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HONGWANJIコミュの繰出位牌と法名

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九州福岡在住のお東です。
浄土真宗では、釋○○ のように二文字の法名になり、真士など文字位号は付かないとなっていますが、親戚、近所でお参りすると、東西を問わずとも位号が付いています。

位牌は用いず、法名軸を用いるとありますが、これも近所では、東西問わず繰り出し位牌があります。

我家でも私が施主になる最近迄同様でしたが、繰り出し位牌を廃止して私の代で法名軸に変えました。
1600年前半頃からの代々の法名がわかりますが、全て位号が付いています。
先日、大叔父の葬儀がありましたが、やはり位号が付いてました。
初七日の時にご院家さんに聞こうかなと思いましたが、ケチ付けているように思われるが嫌だったの聞けませんでした。

これって、地域性なもんでしょうか?

コメント(7)

そうですね、こういうのは大変難しい問題だと思います

歴史的なことから見ますと
「釋○○ のように二文字の法名」というのがいつごろから決まったのかということがあります(私もいつからかは分かりませんが)
親鸞聖人が御本典に「二文字にしなさい」と書かれたわけではありませんから
教団が成長するにつれて、決まりごとが明確になるにつれて、二文字になったのだと思います
(事実本願寺派でも近年まで女性には「尼」の文字を入れていたと思います?大谷派では現在でも尼の字を入れてますよね?)

ですから、覚如上人やもしかすると蓮如上人くらいまでは本願寺の僧でも位号など普通につけていたのではないでしょうか?(あくまで推測です。詳しい方教えてください)
なので、末寺ではなおさら院号、位号などつけていて当たり前(日本仏教的に当たり前)だったのでしょう
ましてや、他宗から改宗したお寺などでは院号、位号は普通に付けていたと思われます
(もっと言えば、覚如上人や蓮如上人のお名前も法名じゃなくて、戒名かもしれませんよね?)

江戸時代になり、檀家制度ができると、すべての者がどこかの寺に属することになったわけで
「院号が欲しい」「長い戒名が欲しい」「法名も戒名も同じだ!御先祖様はみんな戒名なんだから」「御武家様(禅宗)は位牌があるのだから私たちも位牌を持ちたい」など
いろいろな欲がご門徒さんからでたのは想像にかたくありません

法名は二文字という決まりが江戸時代にあったのかどうかわ分かりませんが
末寺の御住職はそういう要望を無視できなかったでしょうね
法名は二文字という決まりが江戸時代になかったのなら、普通に位号までつけたでしょうし

位牌を使う地域・お寺・ご門徒さんは他にもたくさんありますよ
いくらお寺の御住職が「位牌は用いませんよ」と教えても使いたいご門徒さんもいますし
地域柄でご住職の方から位号を付け、また位牌を用意してくださいという場合もあります

しかし、位号や位牌が浄土真宗の教えに合わないのになぜ?と疑問を抱いてもしょがないことなのです
そもそも、ご信心をいただかない人が多いのですから。

南無阿弥陀仏のおいわれを分からない人にいくら、位号はつけない、位牌は用いないと言ったところで意味がないのです。

三郎兵衛さんのように浄土真宗の教義が分かる方がいるからこそ、三郎兵衛さんのお宅のお内仏の荘厳が整うのです

どうか三郎兵衛さんからご家族や近親者の方にお名号のおいわれを伝えてください。お念仏が正しく相続されることを願ってやみません
あと、お仏壇屋さんや葬儀屋さんがが
「位牌を作らないと成仏できませんよ」とか
「もちろん長い法名の方がありがた名前ですよ」とか
いう指導?営業努力?をすることも理由のひとつにあります(笑)

あと、もうひとつは
生きてるうちに帰敬式を受けましょうと言っているのに受ける人が少なく
結局、お手次の御住職が法名を付けることになる
これも大きな理由の一つでしょうね
御本山で帰敬式を受ければ絶対に位号はつきませんから

院号もお金欲しさに勝手につける御住職もいらっしゃいますからね
> 三郎兵衛さん
流れ、地域性、ご住職の教化活動の怠慢、ご信心をいただかない人が多すぎる、などいろいろな理由があると思います
福岡在住西本願寺派の僧侶です。

地域性の問題ですが、それはあるようです。
広島ではほとんど法名の問題はないと聞きますし、
福岡でも、昔から位号をつけていなかったというお寺は
少数派ですがあります。

位牌や繰り出し位牌がだめで、法名軸や額、過去帳がよい
というわけではないようにも思います。

仏教や浄土真宗の本来のあり方を考えたならば、
法名は信仰の対象ではないので、
参拝の対象になりがちな位牌はやめ、
仏法をつないでくださったご先祖様を訪ねやすいという意味でも
過去帳を用いた方がいいですよ、というおすすめが定着してきているのだと考えています。

法名軸についてはわかりませんが、
法名額は、本山帰敬式にていただく法名をそのままつけられるように
考えられています。
こういうものが普及すると、それに伴い法名の意味も
伝わりやすいのではと思ってます。

位号については、最近の福岡の浄土真宗本願寺派では
つけない方がかなりの割合になってきていると思います。

門信徒の方々も、昔ほどこだわらない方が多くなっているように思います。

本来化という観点からも、そういう姿に戻りつつあるでしょう。

ただ、位号があるないと、信仰の厚さは必ずしも比例していないように思います。


寺院や僧侶の布教の方法も、激動の時代に翻弄されながら正解を見いだせずにいます。
しかし、歩まないわけにはいきませんので、
各寺で温度差はあるものの、悩みながらも歩んでいるというところかと思います。


それぞれが、ご信心をどういただいているかをその都度考え
また、それを話し合う場所があるということが
とても大切なこととなってきていると思います。

これからも率直なご意見よろしくお願いしますm(u_u)m
位号は、門徒のこだわりもあるんでしょうね。
私は、短い方がかりやすいんで、代々の過去帖を位号をぬけて書き直そうかと思っていますが、勝手にするとご院家さんにおこられるかな。

うちの親戚は、東西ありますが、位号自体をわかっていませんね。気にしてません。
ナンノコッチャみたいな感じですね。
先月、大叔父が往生しましたが、位号つきましたね。(東派)

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