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トラウマティック銀幕コミュの眠狂四郎 人肌蜘蛛

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今月から市川雷蔵特集をCSのNecoとか時代劇チャンネルでやっている。
実は雷蔵の映画は観た事がない、ってのがトラウマでした。
初級者としてはやはりこのシリーズでしょう。
そしてこの一本には、トラウマティック女優ならこの人!緑摩子が出ているのだ。

「眠狂四郎 人肌蜘蛛」
黒ミサの咎めを受けてとりつぶされた実家の墓参りに立ち寄った狂四郎。
墓を守る吉三は、狂四郎と同じ黒ミサの子である薬師寺兵庫を息子のように育てている。
その兵庫を一目見て狂四郎は言い放つ。「おまえの命は長くないようだ」
実はその村里近くには鬼館があり、若い男女の村人はそこの牢に閉じ込められ、
生きて帰った者は一人もいない。そんな鬼館から兵庫を召し出せとのお達しが。
兵庫は迎えが来ても返り討ちにすると言うが、自分のはかない運命がわかっている様子だ。
狂四郎が兵庫に替わって鬼館に行くと、そこでは土門家武と紫の双子の兄妹が、
捕えた村人を弓矢の的としたり、紫の夜伽の相手が済むと殺すという蛮行を繰り返す。
元々兄妹は将軍家齊の妾腹の子で江戸住まいだったが、
家武が嫉妬のあまり紫の夫を次々に殺害、天領である甲府の地に追放されていた。
その腹いせもあってやりたい放題の兄妹。でも裸身で誘惑する紫を冷たく無視する狂四郎は、
鬼館を混乱に陥れて脱出。そんな狂四郎に公儀目付けが接近する。
家武の悪行の数々が江戸に伝えもれ、行状を諌めても収まらなければ消せと命じられていた。
目付けは殺しの依頼をするが、狂四郎は断る。世のためと言われても関係ないからだ。
そんなさなか復讐に燃える家武・紫の兄妹は吉三を殺害し、兵庫を捕える。
罠を巡らせて狂四郎をおびき寄せようとするが…。

う〜ん、この一本では、まだ市川雷蔵の魅力はわからない。
はっきり言って、緑摩子に食われちゃっている。
妖しい!なんという存在感。極悪だけど許す!どんどんやっちゃってほしい!
狂四郎はTVで見た片岡仁左衛門にノックアウトされて、イメージが出来上がってる。
でもこれからしばらく当分雷蔵漬けになって、真の魅力というものを探りたい。
今回のトラウマはこのタイトル。他に二本録画したけどやっぱりこれでしょう。
「人肌蜘蛛」。これって人の肌をした蜘蛛ってこと?ゾワゾワゾワ〜。

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