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新しい農業コミュの食の安全【3】 ポジティブリスト制度

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以前、このコミュニティの中で、どなたか取り上げておられましたが、

食品衛生法に基づき、食品に残留する農薬等(農薬・飼料添加物及び動物用医薬品)について、ポジティブリスト制度が、平成18年5月29日から実施されました。

ポジティブリスト制とは、厚生労働省食品安全部によれば、
「基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度」
と定義されています。

農薬等の分析法については、平成15年度から3年間、国立医薬品食品衛生研究所、都道府県等衛生研究所や登録検査機関で検討されたということです。
ポジティブリスト制度の中核をなす分析法は「迅速多成分一斉分析法」です。
通常、農薬、環境ホルモン、ダイオキシン類などの分析は、成分特有のイオンのみを検出して測定する選択イオン検出法(SIM)という測定方法で分析されます。

コメント(11)

2006年11月18日(土)13:30〜15:00の日本テレビの「報道特捜プロジェクト」で「子供たちを襲う恐怖の化学物質」という番組が放映されました。
ご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、ご紹介しましょう。

話題は「有機リン農薬の空中散布」についてです。
化学物質に対する反応には個人差がありますが、「化学物質過敏症」の子供にとっては「有機リン農薬の空中散布」の時期は、頭痛、脱力感、不整脈など、体調不良の症状が出て、家から外へ出られなくなるのだそうです。

番組のフリップで、「化学物質はどこから体の中に入る?」
(1)空気 83%
(2)食べ物 7%
(3)飲み物 8%
という研究結果があることが示されました。
83%ですよ。ビックリというか予想外です。
飲食による摂取の5倍以上の化学物質が呼吸によって取り込まれているようです。

私も少量ですが、「オルトラン」「マラソン」「スミチオン」「DDVP」「カルホス」などの有機リン系農薬のお世話になったことがあります。
しかし、今後は「食の安全」はもちろんのこと、「空気の安全」にも気を配る必要がありますね。

群馬県は全国に先駆けて、有機リン系農薬の空中散布の自粛を要請したそうです。↓
http://www.pref.gunma.jp/a/06/kouhoushi/18/7/nouyaku.html
ぐんま広報No.206 2006年7月号
県は6月6日、有機リン系農薬の無人ヘリコプターによる散布を自粛するよう関係団体などに要請しました。有機リン系農薬は、適正に使用すれば安全性の高いものとして、多くの作物の害虫防除に使用されています。しかも非有機リン系農薬よりも比較的安価で農業者にとっては必要性の高いものです。
高齢化や人手不足に悩む農家のことを考えれば、効率性が高く、安全で安価な方法を自粛してくださいと安易に要請することはできません。・・・・・
しかし、有機リン系農薬の無人ヘリによる散布は、地上散布で使用するときよりも高い濃度の農薬を使用するためガス化し、このガスを吸い込んだ人に健康被害が出る可能性があるとの指摘があります。(以下、省略)
今仕事で、農薬や肥料関係、ポジティブリスト制度、などについての知識を必要としています。空中散布はドリフト問題もあり、ポジティブリスト制度との関連でより一層厳しくなっているのではないでしょうか?
個人的にも非常に興味があります。こちらの情報、勉強になりますのでたまにお邪魔しに来ます。
昨日、残留農薬検査が入りました。
実体について、赤裸々に綴っておりますので、興味がある方は是非ご覧ください。
http://ameblo.jp/very-veggie/entry-10702765786.html
> ベリベジさん

う〜ん…^^;;
そこは消費者保護を優先しないと意味がないし、真面目にやってる生産者もバカバカしくなりますよね。
うちの集出荷場は、月10回くらい検査やってますが、費用は生産者持ちですよ…。
>ベリベジさん

私ももう少し厳しくても良いと思います。
「面倒な事例を出したくない」というのが見え見えで正直呆れます。
私は残留農薬ポジティブリストは「中国の無法野菜」を取り締まるための法律だと思っています。
そもそも、日本で正規に売っている農薬を使用基準を遵守していれば残留農薬はまず出ないのだから、こうやって事前通知すると言うのは「疑っていますよ〜」と言っているようなものです。
>ベリベジさん 、#55さん

ポジティブリストの基準値って、
「日本に該当農薬の基準が無い場合は0.01ppm以下」じゃなかったですか?
つまり1億分の1の濃度になりませんか?

