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男はつらいよコミュの第31作「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」

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第31作目の「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」に関する話題は
こちらのトピックにお願いします

「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」
マドンナ:都はるみ
公開日:1983年8月6日

コメント(29)

これも好きな作品です。
誰かに「(寅さんを)まず観て!」とすすめる時に、この#31を言う事が多いですね〜〜。
女優の北林谷栄さん(佐渡の宿屋のおばあちゃん)がすんごい存在感があって最高です。
寅さんが京はるみさんを演歌歌手と知らずに、「うた上手い」と心から褒める場面や、テキヤ仲間と勘違いする場面も面白いです。
とらやさんに京はるみさんが来て、縁側で歌うシーンは、ものすっごぉぉーーく満足感というか充足感でいっぱいになります。

ん〜、久しぶりに観たくなってきました。
私も、コレ、好きですねー。山田監督は都はるみさんとで「ローマの休日」を
寅さんでやりたかったんだろうなぁ。
しかし、歌手が本職でこれだけ演技できるってはるみさんぐらいだろうなぁ。
待ってました〜!!

私も大好きな一本ですわーい(嬉しい顔)
「はるみちゃん」の正体が分かっていたにもかかわらず、その事にはあえて触れずに普通に振舞う寅さん。「その方がいいんじゃないかと思ってねぇ〜」の一言が「はるみちゃん」の心を打ちましたね。私も相手にあんな気配りが出来ればといつも思います。
寅さんが電化製品のお店から、ウォークマンを耳にしながら、お金も払わずに出て言ってしまい、怒った店員がとら屋に電話したというシーンがありました。
しかし、その店員が「京はるみ」がとら屋に来てることを知って、ちゃっかり見に来てるのには可笑しかったです。
いい作品ですね。何時ものように寅さんが恋をしてあんまり浮かれ過ぎてないのが良かったです。

ノリPの失踪もこんな感じであってほしかった今日この頃です。
都はるみさんは 当然 歌 上手いしるんるん

渥美 清さんも 歌 上手いムード

源ちゃん までもが はるみさんの歌 歌ってて 上手かったチャペル
歌が上手い人はいいですね〜。
寅さんが佐渡ではるみさんと別れた後の、「あれ?俺どうしてここにいるんだ?」には笑わせていただきました。
寅さんが間違えたヘッドフォンの付け方で柴又を歩き回る所が好きです手(パー)
この作品を観せたら、母が涙してました。
佐渡おけさを聞いた中で、この時の都はるみさんがナンバーワンだと思います。
とらやでミニコンサートをしてくれるなんて、
観ている私も嬉しくなりましたグッド(上向き矢印)
寅さんも素敵だったけど京はるみがとらやにきた時のタコ社長が笑えました(^^)
とらやで歌ってる姿を見てるタコ社長の顔を思い出すだけで笑えてきます(≧∇≦)
佐渡の港を去る連絡船に向かって「京はるみ、頑張れ!」とエールを送る寅さん、このシーンが妙に心に残りました。そして、その声が届こうというタイミングで汽笛が鳴り、京はるみがうずくまって耳を塞いでしまう。何だか象徴的だなぁ、山田監督って本当にうまいなぁ、と嘆息しました。

エンディングの「羊蹄夏祭り」の会場は、北海道の今は無き胆振線の京極駅を出たところですね。私の実家はエンディングでアップになる通称エゾ富士、羊蹄山の山裾を京極町から時計と逆回りに十数キロ行った町、倶知安(くっちゃん)にあります。羊蹄山麓はどこも水とジャガイモの美味しいところです。

