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平成24年1月16日(月曜日)

5時21分起床、ニュースチェック。
 さっそく素人防衛大臣馬脚を表す。
 武器使用基準(PKO5原則)と、武器輸出三原則と、意味を取り違えてNHK番組で答弁。
 さらに、普天間基地移設着工時期について「年内に」と明言するにいたっては、開いた口がふさがらない。
 防衛用語についてのレクチャーを受けてから、テレビ出演をなさったほうがいい。
 沖縄の県民感情を考慮してから、発言されたほうがいい。
 こんな初歩的なことで・・・・
 がっかり。
 これが「最強の布陣」ですかね、野田総理。
 でも俺は、田中眞紀子の味方だ。
 大臣がみっともないのは、野田総理の任命責任だ。
 せっかく田中直紀さんが就任したんだから、みんなで育てて行けばいいではないか。
 世間が見ている以上に、パパを大切にする眞紀子さん。
 俺は、眞紀子さんを応援している。
 しばらく様子を見るということも、大切ではないか。
 就任した以上は、パパに頑張ってもらいたい。
 お人柄は抜群のパパ。
 頑張ってほしい。

 今朝は、9時にスタート。
 ゆっくり。
 金沢事務所に入り、来客対応以外は、執務。
 年末からの新聞記事をチェック。
 予算委員会の質問テーマのおさらい。
 被災地復興、第4次補正、除染、武器輸出三原則見直し、普天間基地移設、新年度予算、地球温暖化対策(−25%)見直し、南スーダンPKO派遣、皇室典範改正と、女性宮家創設、税と社会保障の一体改革、わーい(嬉しい顔)離婚後の子どもの居場所強制執行わーい(嬉しい顔)、死刑執行、総発電分離、義務標準法改正、朝鮮高校無償化手続き、年金交付国債、農地集約化・・・・
 挙げればきりがないほどに、テーマは大きく広い。
 ひとつひとつの論点を洗いざらい勉強する。

コメント(24)

・平成24年1月18日(水曜日)

お昼に、金沢事務所ミーティング30分。
 土曜日の国政報告会 準備状況確認。
 また、秘書としてのマナー講座。
 「携帯電話を操作するときは、席をはずすように!」
 「面談の際に、いきなり携帯電話に出ないように! 話し相手との話題優先、携帯は二の次。」
 「第3者の前で、秘書同士も口のきき方に注意!」
 「モノを、ぞんざいに扱わないように!」
 「廊下を歩くときは、バタバタと音をたてないように!」
 「お辞儀をした後に、目線を残すように!」
 「毎日の政治・経済ニュースを、敏感に勉強しておくように!」
 どれもこれも、社会人として当たり前なのだが、当たり前のことを当たり前に配慮するのが、秘書や政治に携わる者の常識。

 お昼御飯は、ふうどりん。
 今日のランチは、親子どん。
 うまい!
 これで、コーヒーとお吸い物がついて850円は、安い!
 毎日ランチメニューが違うので、楽しみ。
 途中、米田社長がお見えになり、中央市場で仕入れてきたという別群に美味しいミカンとイチゴをいただく。
 元気百倍。
 ミカンなんて、葉っぱがついてて、袋にくるまれていたぞ!
 こんなミカン、食べたことないくらいに糖度が高い。

 午後1時半、金沢ゆめのゆで開催中の、法光寺町熟年会 ご一行様にご挨拶。
 田中展郎市議も、浴衣に着替えてリラックス中。

 午後2時45分、JAL機で、羽田空港へ。
 飛行機の中では爆睡。
 羽田到着後、真っすぐに国会議事堂へ。
 議員会館事務所に入り、執務。

 午後6時、日本繊維産業連盟 賀詞交歓会。
 松下経済産業副大臣、森元総理、川端総務大臣(東レ組合出身)、谷垣自民党総裁、井上公明党幹事長など、来賓ご挨拶。

 午後7時、文部科学省 富山県人会。
 石井知事、布村会長(初中局長)、野上浩太郎参議院文教科学委員長 ご挨拶。
 布村会長と野上さんは、なんと、富山中部高校バスケットボール部の先輩後輩。
 野上さんは、インタハイ出場の文武両道でもある。

 午後8時、森元総理のお誘いをいただき、焼き鳥屋さんへ移動。
 小松精練の中山会長・池田社長、そして小松の西さんが一献傾けていらっしゃった。
 焼き鳥をいただきながら、石川県の、そして日本の繊維産業の現在過去未来を語る森先生。
 勉強。
 昭和45年、46年当時の、日米繊維通商交渉(自由化)の話題から、現在に至るまでを説き起こしていただく。
 そして、今や、炭素繊維の分野など機能性の高い繊維製品で世界的な企業に成長した小松精練。
 ここの糸は、ヨーロッパのブランド品(グッチやエルメスなど)には欠かせないまでになっているほど品質が高い。
 やはり、日本は、イノベーションと、モノづくりの伝統を守るべし。
 それが、雇用対策であり、競争力強化による日本経済の成長路線。
 そのことを痛切に感じる。
 「今度、小松精練の工場を視察させていただけますか?」
 とお願いし、快諾をいただく。
 勉強あるのみ。

 

・平成24年1月19日(木曜日)
 4時34分起床、ニュースチェック。
 生活保護世帯数、過去最多更新。
 150万2000世帯。
 受給者は約207万人。
 生活扶助。
 住宅扶助。
 医療扶助。
 この問題では、金沢で新年あいさつ回りをしていても、注文が多い。
  「あまりにも多い。政治の責任。国政の大きな課題!」との指摘。
 「審査が甘い!」
 「抜け穴が多い!」
 「大切なセーフティネット!」
 「雇用を生み出せ!」
 「地方の中小企業対策を!」
 「なんちゃって生活保護が多いのでは!」
 などなど、いろんな角度からの指摘。

 午前8時過ぎ、おりんさんを学校近くまで送り届けてから、そのまま国会へ。
 あ〜〜あ、トーストを助手席で食べてるよ。
 ふんとにもう。

 午前8時半には、国対に入り執務。

 午前9時以降、来客あり。
 ・ 文化庁の、大木文化部長(日本語教育)
 ・ 文部科学省の財務課 尾崎審議官(義務標準法=35人学級)
 ・ 内閣府 村木統括官(子ども子育て新システム)
 それぞれに通常国会では課題となりそう。
 質問準備を整えておきたい。
 義務標準法改正案を議員立法で出したら、当然、財務省の副大臣を答弁者に呼んで、義務教育に対する熱意を問いただしたいし。
 また、民主党政権が、われわれの議員立法にどういう対応をするかを見極めておきたい。

 お昼に、清和会(町村派)昼食会。
 あれ?
 福島県は郡山市の「女将の豚丼弁当」(女将のよくばり豚めし)が出されている。
 「これどうしたの?」と聞くと、森まさ子先生が、
 「あたしが京王デパートの弁当フェスティバルから買ってきたの。」と、地元の宣伝もあって皆さんにと、買ってこられたのだとか。
 サンキュー。
 ありがたくいただくと、これがまた、うまいのなんのって。
 「こりゃ、みんなで地元の駅弁自慢大会しなきゃね!」と盛り上がる。
 とりわけ、福島県産は、特別に買ってあげたい、風評被害をぶっとばすためにも。

