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第102回 歯科医師国家試験コミュの歯科医師国家試験_周辺事情

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雷このトピックでは、歯科医師国家試験が難化傾向する理由などを簡単にご説明することを目的とします。

主に、厚生労働省の医道審議会議事録等より内容を紐解いていきましょう!

コメント(6)

電球ダッシュ(走り出す様)昨今の歯科医師数の増加等を鑑みて・・・

平成18年8月31日付けで
「文部科学大臣と厚生労働大臣」
によって取り交わされた歯科医師の育成数の削減等という確認書ドアがある。
バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

これを踏まえ・・・
歯科保健医療と歯科医師の資質向上等に関する中間報告書が提出された。
バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

報告書の中では・・・
メモ資質向上という観点より
●歯科医師国家試験の合格基準を引き上げること
●あるいは、出題内容等に関する幅広い検討

が提言されている。
バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

これらを踏まえ、医道審議会歯科医師分科会の歯科医師国家試験制度改善検討部会にて【歯科医師の資質向上を図る観点】より、早急に試験制度の改善を図ることとなった(平成18年12月22日に第1回会議)
ちなみに・・・
【歯科医師の資質向上】に関するトピックはこちら
→http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33136665&comm_id=3428033
電球2006年12月22日の医道審議会(歯科医師分科会)より・・・

クリップ試験問題

出題区分
・出題総数は365問である。(必修50題、一般210題、臨床実地105題)


出題内容
・試験問題は、臨床上必要な歯科医学または、公衆衛生に関し、歯科医師として具有すべき知識、技能について広く一般的実力を試し得るものとされる。
・具体的な出題範囲は「歯科医師国家試験出題基準(ガイドライン)」(平成18年版)に準拠している。各領域のおおよその出題数は、ブループリントに準拠している。


クリップ出題基準に関して

・平成20年度から出題基準改正の着手を行い、平成22年の春から新しい出題基準、ならびに制度改善検討部会で取りまとめていただいた報告書を運用していく。
・基礎と臨床を融合させる必要がある。
・また新しいことを自分で解決する能力を 求める試験を行うべきである。


クリップ国家試験受験回数について

いたずらに受験を繰り返すことは無駄であると考えられる。受験回数に関して制限を設ける必要があるかも知れない。また、国家試験をクリアできない学生を卒業させた大学にも問題があると考えられるので、国試浪人に対する救済策として卒業させた大学が受け入れて再教育した後、再度卒業認定を得た者に受験資格を与える。


クリップ問題出題形式に関して

・5肢択一問題に縛られない出題形式
・計算問題
・一部CBTのような問題も含んでみてはどうか
つまり、患者さんが見えた時からのストーリーを提示してその部分的なところを出題して考えさせる。(医療面接→診断→処置→予後などの流れでの出題)


クリップ合格基準

・必修問題、一般問題、臨床実地問題の各々の得点と禁忌肢選択率、基準点以下の領域数をもって合否を決定。
・合格基準の基本的な考え方としては、必修問題の合格基準を用いて最低合格レベルを80%以上とし、一般問題・臨床実地問題の相対基準を用いる。
・報告書を踏まえ、「医道審議会歯科医師分科会」において合格者の決定方法について審議を行ったうえで、同分科会の意見を踏まえ厚生労働大臣が合格者を決定している。


クリッププール問題

・全国の大学歯学部、歯科大学に試験問題の作成について協力依頼を行うことが報告された。
・公募された問題に関しては試験委員がそれぞれ問題の修正や評価を行っている。
・プール問題の蓄積を進め、除々にプール制への移行を図っている。
電球ダッシュ(走り出す様)2006年12月22日の医道審議会(歯科医師分科会)より・・・

クリップ歯科保健の現状と方向性

・健康日本21はかなり達成しつつある中で歯の健康に関する指標の更なる改善目標として、都道府県および市町村における健康増進計画等の策定や評価・見直しを確実に行いながら進めていく必要がある。

・歯科保健はセルフケアとプロフェッショナルケアを基本に、行政や医療保険者、学校、事業所などの取り組み等が相乗されて効果を挙げるものである。

・地域における活動は、住民各層が主体的参画者として健康目標の実現に取り込めるように事業を展開するとともに、十分な情報提供と科学的根拠に基づく効果的な事業の展開が併せて求められる。8020は歯科保健活動の中核を担うべきである。

