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スキーな医学生コミュの皆川4位(パチパチ)+インタビュー記事

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2006年02月26日

男子回転、1本目で3位につけた皆川は2本目も果敢に攻めたが4位に終わり、惜しくもメダル獲得はならなかった【 (C)Getty Images/AFLO 】
 アルペンスキーは25日、セストリエールで男子回転が行われ、1本目で3位につけていた皆川賢太郎(アルビレックス新潟)は、2本の合計タイム1分44秒18で4位となり、あと一歩のところでメダルに届かなかった。1本目17位の湯浅直樹(北海道東海大)は、持ち味の積極的な滑りを最後まで続けて2本目は3位、合計で7位まで順位を上げ、入賞を果たした。1本目8位の佐々木明(ガーラ湯沢)は、スタート直後に旗門をまたいでしまい、途中棄権に終わった。また生田康宏(東京美装)は、2本完走した選手の中では最下位の47位だった。



■皆川賢太郎「2本目は緊張しました」
 難しいところが3か所ありました。スタート直後と、中盤、終盤にリズムの変化があるところ。リスクをしょってでも行こうと。「たられば」だけど、100分の3秒差。メダルが欲しかったです。2本目は緊張しました。しないやつはいないと思う。人生ではなかなか味わえない。俺のセットだと思いました。インスペクション(試技)でいけると思った。(スタート前に笑ったのは)こんなの、なかなか味わえないと思ったので。悔しいのと、うれしいのが半々です。
 湯浅が一番頑張った。これから(アルペンスキーの)層を上げていける。僕らが看板になって、子どもたちのスキーの注目度も上げられる。メダルを取っていればもっと注目してもらえたんですが。あと100分の3秒足りなかった。早く勝ちたい。優勝しないことには、ほかの人にプレッシャーをかけられない。悔しいけれど、素晴らしい五輪でした。
 技術も、確率も良くなっているので、あとはタイミングだけ。次は僕が(メダルに)選ばれるよう、クオリティーを上げていきたい。勝って、自分に自信を付けて、レベルを上げれば、もう一度勝負できる。本当に強い姿を早く見せたいです。負けるのは大嫌いだから。選手をしている以上、全部勝ち続けたい。戦うからには、精いっぱいやりたいです。年寄りになるけど、バンクーバーまでやりたいですね。



■湯浅直樹「最高の力で突っ込みました」
 (皆川について)惜しかったです。賢太郎さんにメダルを取ってほしかった。ちくしょう。(自分の滑りについて)やっぱり1本目がものすごく中途半端なポジションだったので、何が何でも、何回ぶっ転んでも、自分の持っている最高の力で突っ込みました。失敗が3〜4回あったけれど、自分の滑りができれば、こういうタイムが出ると再確認しました。いい収穫になりました。初めての五輪で1ケタという順位は、納得できるものではないけれど、世界大会でのベストタイ。やればできると思いました。
 (今後は)この壊れているひざと相談しながら、残りの3レース(W杯)で結果を残したいですね。ひざは、骨が欠けています。昨年の夏に米国のマンモス・マウンテンで練習中にやってしまった。本当なら手術をしなくてはいけなかったけれど、五輪に出たいから我慢してきました。僕は天才肌じゃないので、練習して練習して、結果を出して自信を付けるしかないんです。



■佐々木明「わりとハッピー」
 (皆川について。メダルまでほんの)ちょっとじゃない! 100分の3秒差ですよ!? 悔しいね。(自分の滑りについて)あれは事故。2本目は(コースが)よく見えたので、がっつり攻めようと思った。ああいう終わり方は「あー!(悔しそうな表情)」というより、「あ〜(落胆の表情)」。しょうがないというか、どうしようもできない。あそこ結構(コースアウトした選手が)何人もいるんですよね。
 湯浅も最高の滑りをした。俺がゴールしていれば、言うことなかった。でも、わりとハッピー。これがチームの力。賢太郎さんのガッツポーズ見たかった。ほんのちょっと届かなかったけれど。
 (2人入賞したことについて)これが普通。今までの選手に力がないだけ。特別なことではない。こういう風に(力のある選手が)たくさんいると、1人アウトしても、2人、3人といる。今までみたいに1人だけだと、アウトしたときに望みがない。今はチームとして、1人がダメでも、その次がいる。
 (トリノ五輪は)終わったけれど、ワールドカップ(W杯)もすぐある。(次のバンクーバーに向けては)もうバリバリです。種目もいっぱい出られるようにしたい。



■生田康宏「また4年後、戻ってきたい」
 (目に涙をためながら)悔いを絶対残したくないと思っていたんですが、残してしまって悔しいです。せめて2本目は最高の滑りをしたかったけれど、それができなくて悔しい。(五輪は)夢の舞台。小さいころから夢見てきて、絶対に最高の滑りをしてやろうと思ってたのに……。攻めるつもりでも、1本目みたいに空回りして、結局攻められなかった。真っ白というか、何も考えないで滑って、転んだところ以外はあまり覚えていません。感謝の気持ちでいっぱいで、コーチや家族や周りの人たちの応援によって、ここに立つことができました。態度で示したいと思って、絶対ゴールしようと……。
 五輪は4年に一度、すぐにはこの悔しい思いを返せない。また4年後、戻ってきたい気持ちが強くこみ上げてきました。W杯やヨーロッパカップもすぐにあるけれど、4年に一度のビッグイベントで最高の滑りをしたいです。(皆川と湯浅の入賞を見て)同じ日本人、僕にも絶対できるという気持ちが出てきました。追いつきたい。バンクーバーにも出たいけれど、その前にやり残したことがいっぱい。とりあえず滋賀高原のW杯で成績を残すのが一番の目標です。正直、五輪は別格。でも次は、もう少し楽な気持ちで臨めると思います。

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