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映画愛好会コミュの【ネタバレ】『アウトレイジ』[ 2010年6月12日公開 ]

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●Introduction
関東一円に勢力を張る巨大暴力団組織・山王会組長の関内のもとに、一門の幹部が集結していた。その席上、関内は若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元と直系ではない村瀬組との蜜月関係について苦言を呈す。そして、加藤から村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、その配下の大友組組長・大友に“厄介な”仕事を任せる。こうして壮絶な権力闘争が幕を開けた…。

北野武監督待望の新作は、ヤクザの世界で男たちが繰り広げる、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を描いた本格バイオレンス・アクションだ。自分の欲望を満たすためには、手段を選ばず、兄弟分すら叩き潰す――登場人物すべてが悪人というこの異色のドラマは、これまでのキタノ映画の特徴でもある静謐さをかなぐり捨て、膨大なセリフの量と凄まじい怒号が飛び交う異色作となった。タイトルの意味は“極悪非道”。主演のビートたけしのほか、三浦友和、椎名桔平、加瀬亮ら北野作品に初めて出演する豪華俳優陣が、最高のキレ演技を見せているのにも注目したい。
[ 2010年6月12日公開 ]

コメント(31)

 おふざけが過ぎたり、シュールだったりで『座頭市』以外北野作品はスルーしてきました。たまたま当選した本日の東スポの試写会で、余り期待しないで参加した次第です。
 音響施設の素晴らしい新橋FSホールということもあり、バイオレンスとして迫力満点!ほぼワンシークエンスの3分前後に1回は、人が殺されたり、指が詰められたりとバイオレンスなシーンが続々展開し、画面に惹き付けられるのでなく、逃げ出したくなります。描写のリアルで凄惨なところは半端ではありません。

 そして肝心の悪い奴らの悪賢さは、もう底なし酷さ。ヤクザといえどもうかうかしていると、さっきまで、池に落ちた犬をたたいていたかとおおもうと、次のシーンでは、立場が逆になっていたり、さらにそれを指示していた陰謀の主すらも、油断したところを填められてしまうのです。最後に笑う人物、そして生き残る人物は、意外でした。
 陰謀が渦巻くなかで、かろうじて主人公のヤクザだけは、刑務所に逃げ込み、追及の難を逃れます。しかし、そこにも思わぬ伏兵が待っていて、自分が捲いた抗争のタネの因果を負うはめになります。冒頭からラストまで伏線の張り方も緻密で、複雑。
 シュールなところもなく、北野作品としては珍しく徹頭徹尾エンターティメントに徹しています。ビートたけしが出演しているのに全く笑いを取らないのも珍しいのではないでしょうか。それくらい北野監督が、執念で売れ線のバイオレンス作品を仕上げたといっていいでしょう。

▼試写会レビューの全文は日記を参照ください。
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1504213390&owner_id=492091
本日公開。見てきた人の感想をお待ちしています。

いや、ところどころに暴力をお笑いに転換していたといいますか、ブラックジョークならぬ、ブラックなユーモアが発揮されていましたよね(実際にそのシーンの幾つかは観客側もクスクスとお笑いをとっていた)。

北野武さんによる渾身の暴力バラエティーの極みだと思います。
久しぶりに北野監督の映画を観ました。

初期の作品のような暗さを感じさせない分、北野組初出演の俳優たちのヤクザ演技とところどころ工夫を凝らしたバイオレンス・シーンをホラー映画のノリで楽しめました。

詳しい感想です【ネタバレなし】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1512811535&owner_id=11667968
笑いとバイオレンスが紙一重である、ってシーンがちらほら。


個人的にゎ良作だと感じましたるんるん
典型的なヤクザ映画でとても分かりやすかったですほっとした顔
ゃはり目を覆ってしまぅ位過激なシーンもぁりましたがあせあせ(飛び散る汗)笑ってしまぅ箇所がぁったぉかげで救われましたハート
見てきました〜グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
ちょっとわざとらしいとこもありましたが、私は面白かったでするんるん

この映画はフランス人には理解出来なさそうですねあせあせあせあせ(飛び散る汗)

バイオレンスと抑えたお笑いの割合が、とてもバランスよく表現された映画です。

どっちもあれ以上やっちゃうと、とてもお客を呼べるような代物では無くなってしまいますからね。

そこら辺の加減さが上手になったと思います。

映画らしいちゃ、映画らしい!
アート路線じゃなくエンタメ路線にした、という事なら「座頭市」の方が良かったかな?

