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電力系統研究者&技術者コミュのスマートグリッドについて

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最近、米オバマ大統領の影響などもあり、新聞やテレビなどでも「スマートグリッド」が取り上げられることが多くなってきました。

私自身は大学で研究をしている立場から、ぜひともスマートグリッドを構築していきたいと考えていますが、さまざまな問題があることも分かっています。

まず第一に、日本の電力系統は既に信頼性が高く、信頼度向上というモチベーションがないので、今さら「スマートグリッド」と言われてもピンと来ないのではないでしょうか。

ただ、政府の温室効果ガス削減目標に見られますように、再生可能エネルギーの大量導入や、省エネ機器の普及にともなう需要構造の変化など、これから電力系統に起こりうる変化に何らかの対策をとることは必要なのではないかと考えています。


電力系統の技術者もしくは研究者としてのみなさんのお考えをお聞かせいただきたく、トピックを立てさせていただきました。よろしくお願いします。

コメント(7)

太陽光発電をはじめとする分散型電源の並列は、電力会社に不利益とする向きもありますが、環境を考えると今後とも拡大が必要と思われます。反面、不安定かつ偏在性のある自然エネルギーが本格的に普及した場合、それらを互いに融通し安定させるために、これまで以上に電力「系統」が担う役割は増えるのではと思います。

また、いまのところ試験的な段階である電力貯蔵技術も、今後は重要なカギをにぎると思われます。リチウムなどが石油にかわって資源争奪問題が起こることも予想されますし。

上の方同様、基礎研究は重要だと考えています。応援しております。

> へぼ担当さん

> 特に逆潮流の問題は現在でもメンテナンス時等で頭を悩ます問題であり…

横レスですみません…

今から10数年前に、わが国では「分散型電源技術指針」が公表され、事実上それが電力会社との系統連係の条件になっています。(太陽光発電のインバータもそれに基づき作られている)当初新技術として慎重に扱われていた「単独運転防止機能」なども、それなりに信頼性は確保されている…と私は感じているのですが、供給側の現場ではそれでも問題が生じているのでしょうか?

ご面倒でなければで結構です。現場でお感じの問題点等あれば、ご教示ください。
> へぼ担当さん

ご丁寧な回答ありがとうございました。
「分散型電源系統連系技術指針」でしたね。とっさに出ませんでした…

> もちろん承知しており、単独運転防止機能も有効に機能しており…100%の信頼性を持たない限り、必ず検電作業を行うのは基礎中の基礎。

私も同様に思います。たとえ数キロワットでも柱上変圧器を励磁する力があれば、最悪のケースも考えられますし。ただ、単独運転防止機能の不動作事例が若干あるのかと思い、少しびっくりしましたが、そうではないのですね。

私は内線ばかりで、外線(系統)に関しては素人ですが、低圧であれば検電と短絡接地の徹底、逆に特高であれば十分な運用協議がなされるでしょうが、高圧での系統連系が多数になった場合、品質維持を含めてそのあたりのリスク管理は結構シビアになるのではないかと想像します。
>へぼ担当さま
貴重なご意見ありがとうございます。
系統の研究はどうしてもその「運用状態」を考えてしまうので、リレーの精度を高めれば逆潮流は保護自体には問題ないなどと考えてしまいがちなのですが、現場では停止時の作業も非常に重要であるということを再認識させていただきました。このような事情もふまえて研究していきたいと思います。

>Rodman233さま
ありがとうございます。
これまで内線といえば受電のみでしたが、分散電源の連系によって今度は逆向きの送電をするということで、需要家の側にも大きな変化が訪れると思います。これまでは電力系統と言えば電力会社の持ち物という認識でしたが、需要家も電力系統の一部であるという認識が大きくなっていくものと考えています。
初めてこのコミュニティで書き込みます。
分散型電源系統連系技術指針 というものがあることを知りませんでした。

さて単独運転防止機能については、太田市での実証実験(550軒に太陽光を設置)により、結果、PCSが備えるべき機能として今年当たりに認定基準ができると聞いています。ただ、複数連携時の課題もあるように聞いています。

集中連系型太陽光発電システム実証などのキーワードで検索いただけるといろいろ情報が得られると思います。国の研究会の資料で経緯がわかるものがありましたので、ご参照ください。
太陽光パネルと系統連系
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81030b03j.pdf
 一般送配電事業者間の共通システムとして「電力データ集約システム」及び「次期中央給電指令所システム」を構築し、システム開発・保守・保有及び運用を行うそうです。

▼「送配電システムズ合同会社」の設立について
(2023年8月31日 北海道電力ネットワーク株式会社・東北電力ネットワーク株式会社・東京電力パワーグリッド株式会社・中部電力パワーグリッド株式会社・北陸電力送配電株式会社・関西電力送配電株式会社・中国電力ネットワーク株式会社・四国電力送配電株式会社・九州電力送配電株式会社・沖縄電力株式会社・送配電システムズ合同会社)
https://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/press/2023/1666067_8618.html

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