この倶知安は、第5作で寅さんが登を「堅気になれ」と追い返した宿がある函館本線小沢(こざわ)の隣です。

私のプロフィール写真はこの羊蹄山です。そんなわけで、この作品のエンディングが懐かしくて大好きです。
> ザムザさん


僕も北海道なので最後のシーンは食い入るように見ちゃいましたね。

同じようなスターに恋をする第21作よりは好きですね。自然なストーリーだと思います。

はるみさんが最後に捕まる?ところで、寅さんの前で戸惑いながらもサインをするシーン。ホロリとします涙

寅屋で歌うアンコ椿は、寅さんに取っては意味深い歌詞なんですよね…タイミング良く降りてきて。
>チルトンさん

コメントありがとうございます。道産子どうしですか。なんだか嬉しいですねるんるん

おっしゃる通り、あのシーンは含蓄がありますよね。すぐには降りて来ないで、何かを自分に言い聞かせる時間が必要だったのでしょうね。そして降りてきた時にあの歌詞を…。僕も21作より、このぐっと抑えた感のある本作の方が好きです。

エンディングのドタバタでの、佐山俊二の「俺は長万部のクマってんだ!」には笑いましたが。

それにしても、道産子のひいき目ですが(笑)寅さんには北海道がよく似合いますね。
ほー ほれちゃったんだよー  一度聴いただけなのにこのフレーズがすごく記憶に残ってます。今夜が楽しみです
都はるみさん
俺の親父が大ファンだったなぁ
ミュージカル風男はつらいよでしたね。こういうエンターテイメント溢れる作品も良い!
これ観て、佐渡旅行に行っちゃったから(笑)

あまり目立たないけど、個人的にはすごく好きな作品。
最初の夢の場面は、最後のリサイタル会場と同じホールだと思います。広い舞台でのクサい芝居の展開は、今回のマドンナの演歌歌手の引き立て役です。寅さんが掘り当てた金塊を見せつけますが、リアルでは佐渡金山が掘りつくされて閉山していることが港の場面で明かされます。お縄の場面の音楽のベルリオーズの幻想交響曲の第5楽章(死後の世界の鐘が鳴る)は、好きな女性を殺害して死刑になったストーカー男の物語なので、大げさな冗談です。

テーマソングはゆっくりと歌われて、矢切の渡しに細川たかしが登場するのは、都はるみさんの応援と「男はつらいよ」への出演希望との両方がありそうです。「矢切の渡し」の歌詞通り、細川たかしが女の人と逃避行に出発しますが、寅さんのところに櫂が残されているので流し雛状態になって慌てています。矢切の渡しは、寅さんとマドンナの佐渡での出来事の伏線です。

前々回の「あじさいの恋」で痛手を負い、前回の「花も嵐も寅次郎」では朝丘雪路さんと田中裕子さんに出会って男の自信を取り戻した寅さんが絶好調です。前々回は肝臓の不調だった渥美清さんの体調が回復したようで、分不相応な演歌歌手への恋が転がり込んだ事件を経て、次作の「口笛を吹く寅次郎」が最高傑作となるのが予期されます。運動会を楽しみにパン食い競争の練習をするのは元気一杯の証拠ですが、勢い余ってという表現がピッタリです。雨で運動会が中止になったのは、寅さんとのいざこざが文字通り水に流されたのが幸い、寅さんの旅先では、雨が降る前で運動会の代わりに喧嘩凧が行われています。

京はるみさんにドタキャンを食らった新潟のホールは、立派ですがコンクリートがむき出しで多少殺風景なところが、高度成長期の名残を感じさせます。都はるみさんは、父親が在日朝鮮人、映画の4年前に離婚経験があり、1年後に引退していますが、本作での京はるみさんの「訳あり」風な様子に当時の日本人がおそらく知らない背景の全てが凝縮してリアルに感じられました。

港でのマドンナの登場は、後ろ姿からで歌のステージではお目にかかれないアングルが印象的です。寅さんが船頭に東北弁で話しかけたのは、新潟を東北と思いこんだからでしょうか?寅さんだけ船酔いで倒れそうになり、京はるみさんが全く平気で船上ではしゃいでいるのはさすがです。佐渡にもビジネスホテルはありそうですが、ビジネスホテルは牢屋のようで嫌いだという寅さんが選んだ宿はあまりにもボロすぎです。大物演歌歌手が泊まる宿に相応しくありませんが、都はるみの浴衣姿は眼福ものです。矢切の渡しを寅さんと歌うところも、歌の内容からいって相応しすぎでした。