物語の収束の仕方は良いですが、終始どうしても「BROTHER」の影がちらついてしまうし目新しさはあまり感じず。

ただしやはり北野監督作というのは他の人とは一線を画す才能は感じますね。
アートではなくエンターテイメント。

映画を見て、なるほど、と思いました。
奇を衒った演出もストーリーもなく、王道のヤクザの抗争物語。
でも、その「王道さ」がすごく心地よかった。
軽いけど、厚いという感じ。
俳優さんの演技もよくて、私はとても面白く見れました。

従来の、言葉のない武さんの世界を求めてる方には、物足りないと思いますが・・・
自分の日記ではネタバレなしで書いています。
こちらではネタバレありで書かせていただきますので、未見の方は注意してください。

面白かったところや、興味深かったところを探すのが好きなので、そう感じたところなど。


【はげしくネタバレしますので、これからご覧になられる方は注意してください】


1・進化した北野ヤクザ映画。監督自身が「今までより進化できたかな」とおっしゃっていたが、それは十分感じた。それぞれが背負うものや、過去などは全く描かれておらず、己の欲だけに焦点が当たっており、ただそれだけを追求した単純で解りやすい物語。それであるのに、エンターテインメントとして成立する面白さがしっかりと表現されているのはすごい。

2・痛い描写。殴る蹴るという暴力表現もさることながら、カッターナイフを使った指詰めや、歯医者の道具を使ったもの、下を噛んで昇天するなど、思わず痛いと思ってしまう描写が多い。不思議なのは、銃で撃ち殺されるときには、その痛さをあまり感じず、かっこよさを感じてしまうということ。最後の紐と車を使った首吊りのような殺し方は、残酷さとヤクザの恐ろしさが強烈に描かれていたように思う。

3・それぞれが違うタイプの悪人。全員悪人である本作には、いろんなタイプの悪人がでてくるが、どれもが個性的であり、どこにもいそうな感じがする人物ばかり。ヤクザであるのに、一見、人当たりが良さそうな感じにみえて、実はものすごく恐いというのもリアルな気がした。人間、誰しも良い面と悪い面を持っていると思うが、この作品では良い面を描こうとしていない。「BROTHER」のときのような人情が出てくることは全く無く、徹底して悪い部分ばかりというのが実に解りやすく面白い。

4・シームレスとなった北野表現。北野監督の作品は、ユーモアのシーンや芸術的なシーンは、本筋から少し離れたところで、効果的に演出されている気がしていたのだが、今回は本筋に絡むかたちで、離れることなく綺麗に表現されていると思った。水野が女を抱くシーンでは、背中の彫り物がクローズアップされる。ヤクザの世界にある「動く絵、生きている絵」という芸術がさらっと表現されているような気がした。

5・世界はこういうふうに回っている。下克上がテーマとなっているが、ヤクザの世界に関わらず、どの世界もこんなふうに今までやってきたのだと思う。権力者がいて、それに従う者たちがいる。しかしトップを狙う輩は大勢いて、のし上がっていこうと目をギラつかせながら、金や権力を手にしようとタイミングをうかがっている。どの世界でも、ずっとこういうことをして続いてきたのだという気がした。