 午後も資料整理。
 財務省の神田主計官(文部科学省担当)がお見えになり、予算説明をうかがう。

 午後1時半には、小池百合子予算委員会理事。
 予算委員会のシナリオを話し合う。
 まずは、TPP・外交集中審議の宿題からだけど。

 午後3時15分 羽田空港発ANA。
 北國新聞の飛田社長と偶然ばったり。
 「おう!」と、社長はびっくりした表情。
 「あれ、今年初めてやったかいや?」
 「いえいえ、あちこちでお会いしてますが、私は遠くから拝見してただけですから。あらためまして、あけましておめでとうございます!」
 と、正式に?ご挨拶。

 午後5時半 石川県建設業協会 新年会へ。

 午後7時、三谷産業の饗庭(あいば)社長(星稜高校の先輩)と、経済諸事情についての勉強会。
 ベトナムとの提携なども含め、積極的に経営戦略を展開する饗庭社長のレクチャーをいただく。
 生きた経済学。

 午後9時、ルネス映画館へ。
 今夜は、川村くんとともに、「リアル・スティール」鑑賞。
 先週来、戦争映画で疲れていた?ので、久々のアメリカン・ムービーにスカッと爽快。

・平成24年1月24日(火曜日)
 2時14分起床、リビングで横たわっているマーブルの様子を見る。
 力なく、ぐるぐるると答えている。
 がんばってるんだね。
 無理しなくていいよ。
 心配で、眠れぬ夜を過ごす。
 ケーブルテレビの映画を見る。
 ヒップホップの恋愛映画だった。
 昨夜来の雪は、大雪にはならなかった。
 しかし、凍結。
 早めに自宅を出発。
 マーブルは、昨夜よりも、少しは動きが大きくなって、
 「行ってくるね!」と、顎をなでると、顔を上げて、ぐるぐるる♪と喉を鳴らしていた。


東京の雪景色 マーブル

 国会正面に到着するころには、太陽がまぶしい。
 今日から通常国会。
 気合が入る。


国会前庭 国会前庭 国会正面

 衆議院に登院し、電光掲示板の名簿のボタンを押すと、おお、一番乗り。
 幸先良い?!
 国対に入り、さっそく資料整理、新聞記事チェック。
 この作業は、一年中の作業。

 午前8時45分、着付け。
 和服に着替えて、心機一転。

 午前9時10分より、国対正副会議。
 岸田委員長より、冒頭ご挨拶。
 「第4次補正予算審議前に、宿題となっていた、TPPと外交安保等の集中審議を!」
 「第4次補正予算審議前に、交替した5閣僚の所信質疑を!」
 「第4次補正予算質疑は、衆参三日ずつ、計六日間!」
 と、いう方針が示される。
 そりゃそうでしょ。
 宿題は片づけましょう。
 そして、未熟な閣僚には、所信質疑で方針をお示しいただきましょう。
 その上で、速やかに第4次補正を成立させましょう!

 

 午前9時半、金沢より、諸橋社長が国対にお見えになる。
 自民党が政権復帰するに当たり、以下の政策を採用すべきであるとの、提言をいただく。
 ・ 総理の靖国神社参拝
 ・ 憲法改正
 ・ 河野談話と村山談話の白紙撤回
 ・ 真の税制改正(消費税は、仕入れ段階の控除を辞め全段階での1%化。法人税は総売上高課税方式での1%。宗教法人の総収入に一律10%)
 ・ 長期建設国債で、社会基盤整備を
 ・ 外国人参政権反対
 ・ 夫婦別姓反対
 ・ 人権擁護法案反対
 との提言。
 ご意見をお伺いする。

 ここで、秘書より、原稿締め切りの連絡あり。
 「アパの永田町通信は、本日午後4時が締め切りです!」と。
 え?
 そういうこいとは早く言いなさい!と焦りつつ、ボールペンを握る。
 必死に原稿用紙に向かう。
 それを観ていた鴨下一郎代議士から、
 「いまどき原稿用紙にボールペンで字を書く人って、珍しいね!」
 と、尊敬のまなざし?で、からかわれる。
 まぁね、パソコンで打つ原稿って、なんか、考えがまとまらないうちに出来上がるような気がして、苦手なんだな・・・

 午前11時、本会議 第1ラウンド。
 議長ご挨拶と、議席指定。
 「諸君、本日より、第180回通常国会を開会いたします」
 との味気ない開会宣言に、
 「もうちょっと、気のきいたご挨拶できないもんかね?国民の代表の論戦が始まるんだから。」
 と、ひそひそ話が聞こえてきた。
 あれ?
 いつもは野次のうるさい山本幸三代議士の姿が見えないと思ったら、民主党側の席に席替えとなって、野次をしずらそうだった。
 そりゃそうだ。
 隣に民主党議員が座ってるんだから、そりゃおとなしくしてなきゃ。
 
 午後1時より、本会議 第2ラウンド。
 野田総理の、「だきつき」所信表明演説。
 福田・麻生の元総理の所信演説を引き合いに、消費税増税問題で露骨に抱きつく作戦。
 ねじれ国会で、徹底的に反対した自分たちの所業の反省もなく、舌の根も乾かないうちに、今度はねじれ野党の自民党を攻撃するだなんて、ちょっと、焦りすぎじゃないの?
 ここはどっしりと、総理大臣らしく、丁寧に過去の反省と謝罪、そして新たなる態勢へのお願いをしとくところじゃないの?
 安住財務大臣の現行棒読み早読み演説も、興ざめだった。
 玄葉外務大臣も、覇気がない。
 岡田副総理は、いつもながら尊大な態度で、本会議場を見下しているし。

 午後2時40分、第16回宇宙基本法フォローアップ議員協議会。
 今国会に提出する「内閣府に宇宙政策を集約する」組織改正の法案について意見交換。
 内閣府に、文部科学省や経済産業省や防衛相や国土交通省などの、宇宙開発に係る政策の調整を一元化する法案。
 当然、JAXA法の「平和利用」を削除する法案も入っており、これは、共産党や社民党が抵抗する法案。
 しかし、予算関連法案であり、自公民の3党で丁寧に国会審議を取り運べば、3月中には成立できる、か?
 内閣委員会は、例の公務員人件費削減関連4法案も抱えており、交通渋滞となるかも?

