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トッパンホールコミュの公演レビュー(ショスタコ15番日本初演)

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チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50 「偉大な芸術家の思い出に」
ショスタコーヴィチ(室内楽版/デレヴィアンコ編):交響曲第15番 イ長調 Op.141a

ミハイル・シモニアン(ヴァイオリン) / ヴァシリー・ロバノフ(ピアノ) / イェンス=ペーター・マインツ(チェロ) / 竹原美歌(パーカッション) / ルードヴィッグ・ニルソン(パーカッション) / マーカス・レオソン(パーカッション)

開演前から、ホール内はショスタコファン(ヲタク?)とおぼしき観客の熱気でむんむんでした。
チャイコはチェロのペーターマインツが圧巻。とても深い音色でどっしりと安定した音楽を作り上げます。
さすがルツェルン祝祭管の首席だけあって、すばらしい。
ピアノはお年のせいか、16分がところどころ怪しいところがあったのはご愛嬌。
しかしこれぞロシアというべき、荒々しさと包み込むような大らかさを感じる音色でした。
ショスタコよりチャイコの方が相性よかったかもしれません。

休憩に入ると、さっそく配置替え。
トッパンホールでは見たこともないような大量の打楽器がところ狭しとセッティングされます。

ショスタコ15番室内楽版は異様な緊張感の中始まります。
元々交響曲も非常に緊迫感のある曲。
誰かトチったらすぐ分かる、というか崩壊する危険すらある綱渡りなアンサンブルなのです。
この曲もピアノの16分は怪しかった。。。
しかし素晴らしいチェリストが全体を引き締めます。
打楽器もリズム的に完璧で、かつ音色・音量・バランス共に完璧な物でした。
特にティンパニはジグゾーパズルにピシっとはまるワンピースのごとく完璧にコントロールされていました。

演奏が終わると場内は割れんばかりの拍手。
ブラヴォーも飛び交います。

一人一人の奏者の技術を駆使したスリリングな演奏を楽しめました。

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