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コメント(122)
たった今、見終わりました！
わたしは絵を描いているのですが（もちろん青観先生のような立派な絵描きではないです。笑）、青観先生が「金なら貸してやるが、絵を描いてやることは出来ない。」という言葉に深く頷いてしまいました。
絵描きにとって、絵を描くということが、どれだけのことなのか。
今まで描き続けてきたということが、どういうことなのか。
それでも最後は静かに絵を贈る青観先生の気持ちと、いくらつまれても売らないという牡丹の気持ち。
そして、東京の方角に何度も、手を合わせる寅さんの気持ち。
その全てが素晴らしくて、温かくて、涙が出そうになりました。
心と心の関わり、あるべき人間の姿、深く考えさせられました。
それから、『人生に後悔は付き物。ああすればよかったという後悔と、なんであんなことをしてしまったのかという後悔。』という言葉もとっても心に残りました。
いやぁ、いいお話しだったなぁ。。。
わたしは絵を描いているのですが（もちろん青観先生のような立派な絵描きではないです。笑）、青観先生が「金なら貸してやるが、絵を描いてやることは出来ない。」という言葉に深く頷いてしまいました。
絵描きにとって、絵を描くということが、どれだけのことなのか。
今まで描き続けてきたということが、どういうことなのか。
それでも最後は静かに絵を贈る青観先生の気持ちと、いくらつまれても売らないという牡丹の気持ち。
そして、東京の方角に何度も、手を合わせる寅さんの気持ち。
その全てが素晴らしくて、温かくて、涙が出そうになりました。
心と心の関わり、あるべき人間の姿、深く考えさせられました。
それから、『人生に後悔は付き物。ああすればよかったという後悔と、なんであんなことをしてしまったのかという後悔。』という言葉もとっても心に残りました。
いやぁ、いいお話しだったなぁ。。。
>>[94] こんにちは、寅さんファンです。絵を書く
仕事されてるんですね！やはり、こだわりとか、あるんでしょうね！
寅さんが、牡丹の為、無理を承知で、先生に、頼みに行きましたね。
寅さんが、悪者を、叩きのめしてやると、とらやを、飛び出し、相手の
居場所も知らずに出かけ、先生にお金の工面を、頼みに行きましたね。
先生が、［お金なら、工面する、］と言ったとき、私ならもらったかもしれません。
でも寅さんは、［俺はゆすりたかりじゃないんだから］断りましたね。
散々、文句言って、［もう、良い、、。あんたには頼まない］と出て行きましたね。
双方、言い分ありますね。あの時の寅さんの気持ちは、
［ちきしょう、世の中どうなってるんだ］みたいな気持ちだったのではないかと
私はおもいました。無力感もあったと思います。
ラスト、牡丹に、先生の絵が届いてたときは、
［世の中捨てたもんじゃない！］と思い、感動のシーンでした！
絵描きを本職にしてらっしゃる、ゆり子さんには、特別な思い入れのある
作品の一つでしょうね！
また語り合いましょう。宜しくね
仕事されてるんですね！やはり、こだわりとか、あるんでしょうね！
寅さんが、牡丹の為、無理を承知で、先生に、頼みに行きましたね。
寅さんが、悪者を、叩きのめしてやると、とらやを、飛び出し、相手の
居場所も知らずに出かけ、先生にお金の工面を、頼みに行きましたね。
先生が、［お金なら、工面する、］と言ったとき、私ならもらったかもしれません。
でも寅さんは、［俺はゆすりたかりじゃないんだから］断りましたね。
散々、文句言って、［もう、良い、、。あんたには頼まない］と出て行きましたね。
双方、言い分ありますね。あの時の寅さんの気持ちは、