 
 

・平成24年1月25日(水曜日)
 夜中に何度も起きてマーブルチェック。
 ぐるぐると、力なく喉を鳴らしている。
 だいぶん弱ってきたけど、ちゃんとマットの上にいつものように丸くなっている。
 もうちょっと感情表現がわがままな猫ちゃんならよかったのに、こういう事態になっても、礼儀正しい猫ちゃん。
 そこがまたいじらしい。
 呼ぶと必ず顔を上げるところも。



 ニュースチェック。
 石川県の生活保護受給者の統計分析が、県から出される。
 「現役」の働く世代の受給者増。
 働ける能力があるのに、失業であったり、十分な収入を得られずに生活保護。
 受給世帯の若年化が進み、その固定化が進むことが、一番の心配点。
 国力が衰える。
 その世代の就業支援が最大の課題。
 「労働、納税、教育」は、国民の3大義務。
 本人の意欲や努力にも限界がある、とすれば、そこが行政支援の課題。
 若年化が固定すると、貧困の連鎖にもつながる。
 生活相談、就業相談、学習支援が必要。

 各社社説で、昨日の野田総理所信表明の解説あれこれ。
 総理の言いたかったことは、以下。
 ・ 事前協議入り要請
 ・ 増税分は社会保障財源として国民に還元
 ・ 独法、特別会計改革法案には不退転
 ・ 国家公務員給与や衆議院定数削減
 ・ 東日本大震災復興と、原発事故対応
 しかし、国会運営を円滑にするために、引用したのが、福田・麻生 元総理のねじれ国会対策所信表明演説。
 これでは、身も蓋もない。
 だって、あのとき反対した民主党の国対委員長は野田さん、あなた。
 誠意がない。
 あのときの謝罪と反省が必要でしょう。
 こういうのを、空回りという。

 

 午前8時過ぎ、学校に遅れそうなおりんさんを乗せて国会へ。
 でも、車の中から友達を見つけて、そのまま途中下車しちゃったよ。
 現金なやつめ。

 午前8時過ぎ、国会へ。
 資料整理。

 午前9時10分より、国対正副会議。
 参議院は、代表質問が27日(金)〜30日(月)と、週末挟んで股裂きになるので、TPP集中審議を開催することを前提条件として約束したとか。
 参議院で集中審議(もちろんテレビ入り)をやって、衆議院でやらない理屈はない。
 ここは、代表質問後の31日、2月1日の二日間で、衆参でTPP&外交安保等集中審議をすべきだ。
 自民党はすでに、石破茂予算委員会筆頭理事(前政調会長)が、腕を憮して待っている。
 また、岸田委員長から、信じられない事態が報告される。
 「こないだの日曜日に民主党の城島国対委員長から連絡があって以降、今後の国会日程について、一言も俺に連絡がないんだよな。いよいよ国会が始まったのに、考えられないよ。よっぽどわかっていないのか、高等戦術なのか・・・・」
 と、呆れを通り越して、苦笑い。
 本当にもう、民主党の国会対策委員会は、わかっていない。
 数の力で何でも通用するとでも思っているのか?
 衆議院はいいけど、参議院はねじれ国会。
 だったら、どんな小さなことでも、与野党の国会対策委員会の意思疎通が必要。
 そんなこと、この俺でもすぐにわかること。
 特に予算委員会の日程協議が攻防の現場であるのに、何んら連絡がないとは・・・・
 予算成立が遅れてもいいのかね?

 午前10時、東京理科大学の丸山さんがお見えになる。
 2月12日の、日本ソフトボール協会の、指導者講習について、打ち合わせ。
 講師をお願いされたのだが、テーマは、「スポーツ基本法と組織の課題について」。
 「議員立法の背景や、今後の組織運営の在り方について話してください!」と。
 指導者講習会の講演であり、事前準備をしっかりして臨みたい。
 障害者スポーツ、アンチドーピング、スポーツ調停と仲裁、組織のガバナンス。
 いずれも、今までにはない理念。
 ご理解いただき、基本法の精神が現場で実行されるようにお願いしたい。

 午後3時、ようやく、民主党の城島光力国対委員長が岸田委員長のところにお見えになる。
 1月31日からの日程をどうするかがポイント。
 それは、予算委員会の運営にかかっている。
 塩崎恭久代議士より、連絡あり。
 「政府が環境省のもとに創る原子力規制庁は、羊頭狗肉。第3条機関であって、第3条委員会ではない。官僚にだまされちゃいけない。予算も組織編成も人事も、結局は環境大臣の承認のもとに決まるシステム。それでは、政府から独立しているとは言えない!」と。
 原子力ムラとの攻防。
 ここは、自民党も性根を入れて組織改編に対応すべき。

 

・平成24年1月26日(木曜日)
 午前9時10分、国対正副会議。
 この時点で、日程協議は昨日から一歩も進んでいない。
 代表質問後の予算委員会をどうするか。
 3点セット。
 ① TPP外交等集中審議は、与党側は、半日ずつといい、野党側は「ふざけるな、一日ずつだ!」と。
 ② 改造大臣5名の所信質疑(二日間)を補正審議の先にやれ(野党)と言い、与党は「必要ない!」と。
 ③ 補正審議は、与党側は「衆参で一日ずつ!」と言い、野党側は「三日ずつだ!」と。
 こういうときは、与党側が譲るべきなのだが・・・
 結局、民主党の鉢呂筆頭理事では決め切れず、岸田=城島会談で決着。
 ① TPP外交等集中審議は、1月31日(火)に、午前と午後で、衆参で半日ずつ。テレビ入り。自民党のバッターは町村信孝。
 ② 改造5大臣の所信質疑は、補正審議の中で行う。
 ③ 補正審議は、 衆参で三日間ずつ。
 と、いう日程が内定。

 従って、補正審議は、衆議院が2月1日から3日まで。
 3日の午後、本会議で採決し、参議院に送る。
 参議院では2月6日から8日まで。
 2月8日午後には、参議院で補正予算採決→可決の運び。
 第4次補正予算の中味は、平成24年度予算で対応すべき公共事業などを、すいぶんとつけかえている。
 これは、平成24年度の赤字国債発行枠に収まらない予算を抑えるための、姑息な手段。
 そのことは、厳しく追及すべき。
 しかし、国会は現実的に動いている。
 2月8日には、成立させるという目標も、約束した以上は守らねばならない。

 午前10時より、党本部707号室。
 原子力規制組織に関するPT(いわゆる塩崎PT)。
 原子力規制に関する組織を、新たに環境省の外局として置く、というのが政府案。
 その問題点を洗い出す。
 論点は以下の通り。
 ・ 緊急時の対応、災害や防災対策の抜本的な見直しをすべき。
 ・ 独自財源の確保。
 ・ 人事の独自性と、人材育成・確保。
 ・ 関連する傘下組織をどうするか。
 ・ オフサイトセンターの立地位置や地方自治体との連携。
 原子力災害対策特措法第20条の2や、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第64条の3についても検討すべき。
 つまり、原子力災害対策本部長(総理大臣)の権限の在り方だ。
 今回の事故のように、菅総理にあそこまで口を出させていいのか?と言う問題。
 オフサイトはまだしも、オンサイト(原子炉)の事故にまで、総理大臣がどこまでかかわるか、だ。
 要検証。

 午前11時15分、予算委員会 野党理事懇談会。
 顔合わせ。

 午前12時、清和研。
 海老フライ定食。
 「民主党の年金抜本改革案は、隠蔽体質そのもの。昨年3月に、月額7万円の最低基礎年金を支給する場合の、消費税の追加増税分の数字を隠したままだ。本当ならば、10%にプラスして、さらに7%が必要になると、隠蔽資料に書いてある。ここを明らかにさせることが必要。マニフェストの破たんを認めさせ、社会保障4分野の政府案を閣議決定させたうえで、正々堂々と国会の場で審議すべきだ!」
 と、町村会長が熱く語る。

