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かわうその茶道ノートブックコミュのカッコウ・ホトトギス

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以下はマイミクの写楽さんから許可を得て借りてきた文章です o(^-^)o
とても勉強になるのでこの場でご紹介させていただきます♪




郭公と書くと、今はカッコウと読むことが多い。
しかし古くは、ホトトギスと読ませている。
ホトトギスは、不如帰、杜鵑、時鳥などと書く。

鳥類学では、ホトトギスとカッコウは別の鳥で、鳴き声も違う。
ホトトギスは、「てっぺんかけたか」と聞きなすが、実際には キョッキョッキョッキョと聞こえるからか、「特許許可局」とも 聞きなしている。

鳴き声が聞きたい方は、マイミクのpikaさんのサイトで
聞いてみて欲しい。
http://pikanakiusagi.web.fc2.com/

もちろん、ホトトギスはカッコウ目・カッコウ科り鳥で カッコウの仲間だ。

一方カッコウは、その名の通り「カッコウ」と鳴く。
寂れた状態を、閑古鳥が鳴くと表現するが、この閑古鳥とは 実はカッコウのことなのだ。
日本人はカッコウの鳴き声に物寂しさを感じてたようであり、 松尾芭蕉の句にも「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥」というものが あるぐらいだ。

古今和歌集にも、野鳥が登場するが、郭公と書くホトトギスが 結構登場する。


ハート五月山 梢を高み 郭公 鳴く音空なる 恋もするかな

意)五月山の梢が高いのでそこに鳴くホトトギスの声ははるか遠く空の中で響くが、それと同じでこの私もいくら泣いてもむくわれない、むなしい恋をすることかな。


ハート五月雨の 空もとどろに 郭公 何を憂しとか 夜ただ鳴くらむ

意)五月雨が空に響くほどに降っている中、ホトトギスは何がつらくて夜ひたすらに鳴いているのか。


ハート五月雨に 物思ひをれば郭公 夜深く鳴きていづち行くらむ

意)五月雨に物思いに耽っていると、夜深くホトトギスが鳴いて
飛び去ってゆくのが聞こえるが、あれはどこへゆくのだろう。



ホトトギスは、どうも昔からうら寂しい鳴き声の鳥として 捉えられていたようだ。

またホトトギスですぐに思い浮かぶのは、次の句だろう。

織田信長 >鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス

豊臣秀吉 >鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス

徳川家康 >鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス

戦国を代表する三人の武将の性格を現す句にホトトギスが 一役かっている。


もう一つ、「目に青葉 山杜鵑 初かつお」に出てくる
ヤマホトトギスは、花ではなく鳥のことだ。
目に青葉とは初夏の頃、花のホトトギスは秋の花。

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