［ちきしょう、世の中どうなってるんだ］みたいな気持ちだったのではないかと
私はおもいました。無力感もあったと思います。
ラスト、牡丹に、先生の絵が届いてたときは、
［世の中捨てたもんじゃない！］と思い、感動のシーンでした！
絵描きを本職にしてらっしゃる、ゆり子さんには、特別な思い入れのある
作品の一つでしょうね！
また語り合いましょう。宜しくね
「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け〈デジタル修復版〉」1976年/松竹/カラー/109分/シリーズ��
監督:山田洋次 脚本:山田洋次、朝間義隆 撮影:高羽哲夫 音楽:山本直純
出演:渥美清、太地喜和子、倍賞千恵子、宇野重吉、岡田嘉子、前田吟、寺尾聰、桜井センリ、三崎千恵子、下條正巳、笠智衆、大滝秀治、榊原るみ、岡本茉莉
以前に鑑賞済みながらスクリーンで観てない気がしたので劇場へ駆けつける
映画館は再開しているが観客は数人
今回の寅さんはマドンナの太地さんのキャラクターもありあまり失恋モードではないんですよね🤔ラストシーンも一緒にいるし
リリーがいなければこの"ぼたん"と結ばれたかも。
今回主題歌の二番の歌詞が違う点、さらに宇野重吉さんと寺尾聰さんの親子共演や「〜奮闘篇」のマドンナ榊原るみさんがお手伝いさんでカメオ出演にも注目
サイレント時代のトップスターで数々の浮名や監督との衝突や撮影中の逃避行などでスキャンダル女優と呼ばれ、何とソ連に亡命して逮捕された伝説の女優岡田嘉子さんが『してしまった後悔としなかった後悔が人生にはついてまわる』と語るシーンは彼女の人生を思うとまた凄い説得力がある言葉となるシリーズの中でも屈指の名シーン📽
TOHOシネマズ与次郎
監督:山田洋次 脚本:山田洋次、朝間義隆 撮影:高羽哲夫 音楽:山本直純
出演:渥美清、太地喜和子、倍賞千恵子、宇野重吉、岡田嘉子、前田吟、寺尾聰、桜井センリ、三崎千恵子、下條正巳、笠智衆、大滝秀治、榊原るみ、岡本茉莉
以前に鑑賞済みながらスクリーンで観てない気がしたので劇場へ駆けつける
映画館は再開しているが観客は数人
今回の寅さんはマドンナの太地さんのキャラクターもありあまり失恋モードではないんですよね🤔ラストシーンも一緒にいるし
リリーがいなければこの"ぼたん"と結ばれたかも。
今回主題歌の二番の歌詞が違う点、さらに宇野重吉さんと寺尾聰さんの親子共演や「〜奮闘篇」のマドンナ榊原るみさんがお手伝いさんでカメオ出演にも注目
サイレント時代のトップスターで数々の浮名や監督との衝突や撮影中の逃避行などでスキャンダル女優と呼ばれ、何とソ連に亡命して逮捕された伝説の女優岡田嘉子さんが『してしまった後悔としなかった後悔が人生にはついてまわる』と語るシーンは彼女の人生を思うとまた凄い説得力がある言葉となるシリーズの中でも屈指の名シーン📽
TOHOシネマズ与次郎
本編と関係のない寅さんの夢で始まるのは、すっかりシリーズとして定着した「男はつらいよ」で前回の余韻を一旦リセットするためだと思います。サメに食いちぎられた源公の股間にボカシが入ってましたが、目をカット見開いたままの顔が青白くリアルでした。釣りの途中の居眠りから我に返ったら釣り上げた魚がサメから小さいピラニアみたいな魚に変わり、嚙みつかれたところは「ジョーズ」をスケールダウンしたパロディーです。
主題歌の二番の歌詞は初めて聞きます。意味が深くて、前作で考古学者のマドンナに出会って少しばかり教養に触れた余韻が残っているようです。前半で二回もいさかいを起こして寅屋を飛び出す寅さんは、満男君の入学を思い出したり、居候の先生の偉さに気づいたりした後だけに知性・教養も元の木阿弥です。先生がダルマのような絵を描いたのは満男君のスケッチブックのようです。前作には桜田淳子さんが登場して「私の青い鳥」が田所先生の鼻歌と街のBGMで流れましたが、今回は森昌子の「せんせい」が青観先生の鼻歌と街のBGMとして登場しました。