 午後1時より、本会議。
 代表質問。
 谷垣総裁と細田代議士。
 「租税の分担ルールを決めることこそ、民主主義の原点だ!」
 と大上段に、財政のつじつま合わせに汲々とする民主党政権を断罪する谷垣総裁。
 「国民の合意と協力なくして税と社会保障の一体改革をあり得ない!」
 と、ボルテージは上がる一方。
 「政府素案では、政府の財政再建目標を達成できないのは明らか。早く閣議決定し、国会に出すべきだ!」
 と、正論で攻撃。
 これに対して、
 「どの政権でも、財政再建と持続可能な社会保障制度構築を達成するのは必要!」
 と、抱きつき作戦の野田総理の官僚答弁。
 また、細田さんの八ッ場ダム工事再開質問に、
 「必要性を認める!」
 と、応じた前田国交大臣には、自民党席から、
 「結局、前原は何だったんだ!」
 「マニフェストは何だったんだ!」
 と、野次が飛ぶ。
 民主党席はし〜〜〜んとしていた・・・・
 また、細田さんは、ノー原稿で、
 「マニフェストでは、無駄排除と予算組み替えで16.8兆円を生み出してマニフェスに使うと言っていたじゃないですか! ところができていないじゃないですか! それどころか総予算が増えているじゃないですか?」
 と、指摘。
 民主党席は、さらにし〜〜んとなるのであった・・・・
 これは挙げ足取りじゃない。
 事実。
 どうする、細田さんが福田内閣の幹事長だった時の、民主党の幹事長だった、岡田克也副総理?
・平成24年2月11日(土曜日)
http://www.incl.ne.jp/hase/schedule/s120211.html

 4時起床、ニュースチェック。
 「消費税最大17%」の数字が一面に踊る。
 民主党の新制度の年金財源資産が公表された。
 17%、と聞くと、どきっとする。
 しかし、与野党協議の貴重な試算として、検証すべきではないか。
 現行制度の修正で行くのか、それとも民主党提案の、「税財源での最低保障年金」で行くのか。
 選択肢を示し、検証し、与野党を超えての年金制度を構築すべき問題。
 大問題。
 ままずは、新制度を提唱している民主党の議論を待ちたい。
 民主党内は、まとまるのか?

 午前5時、白崎秘書のお迎えをいただき、朝起き会白山支部へ。
 今週の一句。
 2. 6  8000人 分かれて移転 海兵隊(米軍再編見直し)
 2. 7  マーブルが 生涯閉じる 別れ歌(天国へ)
 2. 8  TPP 全品目で 交渉へ(日米交渉入り)
 2. 9  連れ戻し 親権決める ハーグ条約(国内法要綱審議)
 2.10  日銀法 改正デフレ対策へ(円高デフレ対策)
 2.11  年金の 試算公表 話し合い(最低保障年金?)
       人の世は 「が」と「も」でつなぐ 紀元節(格助詞と副助詞)
 一句を交えて、国政の課題をわかりやすく解説。

 午前中、東京インテリアで、特大ベッド購入。
 これで少しは防寒対策。
 布団はあまりにも寒かった・・・・・

 午前中、昨夜西川さんにいただいた、週刊プロレスと週刊ゴングを拝見。
 昔懐かしい、プロレスラー時代。
 日本デビューのころの古い記事。
 まだ26歳。
 そっか、今から24年前か。
 若々しい。
 これを励みに、もっと体も鍛えよう。
 文武両道。

 午前11時、建国記念奉祝会。
 郷友会館へ。

 お昼、石川県ラグビー飛躍を期す会(新年会)。
 森喜朗先生、例年のごとく、ご機嫌。
 ラグビー仲間は永遠。

http://www.incl.ne.jp/hase/schedule/s120214.html
平成24年2月14日(火曜日)
 5時25分起床。
 ニュースチェック。
 安住財務大臣が、為替介入発言をしたことについて、あまりにマスコミはだんまり。
 話題にすることすら、まずいと思っているのか?
 先日、自民党の西村やすとし議員の指摘に対して、
 「75円63銭で介入し、78円20銭でやめた!」と、答弁した。
 財務大臣たるものが、為替介入を明言していいのか?との、昨日の吉野正芳代議士の指摘に対しては、
 「西村さんが指摘したから、オウム返しに示しただけ!」と、臆面もなく答弁していた。
 為替介入は、手口を明らかにしないのが財政当局の常識。
 それを、ここまではっきり言い切っちゃったら、
 「じゃ、日本は75円で介入し、78円で満足するんだね!」と、国際為替相場から見切られるだけの話。
 介入の水準を明示するだなんて、信じられないチョンボ。
 あまりにも緊張感がない。

 ニュースの重要度って、なんだろ?と思う。
 今朝の政治ニュースのトップは、大阪維新の会の船中八策発表と、維新政治塾に民主党の議員が応募したとか・・・
 マスコミ「映り」のいいニュースばかりがクローズアップされ、今国会で何が起こっているかは報道なし。
 がっかり。
 この安住財務大臣不用意発言も、昨日午後から国会がストップした岡田副総理不誠実発言も、ベタ記事。
 「岡田克也副総理のとんでも答弁が、政治や政党の信頼感を打信わせた!」という中身が伝わっていない。
 「3党合意の責任者である与党幹事長が、サインをしたけど、その後どうなったかは知らない・わからない・今は幹事長ではないから国会のことには口出さない・・・とは何事か!野党はだれを信じて交渉すればいいのか、という信頼問題。」
 政策実行の根幹にかかわる、そんな問題でもあるのに、マスコミは、無視。
 関心がないのか、あるいは意図的か?
 流れを、
 「民主党に期待して政権交代させたけど、無理だった。自民党も谷垣じゃだめだし、そのあとは目立たないし、世代交代していない。じゃあ、次のスターは、橋下だ!」という方向に持っていこうとしている。
 次から次へとスターを作って使い捨てか?
 小泉〜安倍〜福田〜麻生〜政権交代〜鳩山〜菅〜野田。
 政治家一年使い捨て。
 次は橋下さん?
 それって、どうも、「受け」を狙ってばかりの政治家使い捨てじゃないのか?
 視聴率に踊らされている政治家も多いのではないか?
 だからこそ、国会は、審議を重ねて、テレビ中継をたくさん入れて、国家の問題点を浮き彫りにしながら、解決策を決める方向へ持っていかねばならない。
 それが予算委員会の使命。
 じゃないと、マスコミ報道に国政の流れを一方的に、特定の方向へと誘導されてしまうのではないかという、そういう危うさを感じる。
 わかりやすい、説得力のある論戦を、テレビ中継で伝えたい。
 今週は、金曜日に、「米軍再編と外交安保」で、集中審議開催の予定。
 積み重ねあるのみ。

 

