ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

山RADIOコミュの”北の死神”槍ヶ岳編

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2008/9/27-29
山データ
槍ヶ岳 標高3190m(日本百名山)
歩行ルート
上高地→槍澤ロッジ→槍ヶ岳→槍平山荘→新穂高ロープ
二泊三日で40Km歩いた!
天気
晴れのち曇りのち雨

”おうおう、いるぜぇ好きモンがよぉ..."

前日吹雪で早朝にもかかわらず”上高地の玄関口”アカンダナ駐車場には多くの”好きモン”が既に集まっていた。
このくそ寒い中(標高1300m、5℃位)きっついおもいしてまでも”北”を目指す大馬鹿野郎達がたくさんいることにアゲられた。

とうとうこの日がやってきた。
二年前”左回り”ルート途中の鏡平までの岩地獄を味わいこてんパンにやられた”北の死神”と恐れられる(俺から)”北アルプス”岩の総大将”槍ヶ岳に挑戦するこの日が!!

バスにのり上高地へ向かう。

5ヶ月ぶりに聖地”上高地”へ向かうといつものごとく”北のガンコ親父”こと”焼岳”のとっつぁんはプンプン煙を吐き出しながら”入り口”を守っていた。
”とっつぁん今日も世話になるぜ!!”と心のなかでつぶやくと煙がモコモコモしていた。

上高地はもう冬の雰囲気だ。

頭が痛くなるくらい冷たい空気を吸い込んで街のよどんだ空気を体から吐き出す。
朝7:00時ターミナルを出発。
まずは明神池で旅の無事を祈る為立ち寄った。
五月にきた時はここでミッキー先輩やらぼい君やらが神聖なこの場所でウイスキーのボトルをラッパ飲みした所だ。無事”五体満足”で帰れることを祈り先を急いだ。今日は歩いて5h位の槍澤ロッジまで行かなければ行けない。しかも今は天気ははれているけど下り坂になるのは目に見えていたから少しとばしてあるいた。

そうこうすると2h程で五月の素晴らしい思い出が蘇る”北の名門”徳澤ロッジに着いた。まえきた時はゆっくりきたからここまで4h以上かかっていた所だ。
ここから今夜の宿徳澤ロッジに電話で予約をして先に進む。

途中小田和正の”言葉にできない”を口ずさんでしまうあたりで既に北の”慈愛”に包まれているのにきずいた。

しばらく梓川沿いを歩くと横尾につくここは涸沢へ向かう登山者と槍へ向かう登山者が別れるポイントだ。割とここまではにぎわっているんだけどここから槍方面へ向かうとぐっと人は少なくなる。

ここからぐんぐん梓川沿いに進んでいく。川の色は半端なく透き通っていて水色だ。しばらく歩くと異様な殺気を北の方角に感じたのでハッ!!と見上げると!!

やつがいやがった...”北の死神”が鎌首を上げて!!!!!

キンニクマンにでてきた悪魔超人”マウンテンマン”そっくりなあの姿。その振り上げた鎌でいままで何人の生き血を吸ってきたことか!でもはっき言ってやる死神よ!!!今度はお前が血を吸われる番だ!!!俺はその為にこの二年間登りたくもねぇ山を”太っちょ”やら”ウザイ”人たちと血反吐を吐きながら登ってきたんだ!!(ウソ)と気合を入れながら先へ進んだ。

完全に槍ヶ岳を親の敵位に思い出しおかしくなっている自分に気づき少し反省していると広く綺麗な河原が広がりだす。ここが”槍見河原”だ。
かってに何度も槍ヶ岳の事を”死神”呼ばわりしていると本当に命をとられるんじゃないかとビビリだし”死神”よばわりすることをやめる事にした。。。

途中何度か休憩をとりながら歩きPM13:00位に槍澤ロッジに到着。
森の中にたたずむ綺麗な山小屋で、中にはいると、、、”いるぜぇ好きモンどもがよぉ...”どこにこんだけいたの??って位わりと人がいて最終的には満室近かったんじゃないかなぁ。
最近は山の恒例になってる手ぬぐいチェックをすると素敵なデザインの手ぬぐい発見!!即ゲット!手ぬぐいはとっても機能的でデザインもいいやつが多いからついつい買ってしまいます。これも山の楽しみのひとつですなぁ。

ビール片手に晩御飯の準備をしながら明日の作戦を立てる。ここから大体5h位で頂上だ。ついに明日奴と(死神というと怖いからこのあたりから死神呼ばわりしなくなった)対面できるんだ!という喜びと興奮に包まれながら夜は更けていった。豆知識としてこの山小屋にはなんとお風呂があります!!すっごい嬉しい誤算で風呂なんか入れると思ってなかったから準備してこなくってアレでしたけど最高だから!

翌日5時起床、6時出発の予定だったけど興奮して4時位には起きてしまいいてもたってもいられなくなり嫁ととジュンジーニョをを無理やり起こす始末。だいぶ迷惑がられたようだがもう手を伸ばせば届く距離に”奴”がいると思うと早く出発したくてしょうがなかった。スイマメーーン。

予定を早めて5時半に誰よりも早く出発した。

うっすらと太陽があがってくる。でも気温はおそらく氷点下。むちゃくちゃ寒いけど興奮したハートはバーニングでエブリデイだ。
一時間ほど歩くとなにやら看板が見えてきたそこには”槍ヶ岳入り口”と書かれていた!!!!!興奮すると共に槍ヶ岳の入り口まで1泊しないとこれない距離なのか!!と愕然とした。いままで歩いてきた道などまだまだ序章に過ぎなかったというのか!まぎれもねぇ、”奴”は上玉だ。”奴”は誰でもこれるトコじゃねぇ、好きモンで上玉な奴しかこれねぇって事か....。まさに”岩の総大将”。

ここから”奴”の喉元へむけ第二日目が始まる。

コメント(2)

まあ頂上登るためにまずはダイエット!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

山RADIO 更新情報

山RADIOのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング