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Russia&CIS&Balticsで日本語教師コミュの生徒が陥りやすいミス

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ここでは、ロシア&CIS&バルト三国の生徒さんが、その国の言語上ふらふら陥りやすいミスげっそりを挙げていきたいと思います。

コメント(12)

【カルテ1】「AからBまで」

ABが場所だったら生徒さんは間違えないのですが(от A до B)、
これが日にちだった場合、よく間違えます。

例えば聴解問題で、「3日まで休みで4日から仕事です」というような文を聞いた場合。

彼らの頭では「まで=до」なので、「до B」は「B−1日」と解釈されます。そして1日早い日を回答としてしまうのです。ここの例では、「休みは3−1=2日までなんだな。」という風に解釈されます。

日本語文法の通り理解してもらうには、
「с A по B」
のように、поを教える必要があります。
【カルテ2】「必ず」 と 「是非」

〈例文〉
必ず優勝します。必ず頑張ります。
是非行かせてください。是非お願いします。


どちらも
 обязательно(アビザーチェリナ) とか
 непременно(ニェプリェメーンナ)とか、

訳してしまいます。
露訳するときは両方ともобязательноやнепременноを使うので、生徒さんは

    必 ず = 是 非

と、間違って解釈していることが多いみたいです。つまり、


〈誤用文〉
是非優勝します(?)。是非頑張ります(?)。
必ず行かせてください(?)。必ずお願いします(?)。


という生徒さんの言葉を聞き、しばし唖然ふらふらとするわけです(経験済)。


ですので、今後は以下のように指導したいと思います(これで多分通じますよね?みなさん、どうしてます?あせあせ)

●是非(意味:どうしても。断ってのお願い。) 
 → убедительно (^人^)

●必ず(意味:確実な推量、または強い意志・要請を表す。まちがいなく。絶対に。きっと。)
 → обязательно手(グー)
 端的にいえば,「是非」は他人に「強く懇願・嘆願」する場合か(例;是非お越しください。是非お願いします。etc.),目上の人に対して「自分の強い意思・意向を謙譲気味に表明する(例;是非伺わせていただきます。etc.)」場合のいずれかにのみ使われます。即ちきわめて主観性の強い言葉で,その言葉を表明すべき,または呼びかけるべき相手がいなければいけません。

 これに対し,「必ず」は主観的にも客観的にも広く用いられます。意味するところは確かに(確実な推量、または強い意志・要請を表す。まちがいなく。絶対に,きっと→ обязательно)でいいと思います。そして,「必ず」はまた独り言にも使えます。(例;見ていろよ!次は必ず勝つぞ!)

 主観的な意味合いで相手の前で用いる場合は,「感情の強弱」,「相手との親疎の関係」がミソです。前者ですと強いほう,後者ですと「目上」の人に対して用いるのが「是非」ということになります。

 「是非」は確かに訳としては一応убедительноがいいでしょう。もちろん100%一致せず,相手と状況によっては「必ず」の訳としても使えるように思えますが...。
【カルテ3】 書き間違いが多い、かな&カナ
その場で根気よく修正していきましょう。

「あ」 と 「お」 → 筆順2番目以降で頭中でウネウネするようですー(長音記号2)
「か」 と 「カ」 → 多いですねー(長音記号1)
「き」 と 「キ」 → 多いですねー(長音記号1)
「い」 と 「こ」 → 頭中でクルクル回転しちゃうようですー(長音記号2)
「さ」 と 「ち」 → よく文字を裏返してしまうんですー(長音記号2)
「し」 と 「つ」 → 頭中でクルクル回転しちゃうようですー(長音記号2)
「チ」 と 「テ」 → 筆順1&3番目命です雷
「ス」 と 「ヌ」 → 多いですねー(長音記号1)
「ぬ」 と 「め」 → 筆順2番目以降、頭中でウネウネするようですー(長音記号2)
「ね」 と 「わ」 と 「れ」 → 最後で丸作るか撥ねるかで、頭がウネウネするようー(長音記号2)
「は」 と 「ほ」 → 「ほ」の右側を「ま」と書いちゃいますあせあせ(飛び散る汗)
「マ」 と 「ム」 → 頭中でクルクル回転しちゃうようですー(長音記号2)
「ユ」 と 「コ」 → 最後の棒がはみ出すか否かで迷っちゃうようですふらふら
「ラ」 と 「ウ」 → 筆順1番目の棒が縦だったか横だったか忘れちゃうようですあせあせ
「シ」 と 「ツ」 → 大事なのは、筆順1&2番目の角度と、3番目の筆運び方向えんぴつ
「ソ」 と 「ン」 → 大事なのは、筆順1番目の角度と、2番目の筆運び方向えんぴつ
【カルテ4】 読み間違いが多いかな、「あ」 と 「お」

何度言っても、アクセントの無い「お」を「あ」と発音してしまいます泣き顔。これはロシア語の発音法でウダレーニエ(アクセントのこと)のない「o」はやや曖昧な「a」と発音するように訓練されてしまったため。
例)おにいさん(「アニサン」と発音)、おねえさん(「アネサン」と発音)

その場で根気よく修正していきましょう。 双子座
 私の知っている限り、中国人など漢字圏の日本語学習者は、ひらがなやカタカナについてもミスが比較的少ないですね。 
【カルテ5】 生徒さんがげっそりギョ!ゲッ!ふらふらとするかな

かわいい し
私たちがなんの躊躇いも無く発音できる「し」ですが、
生徒さんの中には
   「си」  なのか  「ши」  なのか  「щи」  なのか、
と詰め寄ってくる方もいます。「日本人にはみな『シ』と聞こえるよ」と言うと、どよめきが起こります。
ロシア人には大問題のようです。
正確には、
 си  舌を下歯裏に当てて発音する「シ」
 ши  舌を奥へ縮こませて発音する「シ」。どっちかっていうと「シュィ」に聞こえる。
 щи  舌を上歯裏に当てて発音する「シ」。よく「シチ」とか書き換えられる。
発音面からするとこの中では「щи」が近いので、これだと指導しています。
ただ、ロシア語教本やWikiでは「си」と指導されているので、和→露にするとき気をつけるようにしましょうぐらい言っておきます。

かわいい ち、つ
т+母音なので、「та ти ту тэ то(た・てぃ・とぅ・て・と)」と連想しますが、
そうではなく「та ЧИ ЦУ тэ то(た・ち・つ・て・と)」なので、これについてもどよめきます。

かわいい ら行
これはロシアだけでなく英語などでもそうなのですよね。
ロシアでは区別しますが、「日本人は『р(r)』と『л(l)』の区別がしづらい」というとまたまたどよめきます。
発音の際は、『р(r)』と『л(l)』の中間ぐらいに舌先を軽く上顎に当てて発音してね、と指導しています。
 このように見てくると、日本じゃなくて自分の国で日本語を勉強している人たちは、外国語の文字や発音を優先してそのまま受け入れようとするよりも、自分の母国語の感覚に合わせてから取り入れようという姿勢にはまっているということが言えます。

 外国語を確実に身につけさせるためには、このような姿勢を最小限にとどめることが最大の問題と言ってよいでしょう。
>伝兵衛さん
CIS人に教えて何か気づいたこと、経験談をお持ちでしたら、ここにお書きください。手(パー)


>ALL&ВСЕМ
皆様もROMばかりでなく、お書きください。

その際は、上記事のように記事の頭に

    【カルテ_】

下線部に連番が入ります。このあとだったら、【カルテ6】になりますね手(パー)
これを書いてから、お書きください。m(_ _)m
 自分の場合は、CIS圏の人に日本語を教えていて、発音指導面では問題らしい問題にぶつかったことがありません。

 「ロシア語ではこの音に近い」といったことを個々の音ごとに紹介し(「例えば『し』だったらロシア語の『Щ』と同じような感じだ」と言う。もちろん「全く同じ」とは言わない。)、あまり難しく考えずに、日本人の発音をよく聞いて、そのイメージ通りに発音するように指導します。

 CIS圏の人々は全体的に比較的短時間で日本語をきれいに発音するようになると思います。問題は漢字指導です。「漢字」を本格的にやりだすと引いてしまう人が多いです。
>伝兵衛さん
発音に限らなくてかまいません

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