バーンスタインのガーシュインは江藤淳が「灘の生一本」と称したくらいのね(^^;)、もうこれっきゃない的名演ですよ。
そしてウェストサイドとくりゃ、文字通り自作自演だもの。
うーん、封切り当時(^^;)ならともかく、今はサントラよりもDVD買った方がいいんではないかと(^^;)。
でね、当時ニューヨークフィルの常任指揮者でもあったバーンスタインが、なんでミュージカルに入れ込んでたかというとですね、彼は当時ブロードウェイにおけるウィーンオペレッタ運動の再興を考えてたというんですね。
もちろん同じことはジグムンド・ロンバーグあたりも昔やってるんです(名曲Lover come back to meはご存じですよね)。でもバーンスタインのやろうとしたのは、それを現代的な(当時の現代的ですよ(^^;)手法でやることでした。だからジャズのイディオムだって入るし、マンボでもチャチャチャでもなんでもこい(^^;)。
わたし自身はその志やよしと思いますし、あれは本当に大好きな映画(おっと音楽(^^;)です。