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映画愛好会コミュの『ビー・ムービー』2008/01/26公開

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●あらすじ
大学を卒業したばかりの若きミツバチ、バリー。でも、社会に出たバリーはハチの世界では決められた仕事しか出来ないと知ってがっかり。外の世界を見たいバリーは生まれて初めて巣の外に。ニューヨークの街に冒険に出かけたバリーは人間に踏み潰されそうになるが、花屋を経営するヴァネッサに助けられる。「人間と話してはならない」というハチの世界の掟を破り、バリーはヴァネッサと友達になるが…。

●作品について
「シュレック」シリーズ、『マダガスカル』など、ヒット作を送り出すドリームワークスから、また楽しいキャラクターが登場した。今回の主役はミツバチ。人間の言葉が話せる新人の働きバチ、バリーが人間の世界での冒険を通して、誰にも自分にしか出来ない大切な役割があることを知っていく。ハチミツの作り方、ハチの一生の時間など、ハチに関するトリビアも盛り込まれており、ハチや植物の見方が変わるかも。声の出演は、「サタデー・ナイト・ライブ」のコメディアン、ジェリー・サインフェルド、『ミス・ポター』のレニー・ゼルウィガー、『GODZILLA ゴジラ』のマシュー・ブロデリック、『コヨーテ・アグリー』のジョン・グッドマンほか。

 ※2008年1月26日公開

コメント(1)

 ハチが作った蜂蜜を人間が食べるという古代エジプト時代から続く普遍の関係に、疑問を投じた作品。何で人とハチが会話できるのか納得できない人は、この作品に入れないでしょう。

 人間による蜂蜜の搾取というテーマに、フォーカスを当てて、生き物たちはみんな繋がって生きているんだという、地球環境の話に繋げていけば分かり易かったし、様々な生態系を崩壊させている人間への警鐘を促していて悪くない話だと思います。
 だいたい舞台がニューヨークのど真ん中の公園にある蜂の巣であることがユニークです。自然環境が破壊され、ミツバチたちが次第に都市部の公園に咲く花を求めて、都心に営巣する例が増えてきているようです。最近のミツバチ事情をよく反映した設定なんですね。
 そこへ、人間とハチの恋とか、家族愛とか、仲間同士の絆の強さとか、職業選択に貴賤はないとか様々な要素を盛り込んでしまったのです。その結果あまり横に拡げすぎて、何を描きたかったのか見えにくくなってしまいました。

 余りにハチのキャラを人間に近づけてしまい、ハチの社会も人間世界以上の高度な文明に描きすぎたのがまずかったと思います。人間の日常生活まんまのハチでは、建てた設定に存在感を出すために無理していろいろなエピソードを詰め込んで、お決まりのドタバタコメディも加えて賑やかにハチの人間味を説明に苦心しているところで、本筋のテーマがぼやけてしまったんですね。
 せめて「みなしごハッチ」くらいのハチらしいライフスタイルの方が、説得力が増したのではないでしょうか。笑いの要素も空回りしている感じです。

 また前途した食物連鎖を崩してしまったことにより、地球の生態系にまで悪影響を及ぼすというというストーリー展開は、説明不足ですね。いきなり地球規模の災害にまで発展していくので、ちょっと唐突な感じがしました。

 展開が早く説明不足を感じさせる作品です。
 
 でも親子で理屈抜きで見る映画としては、いろいろ子供に伝えたいテーマがあって、いい作品だと思いますよ。

 もっと詳しくは、1月13日付の日記をご覧ください。
 また銀座のハチの物語(東京都心で蜂蜜作りのNPOがある)も近々日記で触れる予定です。

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