ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ムツィオ・クレメンティコミュの作品36のソナチネ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
原題は
Six Progressive Sonatinas for the Piano Forte
Composed and Fingered by
Muzio Clementi OP.36 .... 1797

コメント(11)

Op.36 1
Allegro ハ長調 4/4拍子
3小節目で悲劇的要素の兆候が現れます。
4小節目ではかなり不安定な状態となります。
そこで5小節から、最初はFで始まったテーマが
Pでリフレインされますが、次の6小節目で更に
悲劇性を増して8小節目での突然のFへと
このリフレインは進み、9小節目で第2テーマが
引き続きFで強力に悲劇的に現れます。
10小節目で更に悲劇的な進行となり11小節目
で第2テーマの前半部分を1小節で凝縮して繰り返し、
12小節から15小節での流れるように鮮やかな
第2テーマの後半部へと進みます。
ここでリピート。
8小節に渡り第1テーマがフラット系で暗く
繰り返されます。このうちの前半部分はPですが、
その節回しは絶妙で、じっくりしみじみと
楽しみたいので、2小節目の終わりのところから
テンポを落として左手の内声を強くみてもよいのでは
ないでしょうか。その場合は次のFの(私のピアノ
の腕ではうまくひけない)4小節でテンポをとりもどして、
次のPでの第1テーマの再現へと至ります。
ここから実に鮮やかなだ提示部のリフレインで、
その節回しには私が思うところの音楽の悲劇的な
本質が簡潔に詰め込まれています。最初のPの
ところから地味にテンポをやや落として弾いて、
5小節目からまたほんの少しテンポを落とし、
6小節目から7小節目のcrescは後半型としたい
ところです。
ところでソナチネアルバムの楽譜ではこの
crescの範囲は6小節目の3拍分となっており、
4泊目はスタッカートになっていますが、
(またそれと対応して第1テーマの3,4拍
に一貫してスタッカートがついている)
これはソナチネアルバムの編集者の演奏法でしょう。
やはり原典版で弾きたいです。
私が使っているのは
ムジカノーヴァ発行/音楽之友者発売の
「クレメンティ 6つのソナチネOp.36」原典版
校訂 山崎 孝 1995年発行 定価12361円です。
(写真無し)
解説には、
底本・ロンドン初版 
Six Progressive Sonatinas for the Piano Forte
Composed and Fingered
by
Muzio Clementi
Op.36 Entered Stationers Hall. Price 6 s.
London
Printed and Sold by Longman and Broderip
No.26 Cheapside and No.13 Haymarket.
1797
コピー入手:
ニューヨーク・リンカーン・センター
パリ・ポンピドー・センター
とあります。
あっーと定価を入力ミスしました。
誤:12361円
正:1236円 (当時)
でした。
失礼致しました。
ソナチネOp.36の原典版としては、やはり山崎孝編の音友版が手に入れやすいですよね。

最近全音から出た今井顕編「ソナチネ アルバム1巻(初版および初期楽譜に基づく校訂版)」というのも良いと思います。(原典版にしては親切すぎる感じはしますが)

海外版ではイタリアのUt Orpheus Edizioniから刊行中のクレメンティ全集にも入っています。
初めまして!検索したらあった!!うれしい!!
クレメンティは明るくて好きです。モーツァルトとはまた違った魅力がありますね〜。

今すごーく久しぶりにレッスン再開してソナチネアルバムのやってないところ(といっても大半ですが)弾いてます。全音版です。去年は36−3をやってみました(定番ですか?)。今度は36−5に挑戦したいです。prestoだけど弾けるとかっこいいですよね。みなさんはさらっと弾けちゃいそうですね〜♪
 
はじめましてわーい(嬉しい顔)
ピアノを習った事があり、ソナチネまでやりました。

クレメンティのNo.36が好きでしたわーい(嬉しい顔)


ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ムツィオ・クレメンティ 更新情報

ムツィオ・クレメンティのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング