ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

憲法九条を暮らしに生かす会コミュの『政党レベルを超えた京都民主主義勢力に学びつつ考えたこと』

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
『政党レベルを超えた京都民主主義勢力に学びつつ考えたこと』

                          櫻井 智志




========転載開始=============

京都市長選7日投開票 3候補、最後の訴えに全力

【京都新聞】



 任期満了に伴う京都市長選は7日投開票される。現職の門川大作候補(65)=自民党、民主党、公明党、社民党府連推薦=と、いずれも新人で元京都府議の三上隆候補(85)、元労組委員長の本田久美子候補(66)=共産党推薦=の3人が、市政の継続か転換かをめぐり、激しい論戦を繰り広げている。6日は各候補とも、繁華街をはじめ市内各地で最後の訴えに全力を挙げる。




 労働環境改善や中小企業振興、車道の渋滞が問題化した四条通歩道拡幅、景観規制のあり方、少子高齢化対策、入洛客が増加する観光への対応が争点となっている。政策を実現する財源確保の方法も問われている。

 門川候補は「未来への責任として、借金を増やさない」と訴え、行財政改革や有効求人倍率上昇、待機児童解消など2期の実績を強調。4年間で職員人件費削減をはじめ500億円以上の財源を確保すると訴える。経済界や連合京都、各種団体でつくる「未来の京都をつくる会」を選挙母体に、支持組織を固めている。

 三上候補は「京都から世界平和を発信する」とし、京都を日本の首都にすると主張。四条通の復元や、寺院拝観料に課す新税を財源に貧困児童への無料給食制度を創設すると訴える。知人らでつくる「世界平和の会」が選挙活動を進める。




 本田候補は「戦争法(安全保障関連法)廃止、原発再稼働反対」を掲げ、憲法を生かした市政を訴える。子ども支援を一元的に担う「子ども未来局」創設、中小企業振興の条例制定による経済活性化を公約。労組や市民団体でつくる「憲法市政みらいネット」を選挙母体に、共産支持層に加え無党派層への浸透も図る。



 政党レベルでは、1993年選挙から7回連続で「非共産対共産」の対決構図となった。各党は夏の参院選もにらみ、アピールしている。

【 2016年02月05日 23時20分 】

======================

小論 

 『政党レベルを超えた京都民主主義勢力に学びつつ考えたこと』

                          櫻井 智志



 「政党レベルでは、1993年選挙から7回連続で「非共産対共産」の対決構図となった。」なのか?
正式には、安倍独裁軍事政権に賛成する団体が支持する傀儡候補と、安倍政権暴走を阻止して憲法を市政に奪還する「憲法市政みらいネット」を基盤に広範な団体、個人を結集する候補との一騎打ちなのだ。

 あいにく地元新聞社も、京都財界に迎合する論調となっている。それはそれで新聞社も利潤を追求する企業だからしかたあるまい。
平和・立憲の憲法を破壊し、戦争国家への道をひらくことのほうが、財界にも政府にもおぼえめでたく得なのだろうなあ。

 正直ありていに言う。
私は、「憲法市政みらいネットワーク」を支持しているのであって、共産党や本田久美子さん個人を支持しているわけではない。
安倍独裁政権を批判しているのであって、「憲法市政みらいネットワーク」が擁立する候補なら、それだけの人格者と思うからどなたが立候補しても支持応援する。

 必要なのは、「非共産対共産」の構図ではないということだ。
「軍事政権支持候補」か「憲法市長候補」か、というところにある。
日本共産党選挙対策の小池副委員長が入って熱弁を奮っているが、八王子市長選でも宜野湾市長選でも当選はできなかった。
まもなく参議院議員を勇退する市田忠義さんの人格高潔な静かな語り口のほうが、京都市民の支持をいっそう集めることだろう。

 京都市長選は熾烈な選挙戦で、当落は当日開票が終わるまでわからない。
開票行為が不正が行われたり、不祥事が発生した選挙は去年、今年だけでも新聞をにぎわせた。





 しかし、今回の京都市長選における「憲法市政みらいネットワーク」本田候補に結集する京都市民と全国から、京都市内から運動している日本共産党員と支持者たちの全力を発揮している運動は、国政選挙の重要な土台づくりにも貢献している。
当落は時の運。選挙に結実する民主主義運動は、事実が明確な痕跡としてさらに次の政治戦につながる。




思えば、3.11福島原発事故いらい、名も無き市民が官邸前でさらに全国で燎原の火のように広がった。社民党福島みずほさんが夫君海渡弁護士とともに推進した反原発運動は、政党を超えて全国の子どもからお年寄りまで大規模な規模となった。
その運動に合流したから日本共産党は躍進し得た。
間違っても、日本共産党が最初からこの反原発運動をリードしたわけではない。
それでも日本共産党の志位和夫委員長は、謙虚で誠実なお人柄で、他の政党とも、他の運動団体とも胸襟を開き、民主党や生活の党とも共闘して反原発運動を開拓した。
さらに志位委員長は、国政選挙ても野党共闘のために共産党が自党の候補にこだわらず、取り下げても1人区の候補ひとりにしぼることを具体的なプログラムとして提案した。日本共産党の歴史に残る指導者である。
世界的に共産党が壊滅しても、日本共産党が国会で議席が一桁、全国自治体に空白区続出している状況のなかで、何が原因でどうすれば克服できるかを理解して実践したのは、志位和夫−市田忠義執行部である。
なかなか選挙共闘が難しいことも志位氏は見極めていた。はじめから「これは中期的な目標であり、短期的に実現しないからすぐ取りさげるというものではありません」と公的に発言していた。

 志位和夫が日本共産党の委員長として、政界に君臨するかぎり、日本共産党の議席が一進一退しても、堅実な基盤は続く。





志位氏には、人間的な謙虚さといざという時の決断力が備わっている。
古在由重の除籍問題で、日本共産党を支持しつつも、強い幻滅感を共産党に感じていた。それが再び日本共産党の言動に注目し積極的に応援しはじめたのは、志位和夫氏が基調報告した何年かの「六中総」報告を読んだ時の感銘が直接のきっかけである。
さらに地元神奈川県の宮原春夫さん、畑野君枝さん、君嶋千佳子さん、田母神悟さん等などすぐれた共産党員の人間像に触れたからだ。
地元の共産党でも「あれっ?」と思う共産党員もいるが・・・




今後も、日本共産党の批判的同行者として容共派の無党派民主主義のスタンスから応援エールを送りつつ、国民的な統一戦線運動実現に向けて、今回の京都市長選に臨む「憲法市民みらいネットワーク」のような共産党も他の団体や政党とも同じ目の高さから共同してとり組む政治実践を、拡散し広げることにとり組みたい。

  京都長選に立候補した勇気の本田久美子候補の当選を切望する。

コメント(1)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

憲法九条を暮らしに生かす会 更新情報

憲法九条を暮らしに生かす会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング