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映画愛好会コミュの【ネタバレ有り】『告発のとき』[ 2008年6月28日公開 ]

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●Introduction
2004年、ハンクの元に息子のマイクが軍から姿を消したと連絡が入る。イラクから戻ったマイクが基地へ戻らないというのだ。ハンクも引退した元軍人だった。息子の行動に疑問を持ったハンクは基地のある町へと向かう。帰国している同じ隊の仲間たちに聞いても、皆マイクの行方を知らなかった。やがてマイクの焼死体が発見されたという連絡が入る。ハンクは地元警察の女刑事エミリーの協力を得て、事件の真相を探ろうとするが…。

初監督作品『クラッシュ』でアカデミー作品賞を受賞したポール・ハギスだが、その前年には『ミリオンダラー・ベイビー』で脚本賞を受賞している実力派。その後も『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』などの脚本を書き上げている。本作は、息子を失った父親が真実を探っていくというミステリー仕立てだが、他のハギス作品同様に派手さを廃した重厚な人間ドラマになっている。物語がラストに近づいた時、我々はこの物語が単なる謎解きではなく、重々しいテーマを含んだものであることを知るのだ。そしてそれは主人公ハンクの、今までの価値観をくつがえす結末であることも。父親ハンクを演じるトミー・リー・ジョーンズの演技がすばらしい。(作品資料より)
[ 2008年6月28日公開 ]

コメント(3)

 確かに父親ハンクを演じるトミー・リー・ジョーンズの演技がすばらしいです。息子を信じ、ひたすら真相を探す寡黙な父親のなかに、親子の絆の強さや信頼をたっぷり感じさせてくれました。

 この作品をそこに着地せず、宣伝ではかなりの陰謀があるような先入観を植え付けていることが大きなマイナスと言えます。なので、ジョーンズの演技に感動しつつ、結末には、ガッカリ。
 予告編でチラリと映っていたとおり、星条旗を逆さにあげてみたり、何とかお上にもの申したいののでしょう。ハギス監督は、なにかを告発したいだろうけれど、ちょっと待って下さいよ。これって、あんたの息子が悪いからだろ〜って、父親ハンク言ってやりたくなりました。陰謀でなく、自己責任でしょ?これってね。
 といっても、ポール・ハギス作品は好きで、欠かさず見ています。
 今回は、ちょっと残念!
 ものすごく細かいパズルのようなシナリオだから、油断すると重要シーンを見落として、置いて行かれます。
 くれぐれも体調を整えて、画面に集中できる体制で、鑑賞してください。

 もう一回見れば、違ってくるだろうとは思いますね。
 陰謀だったら、その陰謀に責任をなすりつけられますし、自己責任だったら個々人に責任を帰属させられます。
 ゴリアテとの戦いに出向いたのは、ダビデ自身の責任だと。
 けれどこの映画は、それを奇貨として送り出したサウル王はどうなのよ?と言ってるわけでしょう。
 「告発のとき」は邦題なんで「告発」にこだわるのもどうかと思いますけど、確かにこの「告発」は自分自身かもしれませんし、もしくは自分も含めた戦場に行っていない人々全員に対する「告発」かもしれません。
 愛国者ゆえの陥穽というのであれば、ラストで父親が至った場所もまた、愛国者ゆえであったと思います。愛国者は、陰謀だとか自己責任だとか言わないでしょうし。

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