平成24年3月5日(月曜日)
 7時半、国会に入る。
 9時、第1分科会。
 30分。
 川端沖縄担当大臣に質問。
 テーマは、「沖縄子ども・若者総合5か年計画」
 沖縄振興特別措置法、沖縄一括交付金の制度概要を伺いながら、全国でも最低レベルの児童養護サービスの向上策を進言する。
 「沖縄を日本一の子育て先進県にすべき。」と。
 もちろん、一括交付金も、沖縄県が自主的に決められるので、国会議員が口をはさむことではない。
 だが、その一括交付金も、現地沖縄では、ダメ出しが相次いでいる。
 「沖縄の特殊性、既存補助金では対象外の事業、現金給付はだめ、地方交付税措置されている費目には使えない!」との理由。
 そこで、川端大臣に、劣悪な子育てや児童福祉の環境を理解していただきながら、国としてのバックアップをお願いする。
 もちろん、沖縄県議会や、地元の市町村議会での提言こそ最重要であり、
 「沖縄の子育て支援問題を解決するためには、現場〜市町村〜県〜国の間に壁を作らないこと!」と、こうして国会のほうから応援する次第。
 「沖縄県の若年失業率13.4%。 離婚率2.58。 少年非行事件数など全国ダントツ一位!」には、川端大臣も面喰っていた。
 そういう児童・青少年支援の現場の声を、一括交付金に活かさなければならない。

 10時、第4分科会。
 2時間。
 平野文部科学大臣に質問。
 テーマは、
 ? 古九谷産地論争(加賀か、有田か?)
 ? 35人学級論争(どうして中3までの定数改善計画を作り、義務標準法改正をしないのか?)
 ? 国立大学法人の運営費交付金(人件費)マイナス7.8%問題
 ? 文部科学省が所管する「動物実験」の飼養管理について。指針の徹底を指摘する。
 ? 「昨年の3.15SPEEDI情報公表せず」の新聞記事の真意。
 など。
 準備していた質問の半分もできなかった。
 せっかく2時間いただいたのに。

 終了後、平野大臣から、
 「はせさんの質問が多いから、夜中の3時まで質問レクかかりましたで!」と、泣きが入ったので、
 「ごめんなさい!こんどはもっと頑張ります!」と、切り返すのであった。

 15時半、第3分科会。
 小川法相に質問。
 30分。
 テーマは、「直接強制」だ。
 10年前は、ほとんどなかった。
 しかし、2010年は120件。
 直接強制とは、離婚夫婦が、子どもを取り合い、裁判所の審判にしたがって、執行される「直接強制」のこと。
 つまり、今住んでいる親元から、子どもを強制的に、直接連れ去ること。
 ちなみに、2010年は、直接強制により、実際に連れ去ることができたのは58件。
 できなかったのは、62件。
 この数字を見ただけで、いかに直接執行される現場で、修羅場が演じられているか想像に難くない。
 子どもを動産扱いする家裁、そして、子どもを奪い合う醜い離婚夫婦。
 昨年の民法改正で、
 「子どもの最善の利益のためにも、離婚後も別居親との面会交流が行われることが必要」と、明文化された。
 しかし、現場の実態は、子どもの監護権・親権の醜い奪い合い。
 「だから、アメリカや韓国のように、離婚する前に、親教育プログラムを受講させ、ことによっては養育費支払いや面会交流を約束しないと離婚の条件にすべきだ!」と、主張。
 しかし、これでは逆に、
 「条件をクリアするまで離婚できない」と、いう逆効果にもなってしまう。
 「そこを勘案しながら、やはり親支援も必要!」と、小川大臣に申し上げる。

 16時終了、計3時間。
 ふぅ。
 準備していた質問の半分も消化できなかったので、消化不良気味。
 しかし、一日3時間も質問したのは、国会議員になって初めて。
 やり遂げた感は、少しあるかも。
 来年は、「分科会4時間」にチャレンジしてみたい。
 意外とできるかも!
・平成24年3月14日(水曜日)
  13時半、衆議院議員会館の委員長室。
 文部科学委員会 理事懇談会。
 16日、金曜日の所信質疑の時間割決定。
 自民党は2時間50分。
 下村60分、馳60分、阿部俊子30分、永岡桂子20分。

 14時、参議院B1F104号室。
 日本におけるハーグ条約批准に伴う共同親権制度の必要化を求める集会参加。
 「共同親権」
 「外国人親の居住権確保」
 「面会交流権確保」
 「親子の無断連れ去り禁止」
 こういった趣旨を立法化すべきという勉強会。

 14時半、議員会館の自室。
 この3月、朝鮮高校を卒業した卒業生との意見交換会。
 「朝鮮高校にも、高校無償化の支援金を!」と、要望を携えてやってくる。
 「気持ちはうかがった。私は義務教育でもない高校教育に無償化は反対だ。生活保護世帯など、より支援の必要な家庭の、意欲と能力のある生徒にこそ支援を集中すべきだ。限られた税収を使う以上は、所得制限が妥当!」
 「ただし、国交正常化、学校教育法の一条校、そして高校無償化法に基づく審査を通過すれば、支給金は払えるんですよ!」と指摘。
 「日本から見て、国交正常化の門戸は開かれている。それを拒否しているのは共和国本国です」
 「学校教育法上の一条校になれば 、学校法人として支給される。それを拒否しているのは朝鮮総連です」
 「審査を通過すれば支給されます。しかし、そのためには、政治体制の壁があります」と、率直に伝える。

・平成24年3月18日(日曜日)
 5時12分起床、お手洗いへ。
 昨日の大惨事がよみがえる。
 ・・・大丈夫だ。
 ちゃんとフラッシュ。
 安堵。

 北國新聞で、ニュースチェック。
 岡田副総裁の大連立打診。
 気持ちはわからんでもないが、こういう隠密裏にすべき行動が、簡単にニュースになってしまうところに、現代政治の限界を感じる。
 副総理ともあろう立場の人が、軽率。
 民主党政権の限界。
 これはもう、消費税法案を国会提出した後に、早期に解散総選挙をし、増税賛成か反対かで政界再編ガラガラポンすべきではないか?
 ばら撒きマニフェストを温存したままでは、どう考えても、財政健全化とは整合性が取れない。
 そういうことだ。

 7時、金沢日曜野球連盟 開幕式。
 長年会長を務められた宮田智章さんに対し、後援の石川テレビや北陸中日新聞社から表彰状が贈られる。
 松葉づえ姿の宮田さんではあったが、元気な姿を見せてくださり、選手役員一同で感謝。

 終了後、岡田直樹参議院議員と朝マック。
 石川県連の運営や、金沢市議会の状況や、国政の課題など情報交換。

 9時、油野和一郎かほく市長選挙 祈願祭 出席。
 地元の木本県議の矢倉組で、万全の政治体制。
 したがって対抗馬出馬の隙間もなし。
 おそらく、17時には、立候補者一人ということで、当選が決まるだろう。
 油野市長のリーダーシップと、木本県議とのタッグマッチ。
 すばらしい。

