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憲法九条を暮らしに生かす会コミュの■□■ うずみ火通信 ■□■     No.063 2016.8.26発行

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  ■□■ うずみ火通信 ■□■      
                    
                    No.063 2016.8.26発行
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厳しい暑さが続いていますが、
その後、お変わりなくお過ごしのことと思います。
いつも「新聞うずみ火」を応援して下さり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

さて、メルマガ「うずみ火通信」をお届けします。


                   新聞うずみ火編集部

(名刺を交換させていただいた方など、
ご縁をいただいた方に送らせていただいています。
恐縮ですが、不用な方は
uzumibi@lake.ocn.ne.jp までメールをいただけますか)。

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┗■┓  「うずみ火」情報 ┏■┛
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■新聞うずみ火9月号を発送

黒田清さんの月命日である23日、
創刊131号を数える9月号を発送しました。
主なラインナップをご紹介します。

・1面〜8面「特集 相模原殺傷事件」

19人が死亡、26人が負傷した相模原市の
障害者施設「津久井やまゆり園」殺傷事件から1カ月。
「障害者は生きていても意味がないから殺した方がいい」という
植松容疑者の考えを支持する声がネット上にあふれている。
安倍政権を支えるネット右翼の一人は
無駄な福祉費を使わなくて済ませることが国家に対する重大な貢献となる」
と主張している。
だが、待ってほしい。そして、想像していただきたい。
そんな「いる命、いらない命」を決める「命の線引き」は、
いずれ自分たちに迫ってくる。
というのも、今は障害がないかもしれないが、いつ何時、
事故に遭わないとも限らないし、
誰でも年を重ねればどこかに障害を持つのだ。

重度障害者は生きている意味がないのか。
滋賀県の重症心身障害児施設「びわこ学園」元園長の高谷清さん(78)と、
堺市の障害者自立学舎「しっぷ」施設長で
自身も障害を持つ菊野健一さん(59)に話を伺った。
また、被害者の実名が公表されなかった問題について、
ジャーナリストの粟野仁雄さんに、
知的障害の息子を持つ親としてこの事件をどう考えているのか、
奈良県五条市の読者にそれぞれ寄稿してもらった。

高谷さんは、1987年11月、びわこ学園の移転費を募るための一大イベント
「抱きしめてBIWAKO」を振り返り、こう訴えた。
「大事なことは、障害があろうとなかろうと、
その人を個人としてその人格を尊び、
そのことが保障される地域、社会を築いていくこと。
それが私たちを守ることでもある」
菊野さんは障害者施設の現状に触れ、
「障害者施設の場合、介助する側とされる側がはっきりわかる仕事。
どうしても介助する側が上に立ち、される側を見下すケースが少なくない。
特に、仕事や職場関係で精神的にも肉体的にもしんどくなると、
介助する側は『助けてやっているのに、なぜ言うことを聞かないのか』という
思いを持ちがちだ」と話す。

また、発生直後、神奈川県警は記者クラブに
「施設の特性、ご本人や遺族のプライバシ—保護の必要性が極めて高い。
19人すべての遺族から匿名の希望があった」と説明し、
A子さん19歳、S男さん43歳など、性別と年齢だけ発表したことについて、
権力側がこれを悪用しかねないと警鐘を鳴らす。


・9面〜11面「沖縄・高江ルポ」

沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)建設問題で
国は7月22日、機動隊員約1000人を動員して座り込みの市民を排除、工事に着手した。
その後も連日、緊迫した情勢が続く。
8月5日から8日の日程で、栗原記者が現地を取材した。 

なぜ、工事は強硬に再開されたのか。
米軍への在沖駐留米軍は「北部訓練場の一部を来年初めに返還する用意がある」と発言。
7月末には「ヘリコプター着陸帯を建設することで4000?の土地返還が可能になった。
沖縄返還以来、最大の土地返還となる」という声明を発している。
菅官房長官も「基地負担軽減のため着実に実行する」と呼応した。
高江の支援行動を続けてきた平和市民連絡会の北上田毅さんは
「来年2月までに残り4カ所を作ることは至上命令。
政府・防衛省はそのために、ありとあらゆる卑劣な不法行為を行っている」と憤る。


・12面〜13年「ヤマケンのどないなっとんねん」

8月8日、天皇の「お言葉」と称する「ビデオメッセージ」が一斉に放映された。
ヤマケンさんはこう記す。
<天皇も触れた通り、憲法第4条は「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、
国政に関する権能を有しない」と規定している。
従って、天皇が政治の現状についてあれこれ述べることや、
法律や制度について問題点や改正すべきところがあるなどとか
発言することは憲法違反である。
もちろん、天皇自身の地位や制度に関わることについても、そうである>
さらに、こう訴える。
<天皇の「お言葉」なるものが首相や衆参両院議長を動かし、「皇室典範」の改正になるのか、
特別立法の制定になるのか、あるいは公務見直しや儀式簡略化などで対応するのかはともかく、
政治を動かしたことは事実である。
この日だけではなく、これからこれらに関する検討が行われることになる。
これら一連の対応をみると、今回の「お言葉」と称する意向表明は、
明らかに憲法第4条に違反したものであり、これに応じた首相や衆参両院議長も同様である>