龍野の街は2003年の8月と2012年の4月に散策したことがありますが、平成時代は道路の石畳も土蔵の白壁もきれいに整備されて田舎の雰囲気は薄れて立派な観光名所になっています。姫路から龍野まで歩いたこともあり、寅さんが歩いた道だったに違いありません。観光係さんは殿様の子孫だそうですが、やる気のない仕事ぶりで宴会の料理の残りを貪ったり、寅さんと青観先生の見送りではあくびをしたりしています。役場に縁故採用で入ったに違いないのですが、寺尾聰さんが「親の七光り」のような役柄をあえて演じて楽しんでいるようです。市長の長い挨拶の退屈さ、寅さんと青観先生のための通り一遍の観光案内も「あるある」です。
青観先生も元恋人の前では寅さん同様に弱みを見せているようです。東京の家での生活は、寅さんの勝手な想像とはいささか異なった家庭のようですが、あまり温かさが感じられないところが、みすぼらしい身なりで下町に飲みに出歩く楽しみに繋がっているのかも知れません。財布の紐も奥さんと娘さんに握られているのではないでしょうか？
ぼたんさんのテーマがコミカルな感じでマドンナのテーマとして新機軸です。大正琴のような楽器も参加する四七抜きの楽しく明るい気持ちになるメロディーですが、ぼたんさんがトラブルを打ち明ける場面では、悲しい調子に響きました。寅さんの動作に三味線の音が付くのは久々でした。夕暮れの龍野の街にスピーカーから「夕焼け小焼け」が流れるのはベタそのものですが、美しい夕焼けは何日も待って撮影したに違いありません。
龍野でグルメ三昧だった寅さんのことを羨ましがるタコ社長が啜るカップラーメンは、「男はつらいよ」で初登場だと思います。青観先生に見切りをつけて、また旅に出る寅さんが列車を待つ上野駅の待合室は、今はグルメ横丁になっているあたりでしょうか？
龍野の観光案内の場面で、故郷の山を青観先生に描いていただきたいという市役所の案内係さんの話は「伏線」かと思ったのですが、青観先生が描いて２００万円の値段が付いた絵は「牡丹」の花でした。日当りの悪そうなぼたんさんの家に、いくら積まれても売りたくない大切な絵が宝物として見事に収まっていました。そのまま寅さんと所帯を持ってしまうという展開になりそうですが、そうならないのは東京の方角がわからなくなるような土地に寅さんが安住できるはずがないからという理由になりそうです。
主題歌の二番の歌詞は初めて聞きます。意味が深くて、前作で考古学者のマドンナに出会って少しばかり教養に触れた余韻が残っているようです。前半で二回もいさかいを起こして寅屋を飛び出す寅さんは、満男君の入学を思い出したり、居候の先生の偉さに気づいたりした後だけに知性・教養も元の木阿弥です。先生がダルマのような絵を描いたのは満男君のスケッチブックのようです。前作には桜田淳子さんが登場して「私の青い鳥」が田所先生の鼻歌と街のBGMで流れましたが、今回は森昌子の「せんせい」が青観先生の鼻歌と街のBGMとして登場しました。
龍野の街は2003年の8月と2012年の4月に散策したことがありますが、平成時代は道路の石畳も土蔵の白壁もきれいに整備されて田舎の雰囲気は薄れて立派な観光名所になっています。姫路から龍野まで歩いたこともあり、寅さんが歩いた道だったに違いありません。観光係さんは殿様の子孫だそうですが、やる気のない仕事ぶりで宴会の料理の残りを貪ったり、寅さんと青観先生の見送りではあくびをしたりしています。役場に縁故採用で入ったに違いないのですが、寺尾聰さんが「親の七光り」のような役柄をあえて演じて楽しんでいるようです。市長の長い挨拶の退屈さ、寅さんと青観先生のための通り一遍の観光案内も「あるある」です。
