくはありません

僕は珍しい飾り付けや綺麗な美しい盛り付けは
もう数年も前に卒業しました
ある日悟ったのです
まりお流らーめんはスープに一番力を入れてうんと個性を出そう
だから盛り付けやトッピングにはあまり拘りません
早く盛り付けた方が冷めないし麺も延びないですからね
まりお流らーめんの追求するのはスープです
スープに原価をかけて何処にも無いスープの味を追求します
色んなラーメン店主の色んな考えがあるとは思いますが
僕が最後にたどり着いたのは美味しいスープ
ここだと言う信念です

こってりは手羽先餃子を使ったつけ麺です
釜揚げにしないと手が回らないし
食べている途中に冷めてぬるいつけだれは途中で味が落ちます
今回は麺が延びない様にぬるま湯に入れた釜揚げにします
麺をぬるま湯に入れてつけたれを大量にすると
最後まで熱々で食べられます
つけだれは親友の宮ノ下先輩が教えてくれた
鹿児島の麦味噌を使った麦味噌タレです
鹿児島の山の中の蔵元で少しだけ作っている
美味しい美味しい麦味噌は中々お目にかかれません
麺はおそらく日本中でマリオしか手に入らない国産の黒小麦と
物凄く香りの良い小麦の全粒粉の極太麺です
香りが強く素晴らしい風味なので麦味噌の強い香りに負けません
具と出汁取りと両方を兼ねた手羽先餃子も美味しいですよ
ドロドロつけだれが麺に絡む絡む
甘い味噌なのでいくらでも麺が入ります
尚つけ麺の替え玉は受け付けません
アッサリの大盛りも味が落ちるし麺が延びて不味くなります
スープもこの創作の大盛りは
かん水が出て来て香りが悪くなります
せっかく美味しく食べてもらおうと思って創作したのに
スープと麺の美味しさが落ちてしまっては何にもなりませんからね
どうしても沢山食べたいお方は替え玉でお願いします

さぁー今週は又大勢の創作ファンの方々がお出でになると思われますが
あっさりは２００食
こってりは１５０食位しかありません
特にあっさりは売りきれるかも知れませんので
その辺をどうぞ考慮してお出で下さいませ

来週の木曜日までやります

今週もメチャクチャ美味しいでぇー