 9時40分、金沢日曜ママさんソフトボール総会 出席。
 石川県女性センター。

 10時20分、21世紀美術館。
 卯辰山工芸工房の若手作家による展示会を拝見。
 ガラス、金工、陶芸、染色、木工。
 現代アート。
 若きクリエイターを育てている金沢の町。
 魅入られる。

 10時40分、21席美術館地下シアター21。
 子育て支援さくらっこ市民セミナー。
 「自閉症カフェ」第2回。
 金沢大学の中村学長、大井先生、東田先生、宗末先生がパネリストとして参加。
 自閉症児の保護者や、NPO団体のサポーターも参加され、意見交換会。
 「オキシトシンの副作用はありやナシや?」
 「判断能力未知数の子どもにオキシトシンを投与する是非は?」
 「発達障害を早期発見する意味は?」
 と、いうパネリストの意見が出され、金沢大学の先生方が丁寧にお答えするという、とてもわかりやすいディスカッション。
 質疑応答の中から、さらにいくつかの疑問点も浮かび上がる。
 「オキシトシンは、解熱剤のように、即効性のある薬か?」
 「それとも長期的な治療のための薬か?」
 「自閉症とは対人障害であり、そもそも改善する意義はあるのか?個性のひとつではないのか?」
 「自分をうまく表現できなくて、暴力的になったりする子供が、かわいそうで。誤解されない様にするため、母親として判断して服用させている。」
 「だったら、ずっと飲み続けなきゃいけないのだろうか?」
 「服用するかしないかの、子どもの自己決定権は、保護者にあるのではないか?」
 「オキシトシンは、かりそめの社会性が上乗せされるだけではないか。性格や人柄を変えるという効果が期待されているとしたら、それはない。」
 「自閉症児と母親が共倒れしないようにすべきだ!」
 「とすれば、社会的な認知度を上げるべき!」
 「ひきこもり=自閉症ではない」
 「自閉症の早期発見によるデメリットもあるのではないか。まずい親子関係や、壊れる夫婦関係や、児童虐待や!」
 「自閉症って治すものなの?本来もっている人格を封じ込めてしまうだけ?」
 ・・・・とても勉強になった。
 こういうカフェ方式のシンポジウムは、素人でも入っていきやすい。
 金沢大学の先生方が、専門的な話を分かりやすく解説してくださるので、理解が深まる。
 多くの市民に参加していただきたいイベントだった。
 感謝。

・平成24年3月27日(火曜日)
 6時5分起床、ニュースチェック。
 本日は、衆議院財政金融委員会にて、AIJ投資顧問の浅川和彦社長の参考人質疑。
 強制捜査を受けて初めての、公式な参考人質疑。
 浅川社長、どうこたえる?
 投資顧問会社として、運用の失敗を繰り返しながら、その報告を証券取引委員会にしていなかった。
 罪は大きい。
 だましたのか?
 損失補填をどうやって償う?

 7時半には国対に入り、執務。

 8時、文部科学部会 幹部会。
 総選挙の公約づくり。
 ・ 教育基本法をベースにした、人間力を高める教育制度
 ・ 第2期教育振興基本計画策定
 ・ 義務教育費国庫負担金は、全額(100%)国庫負担にすべき
 ・ 土曜授業の復活、活用
 ・ 教育委員会制度の抜本改革
 ・ 財源も権限も自治体単位の教育委員会に与えるかどうか=あるいは一定の単位の教育委員会に集約すべきか
 ・ 教育における国の責任とはどの程度認めるべきか=地方分権との整合性
 ・ 幼児教育の無償化(財源確保と制度論)
 ・ 東京五輪、パラリンピックの招致、霞ヶ丘の国立競技場全面的改築
 ・ 大学の9月入学支援
 ・ キャリア教育(職業教育推進)
 ・ 「公民」「道徳」教育の強化
 ・ ふるさと文化、お祭り、伝統行事の支援
 ・ 科学技術、イノベーション推進
 などなど。
 「選挙公約であり、もっとわかりやすい表現で!」
 「特別支援教育やスクールカウンセラー配置充実など、現場の声を取り入れて!」
 「教育建て直しか、教育再生か、表現を統一すべき!」などなど、幹部会では注文が相次ぐ。
 最終的には、下村博文部会長に一任。

 9時10分、国対正副会議。
 岸田委員長より、民主党の城島国対委員長との打ち合わせ報告あり。
 ・ 農水委員会(競馬法、鳥獣被害防止特措法処理)
 ・ 暫定予算(3.30衆参で採決処理)
 ・ 国会議員歳費削減法(4.10支給日までに間に合わせたい)
 ・ 外務委員会の正常化(具体的提案は与党からなし)
 の4点。
 野党全体での協議も踏まえ、処理するとのこと。

 9時30分、環境省の奥主総務課長と打ち合わせ。
 放射性物質対処法見直し問題について、意見交換。

 10時、町村信孝先生と、尊厳死法制化について懇談。
 議連の阿部俊子事務局長とともに、中山太郎前会長以来の議論の経緯を報告。
 ・ 本人の事前承諾が大前提
 と、いうことを、説明し、「医師の免責条項がポイント」と、率直に申し上げる。

 11時、アルバニアティダ大使と懇談。
 4月17日の午後4時から、来日されるアルバニア国会議長との意見交換会の下準備。
 俺は、アルバニア友好議連会長。
 「アルバニアから日本に観光入国する際の、ビザなし交流を早く実現してほしい!」との懸念についても意見交換する。

 12時、自民党女性局の島尻あい子参議院議員と、「児童虐待防止法」改正案について打ち合わせ。
 自民党女性局が児童虐待問題で、大々的な国民アンケートを実施し、その結果を政策提言にまとめたので、自民党の児童虐待防止チームの座長としてチェックしてほしい!」との申し出。
 ・ 特別支援教育の教員の専門性を高めること
 ・ 発達障害児についての3歳児検診の拡充
 ・ 親支援プログラム
 ・ 要保護児童対策協議会の開催頻度の増加
 ・ こうのとりのゆりかごの法的根拠
 などについて、提言させていただく。

 13時、本会議。
 所要10分。
 保険業法、競馬法、鳥獣被害防止特措法。
 上がり法案処理。
 次回は、3.30(金)?
 本会議終了後、荷物をまとめて、東京駅へ。

・平成24年4月10日(火曜日)
 

 17時、参議院議員会館の1階101号室。
 映画上映会。
 主催は、発達障害の支援を考える議員連盟。
 映画は、「星の国から孫ふたり〜自閉症児の贈り物〜」
 公明党の高木美智代さん、共産党の高橋千鶴子さん、自民党の小渕優子さん、そして馳浩。
 上映後、原作を買って帰る。
 「Gifted Child」 ギフティッド・チャイルド : 「自閉症」児からの贈りもの(門野晴子 著。 十月舎 刊)
 もっともっと、学校現場に、特別支援教育の専門的な資格と知識を持った教員を配置したい。
 自閉症児や発達障害児は、児童減少時にもかかわらず、増加している。

