戦争遺構研究会コミュのｔｗ１３・１０・２１

ｔｗ１３・１０・２１

１」総務省は14年度から、地方自治体が学校や庁舎などの公共施設を取り壊す費用を地方債で賄えるようにする方針。人口の減少や市町村の合併などで自治体が抱える余分な施設は増える半面、解体費の負担をためらい整理が進んでいない～解体ありきでなく、資源の有効利用、省エネからも、補強で再活用を！

２」自治体は戦後の復興期や高度経済成長期に学校や公営住宅など大量の施設を整備。総務省の11年の調査では市区町村が管理する公共施設の43％が築30年以上。耐用年数に従ってすべて建て替えると今後40年間に住民一人ひとりが負担する費用は年平均で３万2910円と現在の2.4倍に膨らむ～活用を

３」　第３回関西建築保存活用サミットin 昭和町。11月24日第１部12:20～14:30　第２部15:00～交流会17:00～18:00。第１部　昭和町・文の里見学会12:20～14:30。大阪市立工芸高等学校(日本基督教教団)南大阪教会。参加費500円。050-3631-4510

４」第２部サミット15:00～17:00寺西家住宅にて①参加各団体から状況報告②寺西興一氏（大阪府登録文化財所有者の会事務局長）の講演「阿倍野での寺西家阿倍野長屋の再生からまちづくりへ」交流会17:00～18:00　寺西家住宅にて。集合12:20大阪市阿倍野区役所前。阿倍野区文の里1

５」復興庁小泉政務官は、東日本大震災の津波被害を受けた震災遺構の保存について「地元の理解があって残す意味を感じるものは、何とかしなければ」と述べ、国の検討作業を急ぐ考えを「メッセージの強さで震災遺構にかなうものはない。交付金の申請の中身をしっかりチェックして対応」と～保全再生指導を！

６」小菅修船場跡。長崎市。日本の近代遺産50選。最古の洋式ドック　小松帯刀らが計画　明治政府から三菱。レールを用い船を引き揚げる「スリップドック」（１９６９年国の史跡に）完成1868（明治元）年。小菅修船場はグラバー邸から１キロ弱という距離～余り知られていないが、近代の貴重な産業遺産

７」無資格者らが１級建築士を詐称していた問題で、国土交通省は８日、東京、神奈川、千葉、新潟、福岡の各都県で、新たに男性６人の成り済まし判明。昨年７月以降発覚した成り済まし事例は計３５人～先週、製図試験が終わったばかり、年々難しくなる一級建築士試験であるが、時間をかけて勉強、資格取得を

８」建築家丹下健三先生の生誕跡の記念柱他の見学会。雨で参加者は、少なかったが、現地で、説明していた時、通りすがりの人が、丹下健三が、ここで、生まれたなんて知らなかったと、呟いていた。参考までに、「堺ジャーナル、第２６５号、第３面」を、検索頂ければ、今回建てた記念柱の写真が見れます。

９」「震災遺構」で揺れる被災地。津波の猛威を伝える「震災遺構」が消える。保存か撤去かで町の方針が二転三転していた南三陸町の防災対策庁舎も、正式に撤去が決定。～解体の強行でなく、貴重な被災遺構として、後世に悔いを残さないよう正しく評価して、被災の生き証人として保全活用されるよう再検討を

１０」横浜みなと博物館。日本丸メモリアルパーク。国指定重要文化財　旧横浜船渠株式会社第一号船渠（ドック）横浜船渠会社が船の修繕用に建設。安政6年の横浜開港後、貿易の拡大と入出港船舶の増加に伴い、本格的な港湾施設の建設が必要に～川崎重工業神戸工場ドックも、国と話し合いで重要文化財の検討を

１１」船の修繕用ドックの建設が計画されました。イギリス人技師H.S.パーマーの計画に基づき海軍技師恒川柳作が設計・監督、明治31年12月に竣工。建設当初の長さは約168m、横浜港に入港する船舶の大型化にともない、大正7年にドックの渠頭部を内陸方向に延長し長さ約204ｍ～優れた産業遺産。

１２」旧横浜船渠会社第一号ドックは、建設当時最大規模を有した明治期の代表的ドライ・ドックの一つで、明治・大正期のドック築造技術を知る上で価値の高いもの。横浜港の歴史上でも重要な土木構造物。平成12年12月に国の重要文化財に指定、平成19年には経済産業省の近代化産業遺産に認定～参考にして

１３」@alterbau 日本青年館（東京都）が異様な熱気に包まれた「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」と題するシンポジウム開催～新しい建築の歴史的文脈の議論もいいが、文化財の大正期の歌舞伎座の取り壊しを無視する日本の建築界を世界は、如何に見るのか真剣に考えるべきでは？