・これに加えて「咬合・咀嚼が創る心身の健康」等、歯・口腔の機能に着目した新しいスローガンが必要である。

・他との分野との連携した歯科保健医療活動の展開
食育や育児支援、生活習慣病予防、介護予防などの分野と連携した形での事業展開が期待される。


クリップ口腔の健康と全身の健康の関係

高齢者への口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防になることや、歯周病が妊婦に及ぼす影響、歯周病と糖尿病や循環器疾患との関係等、口腔と相関関係について研究が進められているが、歯科以外の保健医療福祉関係者の認知が必ずしも十分でなく、歯科関係者と他の保健医療福祉関係者が連携した研究を推進していく必要がある。


クリップ今後の保健医療の予測

良質で効率的な医療の提供には、科学的根拠の基づく医療を実践することが重要。歯科医療における診療ガイドラインのあり方の検討とその普及を図っていく必要がある。
電球ダッシュ(走り出す様)2006年12月22日の医道審議会(歯科医師分科会)より・・・


クリップ歯科医師の資質向上

・大学歯学部に入学する学生の低下が指摘されている。
・高い水準を兼ね備えた歯科医師を養成・確保するためには歯学部入学時及び、在学中の学生に対して特に重視すべき資質はコミュニケーション能力を有すること。歯学部入学時に一定の学力を有すること、社会人および医療人として信頼されること。安全で適正な歯科医療をおこなうための基本的な資質を有することである。

→共用試験、国家試験出題基準及び臨床研修等を一体的に見据えた見直しを行っていくことが必要である。
・生涯研修も必要である。


クリップ歯科医師の需給

・歯科医師の新規参入は、昭和61年の検討報告の後、入学定員の20%削減が実現された平成10年度の検討会においてさらに10%程度の新規参入歯科医師数の削減が提言されるが1.7%程度の削減にとどまっている。

・歯科診療所の患者数は、全体としては横ばいの傾向にある。歯科医師数は毎年平均1500人ペースで増加しており、歯科医師1人当たりの患者数が減少し、歯科医師の過剰感が益々強くなっていくと考えられる。

・歯科医師の過剰は、歯科医師の専門職としての魅力の低下と歯学部入学者の質の低下を招くことになる。また、勤務医として長期間従事することは困難であり、技術的に未熟な歯科医師が開業するといった問題も生じてくる。その結果、患者が期待する歯科医療の水準と供給される歯科医療との水準が乖離し患者の満足度が低下することになる。


クリップ今後の方針

・現時点での歯科医師数の伸びを0とし、新規参入の歯科医師の9割が稼働すると仮定すると新規参入歯科医師数を1200人程度にする必要がある。
・現時点入学定員や歯科医師国家試験合格者数の45%に相当する。
・もともとこの数値は政治的な目標値であり、数あわせの理論である。
・ 国家試験単独においてこの数値を達成しようとしているわけではない。
・ また、歯科医師の資質の向上が図られれば、この数値の削減も考えられる。
 
入学定員の減少
4年ごとの国家試験制度の改善検討を早急に開始し、資質向上の観点から合格基準の引き上げや出題内容等について幅広く検討を行うべきである。
ダッシュ(走り出す様)
電球ダッシュ(走り出す様)2006年12月22日の医道審議会(歯科医師分科会)より・・・

クリップ国家試験での臨床実地試験に関して

・現在の病態模型などによりほとんどの科目の病態模型を使用することによりさまざまな試験が可能になる。
・私立歯科大学協会の学長・学部長会議では、厚生労働省に時期尚早である要望書を提出している。
・厚生労働科学研究では実技能力の客観的な評価方法にかんして平成17年から3ヵ年計画で行っている。
・ただ、平成20年で全ての研究が終わるわけではない。
・内容としては、技能試験を単体で捕らえるのではなく、知識との連携があるような出題にする。例えばPOSカルテを病態に関して書くことやいくつかの模型を用いて、複数の診療科にまたがった出題を行う。診療する手技のクリニカルパスのような、進行に応じた形でテストを行う。
・いつ実施されるかは未定である。
・また、技能試験を行う前に現在の臨床実地試験に関して、できるだけ解釈や問題解決といったことが求められるような問題の製作を進めている。

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