長くなってしまったので続きは↓
>20の続きです。



とっても面白い映画でした。恐い映画というイメージがあるかもしれませんが、確かに恐いのですが、自分はとっても笑ってしまったシーンも多かったです。
今回の作品は、暴力に付属するかたちで「笑い」を作っていたように思います。
大友にカッターナイフで顔を切られた木村、親分の村瀬が包帯でグルグル巻きになった顔を見て、「なんだぁ、その顔」とこぼす。そのあと木村の顔が映るのですが、その姿に思わず笑ってしまいました。しかし、今度はそう言っていた村瀬が歯医者で口の中に器具をつっこまれて痛い仕打ちを受けたあと、木村とは比べ物にならないほど、ほとんどミイラ男のような顔で表れるという、この二段重ねの笑いには大いに爆笑しました。
ラーメン屋のシーンも面白いです。ヤクザ二人が入ってきたことにビクついて、早々に金を払って逃げていく男がいる一方、音楽を聴いていて現状を把握していない若者がタンメンを注文します。その姿を水野がニヤつきながら見ている(このシーンはすごくかっこいいです)。店長のところに押しかけた水野たちは、菜箸で耳をぶっさしたりしますが、若者は音楽を聴いているから気づかない。包丁で切り落とした指がラーメンの中へ。「おい、さっさと運べよ!」と怒鳴るヤクザの声に、「はいっ!」と店員は若者にラーメンを持っていく。これはもうたけしさんお得意のお笑いシーンそのものだと思います。人間の指がラーメンに入っているという、ものすごくグロテスクなことを、一瞬で笑いに変えます。「おいおい、客に出しちゃダメだろう」と思わず突っ込みたくなる。痛さと恐ろしさを中和させるようなかたちで笑いが入っていたように思います。
ですが最後の水野の死に方だけはそういうのが入っておらず、恐ろしい殺し方をします。本当は暴力ってのは笑えないもんなんだ、恐ろしいもんなんだというメッセージがあったように思いました。

全員悪人という触れ込みでしたが、それも実に面白かったです。
「盃かわしてやるから」と言って、自分の思い通りにことを運ばせようとする関内会長。
関内を小沢という駒をつかって殺し、会長の座につく加藤。
自分のシマがほしいため、権力の強い側につく小沢。
軽い口調でうまく丸め込んで、汚い仕事をさせる池元。
大友にやられたことに対する腹いせに、刑務所に入ってまで殺そうとする木村。
大友組の下っ端にコケにされたことにイラついて、拉致して殺し、あげく逃げる飯塚。
トップを狙わず、常に二番手にいることによって安全圏から牛耳ろうとする石原。
唯一、笑わせ役の村瀬(十分悪いところあると思うのですが、自分はそう感じました)。
「みんな死んで、俺だけ生き延びることなんてできねぇよ」とこぼしておきながら、最終的にはつかまって安全な刑務所へ行って生き延びることを選ぶ大友。

全てのキャラクターが自分の「欲」のままに生きていることが表現されています。ですが、水野の場合は、また違った欲が表現されているように感じました。水野は大友に対して絶対の信頼があり、昔気質のヤクザな印象を受けました。最後、「お前逃げろ。ひとりくらい生きてないと結果わからないだろ」と逃がされます。金と銃を女が持ってきて、その女を抱くわけですが、これは自分の死期が近いと本能的に感じて「もう女を抱くことは最後かもしれない」という思いで抱くのではなく、「抱いとくか」という欲望で抱いている感じをうけました。もし、女を抱かずにすぐに逃げていたら、もしかしたらあんな死に方をせずに、生き延びたかもしれません。
欲は生きていく上で重要なものとなるのかもしれませんが、良い側面もありながらも、欲に溺れてしまっては悪いことばかりになるのだと言っているように感じました。

自分は一番の悪は大友を先輩と呼ぶ警察の片岡だと思いました。最後まで生き残る人物のひとりですが、加藤とも石原とも違った立場、実に安全なポジションで甘い蜜を吸っている気がします。ポテトチップスをバリバリ食べるシーンが印象的ですが、まさしくポテチと同じくらい軽い男です。ですが、軽さゆえにどこにでも飛んでいって、のらりくらりと危険をさけながら、おいしい思いをしている。何よりもこの男がヤクザではなく警察というのが、とっても悪人を感じさせました。


悪い奴らばかりの血みどろの下克上ゲームは、北野武監督のユーモアと才能で、ものすごく面白いエンターテインメントに仕上がったと思います。ゾマホンのような大使館の外国人が出てきたときは、北野監督らしいなと思いながらも、一気に笑いの色を強めながら、それでいてバイオレンスとのバランスが実によく取れているのがすごいです。
今までで一番笑わせてもらったヤクザ映画でした。
(その男、凶暴につき}の方が
バイオレンスから視た社会性があって、面白かった。

(菊次郎の夏)の方が、
人間の温かさが出ていて、すがすがしいです。

{アウトレイジjは
無理してますね。
なにかを変えようとして、人の悪の面だけを見ても、兎に角感動はありません。
先日観に行ってきました。

なぜ監督自らが主役をするんでしょうか?

