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トラウマティック銀幕コミュの愛染かつら

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♪花も〜嵐も〜踏み越えて〜行くが〜男の〜生きる道〜♪
歌は超有名で、金持ちの医者と貧しい看護婦の恋物語らしい…という認識のみ。
戦前の田中絹代と上原謙ってどんなんだったんだろう?

「愛染かつら」

娘の敏子と公園を散歩するかつ枝。「どうしてパパちゃんは死んじゃったの」
そこで同僚の峰沢と出会い、姉の子だとウソをつくがバレてしまう。
翌日、津村病院の看護婦仲間から責め立てられる。規則に反するからだ。
独身者のみの採用のはずなのに、子供がいることを隠していたからだ。
かつ枝の身の上話。故郷を捨て東京へと駆け落ちしてきたが、夫はすぐに病死。
「夫が遺していったたった一つの形見の娘のために、この病院で働くことに」
同僚の看護婦たちはみな胸を打たれ、これからはかつ枝を応援することにする。
そこへ婦長が闖入。無断で集会を開いているとリーダー格の峰沢を連れて行く。
でも、叱責ではなく、院長の息子の浩三が小児科医として勤務するのが決まり、
歓迎会の余興を取り仕切れとのこと。当日、金色夜叉の寸劇や琵琶演奏に続き、
院長令嬢のピアノ演奏が終わったあとのメインイベントはかつ枝の独唱だ。
浩三がピアノ伴奏を妹に頼むが、素人相手の伴奏なんかしないと断られる。
そこで、浩三自らピアノ伴奏を申し出て、かつ枝の美しい歌声に魅了される。
ある日の往診の帰り、浩三はかつ枝をお墓参りに誘う。お堂の前の愛染かつら。
恋人たちが願いを込めて触れると、一度は離れても最後には結ばれるらしい。
「かつ枝さん、ぼくといっしょにこの木に触ってお願いしてください」
娘の敏子をあずかってもらっている姉にかつ枝は相談する。
「浩三さんに敏子のことは言ったの?」「言って態度が変われば諦めます」
浩三には縁談があった。父は名門の娘を嫁にもらうのが津村家の慣習だと言う。
反撥した浩三は友人のいる京都へとかつ枝を誘う。「明日の晩、新橋駅へ」
約束の時間の直前、姉から看護婦寮に敏子の発熱を知らせる電話が入る。

で、これから誤解やらすれ違いやらで恋人たちには様々の障害が続くはず…。
実は前後篇に分かれていたものを、フィルム消失のために総集編として再編集。
浩三の友人役の佐分利信なんか、え?これだけ?というもったいない出方。
でも、このあと続編とか新編とかあるらしいから、もの足りないならそっちで。
医者と看護婦に資産家令嬢が絡むって設定は‘暖流’に似ているなあ。
今回のかつ枝は職業婦人+母でダブルの強さ。アメリカ留学の令嬢も敵わない。
桑野通子の合理的令嬢は恋敵にフェアに挑むが、結局、かつ枝の不戦勝となる。
それよりも浩三の妹の見下し令嬢こそ、かつ枝の闘争心に火をつけたのかも。
浩三の家出の原因として一方的に責め、居所を探すよう高圧的に命じるのに、
「わたしが彼を探し出したら、今度はそちら様がお困りになりますよ」って。
小柄で日本人形のようにかわいい田中絹代のかつ枝だけど、恐るべし〜!
今回のトラウマは口やかましくて、疑い深くて、せっかちな婦長さん。
かつ枝は平気だけど峰沢には効果的な‘きっとですよ!’連射口撃はすごい〜!

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