平成24年5月20日(日曜日)
14時より、ホテル2階 「平安」の間。
 自民党九州ブロック女性局合同大会。
 記念講演。
 「児童虐待についての現状と今後の取り組み」
 議員立法の経緯、現状認識、法律の改善点、国民意識。
 テーマごとに、できるだけわかりやすく政策の方向性をお伝えする。
 「児童虐待は家庭内の問題。どこまで政治が踏み込んでいいのか、かつては我が党も腰が引けていた。」
 「しかし、2000年の児童虐待防止法以来、むしろ、政治主導で法改正や行政サービス充実をリードしてきた。」
 「超党派議員連盟が、その調整の場となってきた。自民党は私が、民主党は小宮山洋子さんが代表選手。」
 「早期発見〜早期対応が、当初の目的。」
 「今は、親支援プログラムと、自立支援も重要視しています。」
 「親になる準備もないままに、子どもができてしまったり、片親だったり、そういう過程をどうやって支援するかです。」
 「したがって、産婦人科医や助産師さんなどにも、かかわりを持っていただいています。」
 「要保護児童対策協議会の連携が重要です。児相、保健師、医師、警察、学校、保育所、幼稚園 、司法。」
 「親権と親責任との違い。」
 「立ち入り調査や、臨検」
 などなど、児童虐待防止法の立法課程と、これからの親支援プログラム実施の課題をわかりやすく申し上げる。
 参加者は、九州全域の女性議員・党員100名。
 7時半前には国対に入り執務。

 8時、党本部701号室。
 「社会保障制度に関する特命委員会・厚生労働部会合同会議」
 自民党の原案が提示される。
 「社会保障制度基本法」
 ひとこと、注文を付ける。
 「幼児教育は社会保障ですか?」と。
 野田毅さんが、鷹揚に答える。
 「保育園での幼児教育は、いずれにしても大切です!」と。
 今回の政府新システム案も、保育所の拡充案に、幼稚園を巻き込むような折衷案。
 あくまでも実態は保育所拡充策。
 こども園ではない幼稚園に私学助成は残るのであるが、内閣府の子ども給付金の範疇ではなく、一面、置き去り。
 幼稚園の預かり保育にも予算は回らないことになっているし・・・
 ようは、保育所の幼児教育部分を強化するだけ。
 さて、幼稚園関係者は、このことに気が付いているか?
 梅の木に桜を接ぐような総合こども園には、イエスとは言えない。
 現行の保育所と幼稚園をベースに、幼保連携型や幼稚園型の認定こども園を拡充すればいいだけなのに。

 9時より、特別委員会開会。

 10時30分より、小渕優子さん。
 はっきりと、政府案の不備を指摘。
 それを受けて、11時20分より12時20分まで、小宮山洋子大臣に質問。
 ? 配偶者控除制度廃止論者=専業主婦の敵と言われている小宮山さんの理念を確認
 ? ワーク&ライフバランスは、男性の働き方こそがポイント。残業をさせない、有給休暇を消化できなきゃ会社の負債、ゼロ歳児育休。
 ? 控除から手当ての考え方は、家族観と時代性を踏まえた一つの学説。家族観と税制をどうリンクするかにもかかわる。
 ? 小渕報告の検証。
 ? どうして認定こども園の手続き簡素案&財政拡充案ではいけないのか。
 などなど、現行制度の見直しと拡充こそが現実的な対応策であると、小渕さんをフォローする形で指摘。

 「小宮山さんとは、参議院議員時代以来、15年のおつきあい。1時間しゃべっていたら、58分は小宮山さんがしゃべり、残り2分でこちらが話そうとすると、時間がないからまたね、じゃあよろしく!というタイプだ。そもそも小宮山さんの一番素晴らしいのは、そういうときに、自分の結論を先に述べて、そのあと、延々と説明を繰り返すところですね・・・・そういう小宮山さんのお人柄が、政治主導という形で、今回の新システムが出来上がったとしか思えない!」
 と、本音を交えながら、小宮山洋子論を展開。
 ご本人は否定していたが、自民党席からも、民主党席からも、閣僚席からも、深いうなずきが起こったのは、いうまでもない。
 また、小渕報告をまとめた村木厚子さんが、新システムをまとめた当事者でもあり、両者の関連性を質問すると、
 「何と答えたらよいかと・・・」と苦笑い。
 実は、ここにこそ、今回の新システムなるものの真実が隠されているし、「自公政権の盲腸」と認定こども園制度を切って捨てた小宮山さんの本音が隠されている。
 本日の小渕さんと私の議事録を精査したうえで、次の質問のネタを仕込んでいきたい。

 ・平成24年6月5日(火曜日)

お昼に、秘書とご飯を食べながら、業務打ち合わせ。
 午前中に、政府が、2012年版子ども子育て白書発表。
 50歳での生涯未婚率が、男女とも過去最高の数値!
 男性は20%、女性は10%。
 男性は、5人に一人が結婚しておらず、女性は10人に一人が結婚していない。
 …この数値をどう評価すべきか。
 少子化対策は、大前提として、結婚あってこそ。
 我が国の伝統的結婚観・家族観あればこそ。
 フランスみたいに、事実婚を認めちゃう?
 ・・・そういう現実的選択肢はあろうが、国民的議論は必要。

・平成24年7月6日(金曜日)
 5時16分起床、ニュースチェック。
 ダルビッシュ、ネット投票で、オールスター戦駆け込み出場決定。
 おめでとう。
 実力を示してほしい。

 早めに起きて、ゴミだし、台所片付け、そして、おりんさんの朝ご飯準備。
 主婦って毎日大変だなぁ。
 働く主婦は、もっと大変だろうな。
 働く子育て主婦は、もっともっと大変だ。
 毎日毎日、家族を支えているのは、働くお父さんばかりではない。
 働く子育てお母さんがより認められる税制や、専業主婦の価値観が認められる社会保障制度であるべきだ。
 家事育児、たまにやるととても楽しい。
 でも、毎日では、しんどい。
 そのご労苦に報いるべき。
 お父さんたち、もっともっと、家事育児に参加すべき。


今朝の山の手通り 今朝の国会

 8時過ぎには国対に入り、執務。

 10時、愛媛県の橋田さんというおとうさんが、要望を伝えに上京してくださる。
 奥様が子どもを連れて行方をくらましてしまい、DVで訴えられ、子どもと面会すらさせてもらえないという実情。
 不肖馳浩が、
 ? ハーグ条約批准と国内法整備
 ? 親子断絶防止法&面会交流権付与
 ? 離婚後の共同親権制度導入
 を主張し、法務委員会で論陣を張っていることをネットでチェックし、みずからの境遇をぜひともわかってほしいということで、お会いした次第。
 ・ 奥様が子供を連れて出て行ってしまった実情。
 ・ 妻の実家からも理解してもらえないもどかしさ。
 ・ 離婚するには財産分与を求められている実情。
 ・ とにかく子供といきなり引き裂かれて、会えない辛さ。
 ・ 自分のようなつらい思いをする夫を、二度と出さない法整備を望む気持ち。
 ・ DVというだけで家裁の調停員に夫の主張をまったく聞いてもらえない。
 ・ DV冤罪の理不尽さ。
 などなど、お伺いする。