(次のコメントへ続く)
(続き)

寅さんと京はるみさんとのデートのシーンは、エメラルドグリーンの海と黄色の花が美しくて、鼻歌のビブラート(こぶし)が絶妙でオーラが出まくりで、正体がばれています。拾った紐を海蛇に見立てる悪戯や、足取りがけっこう確かなはるみさんに「肥溜めに落ちるぞ」とからかう寅さんの体力・気力も絶好調です。山本直純さんが付け加えた音楽は控えめですが、螢のシーンや海をバックに良い雰囲気でした。磯遊びで流れる「コッペリアのワルツ」は学校の音楽鑑賞用の教材として聞かれることが多いと思いますが、小学校に戻って遊んでいるような気分を醸し出しています。

木ノ葉のこさんは、山田洋次監督の「遙かなる山の呼び声」に人工授精師として特別出演した渥美清さんと共演しています。そこでは武田鉄矢(倍賞千恵子さんの甥っ子)との新婚旅行で牧場を訪ねる場面があって、NHKのバラエティ番組「脱線問答」の回答者と同じくコミカルな役どころなのですが、本作では「付き人」に徹して笑顔を見せないシリアスな演技を見せています。失踪した京はるみさんを追いかける一行の様子は、空中からの撮影もありサスペンスドラマのワンシーンを思わせますが、音楽に三味線やビヨーン!というお馴染みの間抜けな効果音が聞こえています。木ノ葉のこさんが老婆から寅さんと京はるみさんの居所を聞き出したのはグッドジョブです。渡し舟で逃げられたのを、マネージャーがたらい船で漕いで追おうとして海に落ちるのは寅さんみたいです。港の食堂で寅さんがうっかり「はるみちゃん」と口走ってしまった瞬間に流れる「涙の連絡船」とサインをねだるウェイトレスの登場のタイミングが絶妙です。

新潟と柴又の両方でチンドン屋が登場するシーンがあるのは、演歌歌手のマドンナの歓迎でしょうか?朝日印刷に若い女性事務員が居て、タコ社長に寄り添っているのは、京はるみさんの付き人の木ノ葉のこさんに対抗しているようにも見えました。佐渡での身の程知らずの恋に戸惑う寅さんが、近所の電器店からウォークマンとカセットテープを万引き同様に持ち帰るのはいただけません。ウォークマンが普及しだしたことも、音漏れが街の迷惑となる様子も良く判ります。

佐渡での京はるみさんは、きれいな標準語でしたが、柴又での身の上話は明らかな京都訛りで、この場面で初めて都はるみさんが京都出身であることを理解しました。寅屋でのリサイタルは引退興行の一環だったようにも感じられます。「アンコ椿は恋の花」の歌詞には寅さんを思わせるフレーズもあり、住んでいる世界の隔たりについて考えさせられます。

都はるみさんが紅白歌合戦を最後に引退したのは1年後でしたが、紅白のラストステージは白組司会の鈴木健二さんがアンコールを要求してしゃしゃりでて、変な雰囲気になり、総合司会の生方恵一さんが「美空、、」と言い間違う事故も招き、後味の悪さを残しました。紅白よりも本作のいろいろな場面の方がずっと美しく心に残りました。

寅さんは佐渡でマドンナの正体は「屋台でトウモロコシを焼いている娘」かととぼけていましたが、ラストシーンで出逢うのは羊蹄山のふもとでトウモロコシを焼くテキヤ仲間でした。悪態をついて喧嘩をする寅さんの姿に、「男はつらいよ」での今後も変わらない活躍を期待しました。冒頭のテーマソングで登場した細川たかしさんは、平成時代にすっかり貫禄がついて額がやたらに広いのがトレードマークとなっています。

(終わり)

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