喜多川歌麿コミュのNHKｽﾍﾟｼｬﾙ　「歌麿　紫の謎」

今夜（3月4日PM9:00）ＮＨＫ総合のNHKスペシャルにて歌麿の特集があります。

Ｎスペで久々の浮世絵なので期待が膨らみますね。

以下、ＮＨＫのHPより。
【2007年春、世界最大級の浮世絵コレクションの全貌が高精細デジタル画像で
公開される。85年前アメリカの大富豪がボストン美術館に寄贈して以来、
一度も展示されず封印されてきた6500枚の浮世絵版画。
しかも、その全てが変色･退色を免れて江戸時代の色彩を鮮やかに留めている。
このコレクションの本格的な調査が、昨年から浮世絵の世界的権威を
結集した研究チームによって進められてきた。注目を集めているのは、
喜多川歌麿の浮世絵が400枚、完全な形で残されていたことである。
驚くべきは、女性の着物に鮮やかな紫色が惜しげもなく使用していた事だった。
紫は退色が激しく、歌麿が紫色にこれほどこだわっていたことは、
今回初めて明らかになった。
歌麿が生きたのは、老中・松平定信による「寛政の改革」の時代。
浮世絵に対する禁令が相次ぐ中、歌麿はそれに反発し、したたかに
禁令の下をかいくぐって作品を発表する。「紫」にこめた歌麿の
メッセージとは？厳しい時代を生き抜いたある浮世絵師の姿が浮かび上がる。】
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070304.html

再放送：3月6日（火）深夜【水曜午前】0時～0時49分

ご覧になった方、感想お待ちしてます☆　

コメント(9)

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[1] mixiユーザー 03月04日 22:00

反骨の精神、そして常にエロティシズムを美学の中心にした歌麿。

愛して止まないです。

北斎と通じる「美」の頑固さは世界屈指の画家と言えるでしょう。

美人画に描かれる人妻は、さくらんぼのような甘酸っぱい香りがしますね。

今でも充分食に値する美人です。

浮世絵師は小説家でもあり哲学者でもあったようです。

そりゃあ、世界は驚くでしょう。

[2] mixiユーザー 03月04日 23:28

ボストン美術館と他館の浮世絵版画の保存状態の違いは、衝撃的でした。Nスペのビジュアルな演出が殊更効果的だったようにも思います。

[3] mixiユーザー 03月04日 23:39

モチロン見ましたぁ～！！

「紫」って、やはり日本古来から日本の女性の美を引き立てる色ですよね！？

高貴な色でもあるし、今でも紫をスタイリッシュに着こなす人って、知的且つ艶妖な気がするのは潜在的な日本人の心がうづくためでしょうか？

ボストン美術館解禁してくれぇ～！
絵葉書とかでもいいし、レプリカ売ってないかなぁ～…。

研究グループの一人にいた千葉市美術館の館長さんってきっとここの方→http://www.ccma-net.jp/index.html
喜多川歌麿はじめ、浮世絵が数多く所蔵されているらしく、前から行ってみたいと思ってたんです。HPご覧ください！

[4] mixiユーザー 03月05日 00:49

期待を裏切らない充実した内容でしたね（＾＾）

再放送は2007年3月6日（火）の深夜（水曜午前）0:00～0:50だそうです。

[5] mixiユーザー 03月05日 01:33

録画しました。時間がなくて見られないのが残念。

ボストン美術館所蔵の歌麿のレプリカ集（図版）は、学生時代にデパートの古本市で見つけて１万円ほどで買いました。じつはそれが歌麿に魅せられるきっかけでした。

のちに偶然にもボストンで３年ほど暮らして、ボストン美術館には足繁く通って「いつ出してくれるか」と待っていたのですが、歌麿には一度もお目にかかりませんでした。秘蔵なんですねー。

[6] mixiユーザー 03月07日 00:56

立派もんの番組でした。

[7] mixiユーザー 03月11日 19:37

はじめまして。本日ようやく録画しておいた「歌麿・紫の謎」見ました。みなさまの書き込みに共感するところ大です。日誌にも記しました。ご笑覧下さい。

　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=370421218&owner_id=6147129

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