出演者の中で一番演技が下手くそなのに。

監督業だけに専念すればいいのにと僕は思います。
やっぱりたけしが出ないと配給会社はOKを出さないからでしょうか?
ある意味、みじめではないでしょうか?

本来、監督ならば脚本と演出で勝負して欲しいものです。
それが出来ないのならば映画監督はやる意味があるんでしょうか?

数々の名誉や賞は、北野武ありきじゃないでしょうか?
本当に映画監督として認められたいのであれば、自身が出演するのをやめればいい、映画監督として認められたいのならそうすべきでしょう。
それが映画監督の真髄なのでは?

北野武が主演・監督だから配給されるのではないでしょうか?
それに甘んじているようでは本当の映画は撮れないんじゃないかと、、、

なぜ監督自らが出演しなければいけないんでしょうか?
そうしなければスポンサーも配給会社もお金を出さないからでしょう、、、
全く僕が思うにはみじめです。

北野武というブランドがなければ何も出来ないという現状を分かっているからこそ、自身が出演しなければいけないんでしょうが、、、
このまままで北野映画はいいんでしょうか?
日本を代表する映画監督がこのままでいいんでしょうか?
実力と人気を一緒にしないでこれからもっと脚本に力を入れて映画監督を続けて欲しいものです!
中途半端なストーリー、展開、結末はこれまたある意味、観ている側からすれば面白いかもしれませんが、そのうち飽きられるのでは、、、
僕は決して北野作品を否定しているわけではありません。
人気に伴う完成度を求めているだけです!
たまには観客に訴える作品を、社会に訴える作品を制作して欲しいものです。
ひとりよがりの作品はもうやめてもいいんじゃないでしょうか?
人気のある世界的に有名な映画監督なのですから。

長文しつれいいたしました。
 暴力描写がエグいので、何度も目をつぶってしまいました。正直言って、万人向けの映画じゃないです。物語自体はそこそこ面白かったけど。バイオレンス描写がきついので、正直2度と観ないと思いますげっそり

 出てくる登場人物がことごとく悪人というのは、仁義なき戦いを意識しているのでしょうか? 日本では珍しい? ピカレスク映画です。

 黒人の大使がバスルームに入った時に大蛇が出てきたシーンではゴッドファーザーの馬の死体があったシーンを思い出しました。ここはちょっとパクリっぽかったけど、他はオリジナリティのある作品を目指そうとしている気がしました。

 いろんな登場人物が次々に出てきて、どの人物が誰の手下かだんだんわからなくなりましたあせあせ上の方も書いてますが、たけし以外はみなさん上手い役者ばかりで、そういう意味では見ごたえがありました。

 たけしもそんなにひどくはないけど、本人が出てこなくてもよかったかもしれません。

アウトレイジ見ますた電球猫

良くも悪くも
たけしの演技だけヘタクソすぎ(笑)
おじいちゃん化が加速してた(^ω^)

でも内容はヤクザさんの世界が
非常にコンパクトにまとまってて
なかなか面白かった(^ω^)

「仁義なき戦い」がヤクザ映画の最高峰だと思うけど
たけしは別角度から昨今のヤクザを描いている。
こぢんまりした感じか。

椎名桔平は
演技うまいしカッケーお(^ω^)
ちっともエグイとは思わない出来です。『その男〜』や『ソナチネ』の方がよっぽとエグく、そして深い作品でした。
『アウトレイジ2』に期待しましょう指でOKぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
> ZIMAさん
映画界のしがらみにみたいのはタケシ本人も話してるけど、それが1人よがりってことにはならないだろ
タケシが出てるから見るって人がそれだけ多いってだけで

そもそもタケシの演技のどこが下手なのかわからない。あれはどう考えても味だろっ
感想 日本人はヤクザ映画を好む。早くこの古い風習捨てた方がよいと思えた。北野は ヤクザ映画が好き 、暴力。
時代遅れの暴走族を見てるような作品。
何一つ笑えねー

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