青観先生も元恋人の前では寅さん同様に弱みを見せているようです。東京の家での生活は、寅さんの勝手な想像とはいささか異なった家庭のようですが、あまり温かさが感じられないところが、みすぼらしい身なりで下町に飲みに出歩く楽しみに繋がっているのかも知れません。財布の紐も奥さんと娘さんに握られているのではないでしょうか？
ぼたんさんのテーマがコミカルな感じでマドンナのテーマとして新機軸です。大正琴のような楽器も参加する四七抜きの楽しく明るい気持ちになるメロディーですが、ぼたんさんがトラブルを打ち明ける場面では、悲しい調子に響きました。寅さんの動作に三味線の音が付くのは久々でした。夕暮れの龍野の街にスピーカーから「夕焼け小焼け」が流れるのはベタそのものですが、美しい夕焼けは何日も待って撮影したに違いありません。
龍野でグルメ三昧だった寅さんのことを羨ましがるタコ社長が啜るカップラーメンは、「男はつらいよ」で初登場だと思います。青観先生に見切りをつけて、また旅に出る寅さんが列車を待つ上野駅の待合室は、今はグルメ横丁になっているあたりでしょうか？
龍野の観光案内の場面で、故郷の山を青観先生に描いていただきたいという市役所の案内係さんの話は「伏線」かと思ったのですが、青観先生が描いて２００万円の値段が付いた絵は「牡丹」の花でした。日当りの悪そうなぼたんさんの家に、いくら積まれても売りたくない大切な絵が宝物として見事に収まっていました。そのまま寅さんと所帯を持ってしまうという展開になりそうですが、そうならないのは東京の方角がわからなくなるような土地に寅さんが安住できるはずがないからという理由になりそうです。
ラストシーンで東京の方角を向いて拝んでいたつもりの寅さん、影の方向から見ると北を向いて拝んでいます。龍野川の流れているのが街の東側なので、川に向かって拝めば東京の方を向いていることになります。画家先生に悪態をつきまくったので、絵を描いてくれる願いが叶ったことによほど動転したのだと思います。先生の奥さんに大顰蹙の捨て台詞は「結構毛だらけ猫灰だらけ」までで、さすがに「尻の周りは糞だらけ」までは言いませんでした。
「ルビーの指輪」のヒットでバラエティ番組に出演した寺尾聰さんが、胃を切除する手術を受けていたことをカミングアウトしたのを覚えています。時期的に「寅次郎夕焼け小焼け」の頃のようです。宴会料理の残りをあさったり、翌日はそうめんをお代わりしたりしたのが、暴飲暴食として胃潰瘍に繋がったのか、胃の手術は映画より早い時期で、思いっ切り食べたい欲望を映画のシーンで叶えたのかは不明です。
寅次郎奮闘編のマドンナ、榊原るみさんが志乃さんの女中としてピンポイントで出演しているのは、三度目でやっと見逃さずに見られました。「寅ちゃん」との再会を密かに期待していたのでしょうか？
「ルビーの指輪」のヒットでバラエティ番組に出演した寺尾聰さんが、胃を切除する手術を受けていたことをカミングアウトしたのを覚えています。時期的に「寅次郎夕焼け小焼け」の頃のようです。宴会料理の残りをあさったり、翌日はそうめんをお代わりしたりしたのが、暴飲暴食として胃潰瘍に繋がったのか、胃の手術は映画より早い時期で、思いっ切り食べたい欲望を映画のシーンで叶えたのかは不明です。
寅次郎奮闘編のマドンナ、榊原るみさんが志乃さんの女中としてピンポイントで出演しているのは、三度目でやっと見逃さずに見られました。「寅ちゃん」との再会を密かに期待していたのでしょうか？
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