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振り子時計が好き。コミュの柱時計の誤差記録。

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 「こんな記録が取れました」という報告です。
 現在調整中の柱時計。誤差をグラフにしたら、こんな具合になりました。

 時計 文字盤によると名古屋商事製。外寸直径39cm。製造年不詳。時計箱にラベル無し。機械に刻印なし。修理(振りベラ新調交換)の痕跡あり。(文字盤にはスモールセコンドと秒針がついていたが、秒針が1分間に2回転以上回ってしまう「インキチ」であることから、機械と文字盤がオリジナルと違うか、改造された可能性が考えられます。)
 文字盤を外した状態が画像1です。

 画像2枚目。ゼンマイを一杯に巻いて3日後から記録を取り始めたグラフ。
 電波時計と睨めっこしながら、渦ボンが鳴る各正時がどれだけずれていったかを記録しました。
 この時は「進み調子」でした。進みをプラス、遅れはマイナスで表示しました。

 画像3枚目。振り子を下へ調整し、ゼンマイを巻いた直後から記録を取ったグラフ。
 今度は「遅れ調子」で、日数が経つごとにズレ幅が大きくなっていきました。

 いずれのグラフも、棒線ではなく、カーブがついた曲線になりました。
 カーブがついたグラフは、高校生の数学以来、すっかりご無沙汰しております(あたしゃ文系なもんで、サッパリわからんちん)。
 速水発条株式会社のホームページによると、柱時計のゼンマイは「非接触型渦巻ばね」に分類されます。非接触型渦巻ばねには、数式がいくつか存在します。
 たわみ角=(12×トルク×ばね有効長さ)÷(ヤング率×板幅×板厚の3乗)
 この数式から、トルク即ちばねの(回転)力は、理論的には3次関数のグラフになることが解ります。しかし、バネの力が一定以上ないと時計が動かないことから、時計が動く範疇では「3次関数の一部」しか表に出てこないため、2次関数に近い「カーブがついたグラフ」になったものと思われます。

コメント(3)

その後調べた所、この時計が作られた当時(少なくとも戦前か)、秒針は「虫」と呼ばれ、時計がうごいているかいないかを確認する程度の「目印」程度のものであることが判りました。
 また、機械の地板や歯車の並びから、名古屋商事のオリジナルである可能性が高いことも判りました。ラベルが残っていないのが残念です。
 最も近い形のものがこれでした。参考までに添付します。
 (リンク先:TIMEKEEPER 古時計どっとコム)
 http://www.kodokei.com/c2_047_7.html
 訂正があります。間違いに気づかず、かなりの時間が経ってしまいました。
 ゼンマイばねは「接触型渦巻きばね」でした。失礼しました。
 (非接触型は、機械式時計だと「ヒゲぜんまい」、懐中時計や腕時計等に使われる、蚊取り線香を小さくしたような形のものを指します。ばね材同士がくっつかないタイプなので「非接触」ということです。)

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