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シカゴ・オプション戦略研究会コミュのウイリアム・パープラ氏の講演でのオプション取引原則の中身

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前回のトピックスのウイリアム・パープラ氏の講演の中身について、やや、メモ風に以下に記していきたいとおもいます。

?取引きの王道についての5原則

●バック・テストを念入りにしてポジションを組め
●取引規模の可能性についての検証をせよ
●リスク/リウォードをかんがみながらのポジションのサイズの妥当性の検証をせよ
●リスク・スロットル(risk throttle-リスク圧力の軽減弁調整)を開けておけ
●戦略のチューニングをせよ

?チャレンジングな取引をするため避けるポイント4原則

●短期のポジションに期待せよ
●『アリスの赤の女王」の原則(同じところにとどまるためには、常に全力で改善にあたらなければならない。)を思い出せ
●コモンズの悲劇の逸話(部分最適-Suboptimization-の総和は、必ずしも、全体最適とはならない。)を思い出せ( "the whole is more than the sum of its parts" Francis Heylighen)
●ブラック・スワンの到来となったイベントを思い出せ

?取引の心理的な側面での7原則

●失った損金についての正当化をするな
●ひとつのマーケット・バイアスのみに気をとられるな(Focalismになり勝ちになることへの戒め)
●自分の考えにあったニュースのみを探すな
●結果にもとづいた決定のみ下すな
●みんながやっているからというだけで、「バスに乗り遅れるな方式」(Band Wagon)の投資行動はするな
●損失回避行動はとるな
●ポジション回避行動のみとるな

?よい取引をするための注意点5原則

●大きな取引デザインを頭の中で描け
●エッジ(Edge-優位性のある取引ができるかどうかの分岐点)を活かしたトレードをせよ
●リスクを管理せよ
●一貫した戦略でのトレードをせよ
●シンプルなトレードを心がけよ

?今後の激動期を生き抜くための取引の注意点についての6原則

●エンロン(Enron)事件を思い起こせ
●ヘッジファンドのアマランサ(Amaranth)事件を思い起こせ
●LTCM(Long Term Capital Management)事件を思い起こせ
●金融危機を思い起こせ
●1990年代の日本の銀行危機を思い起こせ
●アジアの経済危機を思い起こせ


参考

この講演会についてのブルームバーグの記事

米先物オプション取引:店頭のリスク避け取引所へ移行か−パープラ氏

10月29日(ブルームバーグ):ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の元上級副社長、ウィリアム・パープラ氏は、米国での先物オプション取引について、店頭市場での取引が減少し、取引所への移行が進むとの見通しを示した。

パープラ氏は28日、東京都内で開催された日本オプション取引研究所主催のセミナーで講演後、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューに応じ、金融危機からの再生過程における先物オプション取引の役割について「価格決定モデルや効果的なヘッジ手段として今後も期待される。相場変動率の上昇により、オプションそのものの価格は非常に高くなるだろう」と予想。特に大口の市場参加者は、店頭市場での取引から、透明性が高く、価格決定や清算機能のある取引所での取引へ移行するとの見方を示した。

米国先物業協会(FIA)によると、米国の取引所における先物オプションの取組高は2007年12月末時点で約4400万枚と、過去10年で約7倍に増加した。

パープラ氏は、米国の店頭市場におけるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引について「統制がきかなくなり、被害がどこまで広がっているのか分からない状況になっている。当局もリスクがどの程度のものなのか知らなかった。適正価格や取引の数が不明な点など、有毒な要素が悪い結果につながった」と指摘。「透明性は取引において不可欠だ。市場を高速道路に例えるなら、規制をし過ぎると障害物になるが、ガードレールは作らなければならない」との見方を示した。

また、日本での先物オプション取引の普及についてパープラ氏は「バイヤー(買い方)とグランター(売り方)にとって市場参加のきっかけとなるプログラムの提供など取引所の努力が欠かせない。参加者が増え、適正価格が決定できるような仕組みが必要だ」と述べた。同氏は1981年にCOMEX部門に会員登録。理事を3期務めた後、07年4月に上級副社長に就任した。現在は、商品取引コンサルタント会社GLTグループのマネジングパートナー。

日本オプション取引研究所は特定非営利活動法人(NPO)で、オプション取引の普及を目指し、06年11月に設立された。同研究所の高橋淳介・理事長は「先物オプション取引は80年代以降の米経済復興の立役者だった。今回の金融危機でもオプション取引の重要性が注目されている。買い手はいるのに売り手が少ないのが日本の現状であり、グランターの育成を進める必要がある」と述べた。

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