ホールデン・コールフィールドコミュの管理人のひとりごと。

少しの間、mixiを見ていなかったらななんと、4人もの方が入ってくれてました。
この、よく目的のはっきりしないコミュに・・・（汗）

ありがとうございます。

さて、このコミュで私は何がしたいのでしょう？
よく分からないのです。

少なくとも、「ライ麦」の野崎孝訳と村上春樹訳がどっちが優れているだの、
アントリーニ先生の頭撫に同性愛者の傾向が見受けられるかどうかだの、
20世紀のアメリカ文学界にサリンジャーが果たした役割は？だの、
インチキめいた知識をひけらかす場所にしたくない。

「文学」としてのサリンジャー、（又はライ麦）を語り合いたい方は、そういった場所へ行けば良いでしょう。そんなことにあまりわたしの興味はないのです。

「にんげん」としてのサリンジャー、その投影であるホールデン（もしくはシーモア、フラニー、バディ、etc）に共感、共鳴、sympathizedされてしまった、私と同じような人間と出会いたい、それだけなのです・・。

そして、出会って・・どうするのか、、。

とりあえずあなたがヒマで、あなたの身近にフィービーのような可愛い妹も、D.B.のような話せる兄貴もいないのなら、わたしにメールでもしてみて下さい。

どんなメールでも構いません。
わたしも（サリンジャーと同じく）2メートルの塀で覆われた、人里離れた場所で目と耳と口を閉じ、静かに暮らしていますが、郵便受けの口だけはかろうじて開けています。(^^)

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 04月11日 02:37

これはとても矛盾した話で、
このコミュは盛り上がる訳がありません。(^^)
「はじめまして、○○です、・・・が好きです！みなさんよろしく！」
なんて、意味の無い表層的なだけの（つまりインチキな）コミュニケーションに疑問を抱いている人達が集まっている訳ですから。
ここに集まった人達は、「言葉」は文字にした瞬間に、嘘になってしまう、
文字にした瞬間に、何か大事な物が欠落してしまう、
そういった危険を認識している人々だと思うのです。

ただ管理人としては、
そういった人達が世の中に11人も存在することを嬉しく思います。
気がついたら４人から１１人に増えていました。(^^)

この何も無いコミュに参加してくれて、ありがとう。

この、何もない（誰も、何も書かない）という事実自体が、「安易に何も書きたくない」というみなさんの誠実なコメントだと思っています。

無理に、何も書かないで下さい。

つまりこのコミュは、
誰も、何も語らない事で、「何か」を語っている、という
コミュでいいんじゃないか、
そう思えてきました。

存在しているだけで、目的を達成しているコミュ。
こんなコミュがひとつくらいあってもいいと思います。

インチキのコミュニケーションを構築する場所なら
他に掃いて捨てるほどあるのですから・・・。

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