リリー松岡が歌います
あなたと二人で来た丘は
最高でーす
とにかく、リリーと、寅さんの、相性は抜群だったよ
この作品を観て、寅さんシリーズを、見るきっかけに、なりました(笑) 僕もわりと、まわりから、寅次郎って呼ばれるので、リリーみたいな、女性と会うのが夢です
永遠に恋はするものだなと、このシリーズで教わりました
とにかく、寅さんの人情味溢れる所が、めちゃくちゃ大好きです
050-6868-5044
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コメント(41)
リリーとは寅さん最高傑作の一つ｢相合傘｣の印象が強かったのですが、これも最高に面白いですよね。
まず寅が親父の何回忌？で突如現われて、皆を笑わす。そのあとのおいちゃんとのやり取り。お前が笑わすからだ…笑うほうが悪いでしょ…爆笑。
ピアノの一件で、博の｢思いもかけぬ高価なピアノ〜｣からの流れ。
そして絶品なのが寅が北海道から帰ってからの、みんなに対する台詞。説教して｢汚い｣と出ていくところ。リリーと出会ってすぐ戻りみんなを紹介する文句。｢口をぽか〜んと開けてるさくら…どこから見てもタコ｣
まさに寅さんの独壇場。最高の役者さんだと思います。
大好きな茶の間のシーンが多いのも良いですね。この作品が最初なのか？｢ここでお開き｣の名文句。
そして有名な｢りんどうの花｣と同じくらい印象的な｢夜汽車｣の話もありましたね。
まず寅が親父の何回忌？で突如現われて、皆を笑わす。そのあとのおいちゃんとのやり取り。お前が笑わすからだ…笑うほうが悪いでしょ…爆笑。
ピアノの一件で、博の｢思いもかけぬ高価なピアノ〜｣からの流れ。
そして絶品なのが寅が北海道から帰ってからの、みんなに対する台詞。説教して｢汚い｣と出ていくところ。リリーと出会ってすぐ戻りみんなを紹介する文句。｢口をぽか〜んと開けてるさくら…どこから見てもタコ｣
まさに寅さんの独壇場。最高の役者さんだと思います。
大好きな茶の間のシーンが多いのも良いですね。この作品が最初なのか？｢ここでお開き｣の名文句。
そして有名な｢りんどうの花｣と同じくらい印象的な｢夜汽車｣の話もありましたね。
冒頭の恒例の夢のシーンは、寅さんが映画に出演している夢だったようです。ドラマや映画のシーンが夢に出ることがよくありますが、自分がリアルな現場にいる夢か、映画かドラマに出演している夢なのかは定かではありません。今回は渥美清の歌うテーマソングが鼻歌のような感じでした。寅やでの「上流談義」の後、寅さんが口ずさむ「♪わらべは見たり」は音程が正確で、クラシック音楽に縁のないはずの寅さんの音楽の才能が覗いています。当時は日本人が総中流と言われだしたころでしょうか？中流と上流の定義がわからなくなりますが、平成／令和の時代でどう違ってくるのか考えさせられます。
小学三年生で音楽に目覚めた私は、ピアノが家になく、ピアノを習っていないことがコンプレックスでしたので、小学生の女の子がバイエルを練習するのを先生が見守って伴奏を付けているのをさくらさんが羨ましそうに眺める場面には、心の疼きが懐かしくなりました。音楽の時間にピアノの伴奏をやった同級生って一種のエリートで裕福な家庭だったのでしょう。寅さんが買ってきたようなピアノのおもちゃは満男君と同じくらいの年頃で持っていた記憶があります。おもちゃでも結構気に入っていた様子の満男君は、第４３作か第４４作ではキーボードを持っていて泉ちゃんに聞かせています。１９９３年春に念願の電子ピアノを購入した私は満男君に先を越されました。
網走はまだ蒸気機関車が走り、古い型の客車で座席も硬そうです。浅丘ルリ子さんは当初は牧場の娘としてマドンナを演じるはずか、手が華奢なので似合わないと役柄を歌手に変更したとのことです。せっかく確保したロケ地がもったいないので、寅さんに働いてもらったようです。牧場にマドンナがいたら、湯の山温泉の女将の志保さんや浦安の豆腐屋の節子さんの時とどのように違った展開になるのか、全然想像がつきません。寅さんが北の大地を歩く場面の「シェヘラザード」（第３楽章）の音楽はクラリネットのソロの音階が印象的ですが、濃厚な弦楽器の音楽に包み込まれた寅さんが、大自然の中で都会のことをすっかり忘れてマドンナに出会う前のしばしの解放感に浸っている様子が伝わってきます。
網走の街ではレコード屋の店先で堂々と営業していますが、売れるはずがなく顰蹙も買っているのをリリーさんに見られたのが馴れ初めでした。東京に帰ってからの浅草の雷門前の方が、源ちゃんにサクラに来てもらって好調のようです。リリーさんが柴又に登場するとき、寅やの前を往復するのは寅さんの帰郷の時の定番の仕草を思い出します。「忘れな草」には博さんのお父さんが語る「りんどうの花」のことを思い出しました。
