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憲法九条を暮らしに生かす会コミュの【孫崎享のつぶやき】 憲法九条は幣原喜重郎がマーカーサーに提言が出発点

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【孫崎享のつぶやき】
憲法九条は幣原喜重郎がマーカーサーに提言が出発点。「幣原首相は『戦争を無くするとという確信に至り、ためらいながら軍人の貴方に相談。『今起草中の憲法に、そういう条項を入れたい』といった。私は思わず立ち上がり、老人の両手を握り彼を励ました。
2022-04-10 07:5510


 1:平和憲法の成立と幣原喜重郎の役割―全てマッカーサーが決めたことなのか、逆に幣原喜重郎の助言が憲法規定になったのか、

(1)日本国憲法の制定で、マッカーサー等が主導したことは間違いありません
 簡単に憲法制定の流れを見ていきたいと思います。

 ・2月3日、マッカーサーは憲法改正の必須要件(いわゆる「マッカーサー三原則」)をホイットニーGHQ民政局長に示して憲法改正案の作成を指示
「マッカーサー三原則」:天皇制、封建制、軍事

 この中における軍事関係
「国家の主権としての戦争は廃止される」、「日本は、紛争解決の手段としての戦争のみならず、自国の安全を維持する手段としての戦争も放棄する」、「日本は、その防衛と保護を、今や世界を動かしつつある崇高な理想に信頼する」、「日本が陸海空軍を保有することは、将来ともに許可されることがなく、日本軍に交戦権が与えられることもない」。

(2)「軍隊を持たない」は幣原喜重郎氏がマッカーサーに提言しマッカーサーがこれを受理したのが真相の様です

(3)米国人にとって議会証言は極めて重要です。マッカーサーの議会証言

幣原平和財団『幣原喜重郎』(1955年)は「1951年5月5日の米議会上院軍事外交合同委員会公聴会での証言」によれば、マッカーサーは 「幣原首相は『長い間熟慮して、この問題の唯一の解決は、戦争を無くすことだという確信にいたり、ためらいながら軍人のあなたに相談に来ました。なぜならあなたは私の提案を受け入れないと思うからです」『私はいま起草している憲法に、そういう条項を入れる努力をしたい』といった。私は思わず立ち上がり、この老人の両手を握って『最高に建設的な考えの一つだ』『世界はあなたを嘲笑するだろう。その考えを押し通すには大変な道徳的スタミナを要する。最終的には(嘲笑した)彼らは現状を守ることはできないだろうが』。私は彼を励まし、日本人はこの条項を憲法に書き入れた。」と記載している。なお重要なので、英語関連の記述を探し、出所の正確さは不明ですが次がありました。この発言は今後とも重要な意味合いを持ち、保存の意味もかねて紹介します


(4)幣原喜重郎はさらに幣原みずから,その著『外交50年』において,次のように叙述しています。

私は図らずも内閣組織を命ぜられ,総理の職に就いたとき,すぐに私の頭に浮かんだのは,あの電車の中の光景で乗客の一人が政府は国民の知らぬ間に戦争を引き起こし,また降参したのはけしからんと言ったところ,多くの乗客がこれに呼応したことであった。これは,何とかしてあの野に叫ぶ国民の意思を実現すべく努めなくちゃいかんと,堅く決心したのであった。それで憲法の中に,未来永ごうそのような戦争をしないようにし,政治のやり方を変えることにした。つまり戦争を放棄し,軍備を全廃して,どこまでも民主主義に徹しなければならんということは,外の人は知らんが,私だけに関する限り,前に述べた信念からであった(太字は筆者)。それは一種の魔力とでもいうか,見えざる力が私の頭を支配したのであった。よくアメリカの人が日本へやって来て,こんどの新憲法というものは,日本人の意思に反して,総司令部の方から迫られたんじゃありませんかと聞かれるのだが,それは私の関する限り,そうじゃない,決して誰からも強いられたんじゃないのである。

(5)「戦争放棄」はマッカーサーの押し付けではありません。

 憲法を守るか否かは、その内容が最重要です。しかし憲法改正を主張する人の中には「押し付け憲法であるから改正しなければならないと主張する人々がいられるので、詳細に記載しました。

コメント(2)

私も、同感です。平和憲法は、あの当時の国民の叫び!です。
マッカーサーからの押し付け?関係ない!
>>[1]

ええ。おっしゃるおことば、私も同感です。

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