 「あなたの一方的なお話なので、奥様のお話を聞いておらず、下手なことは言えません。個人的なことにはなかなか口を挟みづらいけれど、お気持ちはよくわかりました。」と、前置きをし、
 「でも、子どもといきなり引き離されて逢わせてもらえない辛さは、同じく娘を持つ父親として、同情に堪えません。」
 「ハーグ条約締結と国内法整備。親子断絶防止法。離婚後の面会交流権付与。共同親権。これが家族法に関わる私の主張です。ぜひ、ご理解ください。」と、情報交換や、意見交換をさせていただく。
 わざわざ上京していただき、ありがとうございます、とお礼申し上げる。

 ・平成24年7月31日(火曜日)

8時、国対に入り執務。
 国対正副会議。
 焦点は、公債特例法と、選挙制度改革法の処理。
 年金交付国債の処理は、本来ならば補正予算で処理すべきもの。
 それを、公債特例法の改正で処理する、という閣議決定には、疑問。
 ばらまき予算の修正も必要。
 交渉の余地あり。
 やはり、自公民の党首会談を求めざるを得ない。

 9時40分より、国対法案説明会。
 法案成立ラッシュ?
 ? 労働安全衛生法一部改正案(メンタルヘルス対策、アスベスト対策、受動喫煙防止対策)
 ? 農林ファンド法(農林漁業の6次産業化、ファンドに政府が出資金、先進的な事業支援)
 ? PFI法一部改正案(PFI事業拡大、官民連携インフラファンド創設、民間事業創出)
 ? マイナンバー法関連法案(特定個人情報保護、個人番号カード申請〜交付、市町村の利用ルール)
 ? エネルギー使用合理化法一部改正案(電力ピークの需要家対策、建築材料トップランナー制度)
 などなど。
 税と社会保障の一体改革法案が参議院で審議中に、できる限り法案を処理しておこうとの政府の魂胆見え見え。
 もちろん、協力すべきは野党もどしどし協力すべき。
 でもね。
 こういう法案処理スケジュールが行き当たりばったりなのは、民主党政権の未熟なところ。
 最優先すべきは、公債特例法、年金交付国債処理法、一票の格差解消法なんじゃないの?

 10時半、JICA幹部が国対にお見えになる。
 青年海外協力隊員の教え子が、ロンドン五輪に出場中という。
 その報告と、今後の事業展開についての意見交換会。
 ・ JICA OB組織編制
 ・ JICA OB学術組織立ち上げ
 ・ JICA OB教育現場への配置
 ・ JICA OB再就職支援
 ・ シルバー隊員の支援
 ・ プログラム支援
 などなど、外交政策としての可能性を話し合う。

目・平成24年10月6日(土曜日)
 4時36分起床、ニュースチェック。
 中国大使に、木寺官房副長官補決定。
 ようやく。
 事務次官クラスの大物起用。
 危機感のあらわれ。
 丹羽大使が帰国する来月中にも交代か。
 木寺さんは官房長も経験されており、国勢の状況もよく把握されている。
 プロの大使として、冷え込んだ関係を修復する一助となっていただきたい。

 本日は、日帰り出張。
 福岡空港経由で山口県下関市へ。
 いつものごとく、小松空港2階の「中佐」で朝ご飯。

 10時、小松空港発のANA機で出発。
 連日の寝不足がたたってか、機内では熟睡。
 11時30分、ちょっと遅れて到着。
 お迎えの車で、急いで下関市へ。
 関門海峡で、巌流島を眺める。
 昔あそこで、タイガー・ジェット・シンと、大流血の激戦を繰り広げたんだよなぁ、試合が終わってから、下関市立病院に運ばれたんだよな、でも、治療の後、「若竹」に飲みにいたんだよな・・・と思い出す。

 下関海峡メッセに到着後、早々に講演開始。
 テーマは、「愛情は親から子供へのかけがえのない贈り物」
 親学について、私見を申し上げる。
 ・ 目児童虐待防止法の立法過程について
 ・ 指でOK親権と親責任について
 ・ わーい(嬉しい顔)3世代同居や、祖父母との関係性について
 ・ 派閥と体育会系について
 来場者の9割は、小中学校の教員。
 したがって、安倍政権でできた、教育基本法抜本改正案の「学校・家庭・地域・との連携」についても、その意義を申し上げる。
 教員として配慮すべき「親学」は何か。
 テーマにそっての私見を申し上げる。

 続いて、親守詩コンクール表彰式。
 これは、短歌の上の句を子どもが読み、下の句を親がつけるという連歌方式の詩。
 子どもと親の掛け合いが、お互いの心情を吐露させる。
 やはり、デジタル時代だけれど、こうした顔の見える、ぬくもりのある親子関係こそ、求めるべき親子関係。
 最後は、シンポジウム。
 安倍先生、向山先生、桝屋先生といっしょに、以下の質問にお答えする。
 ? 日本の教育が抱えている大きな問題は何?
 ? 安倍内閣で教育基本法が抜本改正された。古い教育基本法との違いは?
 ? 教員免許更新制について。
 ? 第2次安倍内閣が誕生したら、教育改革への期待を一言!
 今一度、日本の子育ての伝統に学びながら、学校現場でも実践できる指導法を学ぶことが重要だろう。

・平成25年1月9日(水曜日)
 珍しく6時16分起床。
 ぐっすりと寝た。
 昨日の練習で疲れたかな・・・トシだ。

 15時、ハーグ条約締結に向けて、外務省の宮島国連担当大使や、新美参事官、国際法局の勝亦社会条約官などと、情報交換。
 条約締結と、そのための国内法整備は、2年前からの国際公約。ウインク
 民主党政権の歴代外務大臣が、サミットなどで約束してきている。
 今国会は、ゴールデンウィーク前後まで予算審議で忙殺される。
 とすると、ハーグ条約関連法案が成立するのは、速くて5月。冷や汗
 少なくとも、サミット前には成立させておきたい。
 外務委員会と法務委員会との連合審査も必要だし。
 そのあたりの国会事情も踏まえ、打ち合わせ。
 わーい(嬉しい顔)「離婚後の未成年の子の親権や監護については、離婚前の居住国において決める!」わーい(嬉しい顔)と、いう当たり前の国際ルールへの参加問題。
 サミット参加国では日本だけがまだ未加入。
 恥ずかしい。目
 扶養の問題や面会交流問題が絡む。
 国際ルールに則っての処理が求められる。
 口さがない外国からは、「日本人による子どもの拉致問題」とまで表現されている。
 それは許せない。
 だからこそ、国内法整備も含め、ハーグ条約批准が急務。指でOK

 15時半、財務省国会連絡室の鈴木さんや、主計局総務課と、予算委員会の日程について、下打ち合わせ。
 補正予算成立、当初予算提出、暫定予算成立、税制改正、与党折衝、3党合意・・・・
 この国会は、とてもきつい審議スケジュール。
 針の穴にギリギリの太さの糸を通すような、慎重さと丁寧さが求められる。
 ただでさえ、ねじれ国会。
 あらゆる選択肢を持ちながら、与野党交渉を円滑に進め、締切期日までに予算を仕上げたい。

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