・14面〜15面「原子力と人権」

編集委員の高橋宏は71年目の原爆忌について、長崎市の「平和の誓い」を評価する。
<被爆者代表の井原東洋一さんは「私たちは絶対悪の核兵器による被害を訴える時にも、
日中戦争やアジア太平洋戦争などで日本が引き起こした過去の加害の歴史を忘れてはいません」
「国会及び政府に対しては、日本国憲法に反する『安全保障関連法制』を廃止し、
アメリカの『核の傘』に頼らず、アメリカとロシア及びその他の核保有国に
『核兵器の先制不使用宣言』を働きかけるなど、
核兵器禁止のために名誉ある地位を確立される事を願っています」
「私たち被爆者は『武力で平和は守れない』と確信し、核兵器の最後の一発が廃棄されるまで、
核物質の生産、加工、実験、不測の事故、廃棄物処理などで生ずる
全世界の核被害者や広島、福島、沖縄の皆さんと強く連帯します」と訴えたのだ>
井原さんの言葉の一つひとつには、聞く者の胸に迫る重みがあるという。


・16面「世界で平和を考える」

ジャーナリストの西谷文和はトルコへ入り、クーデター未遂事件の背景に迫っている。
<テレビも新聞もエルドアン大統領に反対できない状況だ。
確かにクーデターは許せないが、ギュレン師ら反体制派の主張が
一切封印されるのはいかがなものか>と訴え、現地の新聞記事から
<ソ連が崩壊すると、ギュレン師はロシアに進出。
ロシアへ英語教師を送り込み、その中に米国、つまりCIAのエージェントがいて、
ギュレン師とCIAは密接につながるようになった>という記事を紹介している。
エルドアン大統領がロシアに急接近している理由がわかる。


8月のうずみ火講座で「なぜ、日本は戦争に突き進んだのか」と題して講演した
龍谷大名誉教授の木坂順一郎さんの講演要旨、
7月の「黒田清さんを追悼し、平和を考える集い」の様子、
8月14日の京橋駅空襲慰霊祭などの記事のほか、
羽世鉱四郎さんの「経済ニュースの裏側」をはじめ、
「100年の歌びと」「坂崎優子がつぶやく」などの連載も大好評です。


※「新聞うずみ火」の購読を希望される方は、
うずみ火事務所までご連絡ください。
(?06・6375・5561 Fax06・6292・8821 
メール uzumibi@lake.ocn.ne.jp )
最新号と振替用紙をお送りします。
B5版32ページ。月刊で1部300円(年3600円)
10年前からこの値段です。

※郵便振替は、00930−6−279053


■9月のうずみ火講座の案内

9月のうずみ火講座は10日(土)、
大阪市福島区吉野3の福島区民センターで開きます。
講師はジャーナリストで「人権と報道・連絡会」世話人の山口正紀さん。
演題は「報道されない『戦争する国』の治安法」。
5月に成立した「刑事訴訟法等の一部を改正する法律」は表向き「取り調べの可視化」と称し、
冤罪をなくすかのような触れ込みですが、その中身は冤罪助長・盗聴法大改悪の治安立法です。
しかも、大手メディアが「可視化法案」と報道したことから、
多くの人がこの危険性を知らないのが事実です。
長年にわたって冤罪事件を追っている山口さんにわかりやすく解説してもらいます。
山口さんは元読売新聞記者。2003年に中途退社したあと、ジャーナリストとして活躍。
97年から『週刊金曜日』で「人権とメディア」を隔週連載中です。

【日時】9月10日(土)午後2〜5時。講演終了後、懇親会あり。
【会場】大阪市福島区の福島区民センター302号
(地下鉄千日前線「野田阪神駅」7出口から徒歩5分、阪神「野田駅」から西へ200?、
JR環状線「野田駅」から徒歩8分、JR東西線「海老江駅」から徒歩5分)
【資料代】一般1200円、読者1000円、学生・障がい者800円



■9月の「茶話会」「酒話会」の案内

お茶を飲みながら交流を深める「茶話会」は
9月29日(木)午後2時から、
お酒を飲みながら憲法を学ぶ「酒話会」&「憲法BAR」は
翌30日(金)午後6時半から、
いずれもうずみ火事務所で開きます。

茶話会は、矢野が新聞うずみ火での取材について話したあと、
参加してくれた方々からの近況報告を伺います。

酒話会は、乾杯の前に小一時間ほど、
定岡由紀子弁護士を講師に「憲法を読む会」を行っています。
いわば、「憲法BAR」。
あなたも覗いてみませんか。


■矢野の講演予定

・「こんなに危険 自民党改憲草案」
【日時】9月2日午後6時〜
【会場】摂津市立三宅柳田小学校
【主催】摂津教職員組合


・「壊憲暴走を止めよう」
【日時】9月17日(土)午後1時半〜
【会場】弁天町
【主催】九条連近畿


・「憲法・平和・メディア」
【日時】9月25日(日)午後2時〜
【会場】茨木市福祉文化会館5階センターホール
【主催】茨木母親大会実行委員会


・「人権体験学習・大阪大空襲」
【日時】9月29日(木)午後1時〜
【場所】大阪府立湊高校




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 マガジン名:うずみ火通信
 発行日:不定期
 発行元:新聞うずみ火 〒530-0012 大阪市北区芝田2-4-2 牛丸ビル3階
     TEL 06-6375-5561 FAX 06-6292-8821
 問い合わせ:uzumibi@lake.ocn.ne.jp
 WebPage: http://uzumibi.net/
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