「おかしな農薬使っていれば即アウト」
って意思表示だと思うんですが・・

しかし、すべての輸入野菜に関して、病害虫に関しては、「植物防疫」で検査してますけど
残留農薬は、ちゃんと検査しているんでしょうか?

栽培履歴の確認で終わり、とかじゃ・・・

セントレアと名港の「防疫」に見学に行った時に、
「植物防疫は病虫害の検査のみで管轄は農水省」
「残留農薬は厚労省の管轄」
税関では植物防疫の検査のみ、残留農薬はウチでは関係ないので検査はしていない。

って言ってました。

縦割り行政、いいのかこれで?
一度に済ませられる事は一カ所で済ませて欲しい。
>じゅんたさん

私も消費者の安全を守ることが目的だとばかり思って、事前連絡することに疑問を抱きましたし、さらには検体を購入しに来た保健所の担当者さえも、それが目的だと思っていたようですが・・・


残留農薬検査の計画を行う、千葉県の衛生指導課へ問い合わせしたところ、要約すると以下の回答を得られました。


残留農薬検査を実施する際、検体の集め方には、収去といって貰ってくるケースと、今回のような買取のケースがあるそうです。

収去による残留農薬検査は、全て抜き打ちで実施され、まさに国民の食の安全を守る・監視することが目的だそうです。

一方、今回のような買取での検査は、国民の食の安全を守る・監視するといった目的よりも、むしろ「実態調査」というのが目的とのこと。生産者・栽培履歴の情報を収集し、残留農薬を検査し、栽培履歴通りに栽培した野菜に農薬がどのように残るだとか、ドリフト(他の畑からの飛散)の影響等を調べる目的なのだとか。


それなら事前に連絡頂いての残留農薬検査でもいいのかなぁと、納得した次第です。


問題は、消費者の安全を守るのが目的だと思い込んでいた私自身と、現場職員まで農薬検査の目的を理解させていない県(衛生指導課)にあったわけです。

私も反省・・・





>#55さん

厚生労働省からだされているガイドライン
残留農薬等ポジティブリスト制度に係る監視指導について
http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_drift/iken_kokan/pdf/h180428b.pdf#search='

この資料で、殆どが輸入食品向けに書かれていることからも、そもそもポジティブリストは輸入食品の安全を確保するという意味合いが大きいような印象を受けますよね。


ただ、事前告知については、先程じゅんたさんへのコメント中に書いた通り、実態調査が目的で、検体と併せて生産者名、住所、農薬使用履歴の情報も集める必要があるから告知するそうです。


決して当店が疑われているのではないということだけはご理解下さい!ウインク


そもそも今回の残留農薬検査、実は自分から立候補したんですから!!わーい(嬉しい顔)


お客様に、より安心して頂くために、残留農薬検査をしたいと思ったんですが、国でポジティブリスト制を実施しているわけですから、うちの店も検査の対象に入れて下さい!!って申し出ておいたんです。

自社で経費をかけて実施するより、公の残留農薬検査を受けた方が、より安心してもらえるんじゃないかなぁって思いまして。




>harvestさん

厚生労働省も頑張ってるみたいですよ!!

平成22年度輸入食品監視指導計画
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/keikaku/10/01.html

>縦割り行政、いいのかこれで?
>一度に済ませられる事は一カ所で済ませて欲しい。

こういう貴重なご意見は、是非直接行政へ届けましょう!!

募集しているみたいなので。

国民の皆様の声募集 送信フォーム
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html

ご意見ご要望は原則回答しないそうですが、質問に関しては送信したメールアドレスに回答して下さるそうなので、疑問点を問うような書き方にしたほうが良いかもしれませんよ〜!!

>ベリベジさん

書き方がまずかったですね。失礼しました。
抜き打ちで作物を取って「これを農薬検査するから♪」とやって残留農薬がでた事例があったから、神経質になっているのでしょう。

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