リリーさんを茶の間に呼んでの寅さんの過去の恋の相手の復習は、平成初期に休暇を旅行に費やす私のことを話題にする職場の人たちの会話を思い出して、自分もあぶくのような会社生活（研究職）だったけれど、それなりに有意義な人生を送っていたのかといろいろ思い起こしながら味わいました。同じ青森出身の女の子と恋をする職工さんは、猫のモノマネで有名だった人ですが芸人のオーラはここでは消しています。今回は若い人の恋を応援するつもりが無神経なことをしたと責められる寅さんには、第３作の湯の山温泉でマドンナの弟さんの恋を成就させた実績がありました。
さくらさんは茶の間で寅さんの話を聞きながら刺繍に励み、自宅ではミシンで何かを縫っていたのは、内職でピアノを買うための貯金をしていたのかも知れません。最後に旅に出る寅さんにお札を何枚も渡すのはおもちゃのピアノの代金を返したつもりもあったかもしれません。松戸市五香の駅前の寿司屋のおかみさんになったリリーさんと、北海道の牧場に戻った寅さんのどちらも張り切っていますが、そのまま落ち着くはずがないのは観客全員が分かっています。今後の展開が気になってしかたなくなるジ・エンドでした。
小学三年生で音楽に目覚めた私は、ピアノが家になく、ピアノを習っていないことがコンプレックスでしたので、小学生の女の子がバイエルを練習するのを先生が見守って伴奏を付けているのをさくらさんが羨ましそうに眺める場面には、心の疼きが懐かしくなりました。音楽の時間にピアノの伴奏をやった同級生って一種のエリートで裕福な家庭だったのでしょう。寅さんが買ってきたようなピアノのおもちゃは満男君と同じくらいの年頃で持っていた記憶があります。おもちゃでも結構気に入っていた様子の満男君は、第４３作か第４４作ではキーボードを持っていて泉ちゃんに聞かせています。１９９３年春に念願の電子ピアノを購入した私は満男君に先を越されました。
網走はまだ蒸気機関車が走り、古い型の客車で座席も硬そうです。浅丘ルリ子さんは当初は牧場の娘としてマドンナを演じるはずか、手が華奢なので似合わないと役柄を歌手に変更したとのことです。せっかく確保したロケ地がもったいないので、寅さんに働いてもらったようです。牧場にマドンナがいたら、湯の山温泉の女将の志保さんや浦安の豆腐屋の節子さんの時とどのように違った展開になるのか、全然想像がつきません。寅さんが北の大地を歩く場面の「シェヘラザード」（第３楽章）の音楽はクラリネットのソロの音階が印象的ですが、濃厚な弦楽器の音楽に包み込まれた寅さんが、大自然の中で都会のことをすっかり忘れてマドンナに出会う前のしばしの解放感に浸っている様子が伝わってきます。
網走の街ではレコード屋の店先で堂々と営業していますが、売れるはずがなく顰蹙も買っているのをリリーさんに見られたのが馴れ初めでした。東京に帰ってからの浅草の雷門前の方が、源ちゃんにサクラに来てもらって好調のようです。リリーさんが柴又に登場するとき、寅やの前を往復するのは寅さんの帰郷の時の定番の仕草を思い出します。「忘れな草」には博さんのお父さんが語る「りんどうの花」のことを思い出しました。
リリーさんを茶の間に呼んでの寅さんの過去の恋の相手の復習は、平成初期に休暇を旅行に費やす私のことを話題にする職場の人たちの会話を思い出して、自分もあぶくのような会社生活（研究職）だったけれど、それなりに有意義な人生を送っていたのかといろいろ思い起こしながら味わいました。同じ青森出身の女の子と恋をする職工さんは、猫のモノマネで有名だった人ですが芸人のオーラはここでは消しています。今回は若い人の恋を応援するつもりが無神経なことをしたと責められる寅さんには、第３作の湯の山温泉でマドンナの弟さんの恋を成就させた実績がありました。
さくらさんは茶の間で寅さんの話を聞きながら刺繍に励み、自宅ではミシンで何かを縫っていたのは、内職でピアノを買うための貯金をしていたのかも知れません。最後に旅に出る寅さんにお札を何枚も渡すのはおもちゃのピアノの代金を返したつもりもあったかもしれません。松戸市五香の駅前の寿司屋のおかみさんになったリリーさんと、北海道の牧場に戻った寅さんのどちらも張り切っていますが、そのまま落ち着くはずがないのは観客全員が分かっています。今後の展開が気になってしかたなくなるジ・エンドでした。
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