ここまで続いてしまいました（笑）
いよいよ、愛と涙と感動に包まれた最終回です。みなさん、ハンカチの準備をしてから読んでください。（←おおげさ）
『ジョージとキャサリン最終章
〜８年と２年前から愛してる〜』
ある日の新聞社。
編集長は相変わらず新人社員をつかまえてはなにやら熱く語っている。
『ごめんくださ〜い
』
その声の主はジョージだった。
横には母親とおぼしき人物も一緒だった。
『おおフィリッ…おっと、ジョージだったな。』
彼は実の息子のようにジョージとの再会を喜んだ。
『で……会えたんだな。』
編集長はジョージの隣の母親とおぼしき女性にかるく一礼をした。
『ええ、紹介します。ぼくの婚約者で【フランソワおばさん】です
』
『おやおや、ジョージったら
【おばさん】はナシって約束だろう？』
『ああ
いっけね〜
』
『いい加減慣れとくれよ』
『うん、今度から気をつけるよ、フランソワ』
編集長は思った。
まあ、愛の形は人それぞれだし………。
『ま、まあ、なんにせよおめでとさん。
おお、そうだ。今日はお祝いだ。ウチに飯食いに来ると良い。うちの嫁さんはここらじゃ珍しいが、日本料理が得意でね〜、とくにミソスープってのがとびきり美味いんだ
』
『ミソスープって、どんなのなんです？楽しみだなぁ〜、編集長の奥さんも見てみたいし』
『よし、そうと決まればごちそう用意しとくぞちょっと電話してくるわな。』
編集長はそういうと携帯電話を片手に廊下へと行った。
トゥルルルル
『ああ、キャサリンか？おれだ。今夜部下夫妻をウチに連れてくんでご馳走を用意しといてくれ。ああ、いつものミソスープも頼むよハニー。』
この日の夜、この小さな街で新聞をにぎわす事件が起きたとか起きなかったとか。
完
いよいよ、愛と涙と感動に包まれた最終回です。みなさん、ハンカチの準備をしてから読んでください。（←おおげさ）
『ジョージとキャサリン最終章
〜８年と２年前から愛してる〜』
ある日の新聞社。
編集長は相変わらず新人社員をつかまえてはなにやら熱く語っている。
『ごめんくださ〜い
』 その声の主はジョージだった。
横には母親とおぼしき人物も一緒だった。
『おお
フィリッ…おっと、ジョージだったな。』 彼は実の息子のようにジョージとの再会を喜んだ。
『で……会えたんだな。』
編集長はジョージの隣の母親とおぼしき女性にかるく一礼をした。
『ええ、紹介します。ぼくの婚約者で【フランソワおばさん】です
』 『おやおや、ジョージったら
【おばさん】はナシって約束だろう？』 『ああ
いっけね〜』 『いい加減慣れとくれよ
』 『うん、今度から気をつけるよ、フランソワ
』 編集長は思った。
まあ、愛の形は人それぞれだし………。
『ま、まあ、なんにせよ
おめでとさん。 おお、そうだ。今日はお祝いだ。ウチに飯食いに来ると良い。うちの嫁さんはここらじゃ珍しいが、日本料理が得意でね〜、とくにミソスープってのがとびきり美味いんだ
』 『ミソスープって、どんなのなんです？楽しみだなぁ〜、編集長の奥さんも見てみたいし』
『よし、そうと決まればごちそう用意しとくぞ
ちょっと電話してくるわな。』 編集長はそういうと携帯電話を片手に廊下へと行った。
トゥルルルル
『ああ、キャサリンか？おれだ。今夜部下夫妻をウチに連れてくんでご馳走を用意しといてくれ。ああ、いつものミソスープも頼むよハニー。』
この日の夜、この小さな街で新聞をにぎわす事件が起きたとか起きなかったとか。
完
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