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四月馬鹿。コミュの黒バスパロ設定公開。

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【背景設定】
江戸中期から後期にかけての富山の売薬商人がモデル。
奇跡堂は架空の売薬商店で、全国に名が知れているかなりの大棚である(従業員数は100人近く)。この奇跡堂と、売薬業に関わる問屋、商店、鍼灸師たちなどの関わりを黒バスでパロってみる…という無理がある設定(苦笑)
※能力や境遇など、一部原作から引っ張ってはきているものの、かなりアバウトかつ曖昧なのでそこらへんはご容赦ください。


【舞台設定】
──時は元禄、処は薬都・越中富山。
藩の財政危機を救った売薬業は、この十年で一気に広がった。富山売薬の名は南は薩摩の島津から、北は蝦夷の松前までと、日の本全土に普及した。寒村僻地の果ての果てまで二千以上の薬売りが旅をしていた、そんな頃。
どんな病もたちどころによくなり、どんな怪我でも治してくれる…そんな奇跡のような薬をつくると評判の売薬商店が、風の噂になっていた。
──時は元禄、処は江戸城。
陰謀渦巻く諸侯の中にどんな獰猛な動物をもたちどころに衰えさせ、どんな強健な人物をも確実に死に至らしめる…そんな薬があるのだと、影の噂が広まった。


【基礎用語】
●「配置薬」と「配置販売」
売薬商人(薬売り)があらかじめ得意先(顧客)に薬箱を預けておき、後からその箱の中で使用した薬の代金だけを受け取るシステム。減った分の薬は補充しておき、また次回訪れる。得意先に預ける薬を「配置薬」、この商法を「配置販売」という。
●「先用後利」
“先に薬を得意先に預けて使用してもらい、使った分の代金だけを後から受け取り利益とする”という意味。これは販売方法のみに留まらず、病を癒すことが先に来るべきだという富山売薬の精神をも表している。
●「懸場帳」
得意先一軒一軒の個人情報が書かれた帳簿。顧客管理、在庫管理、代金収納管理の役割を果たすデータベース。
●「反魂丹」
胃痛・腹痛などに効果のある富山の代表的な薬。


【人物紹介】
◆『奇跡堂』◆
どんな病もたちどころによくなり、どんな怪我でも治してくれる、まさに“奇跡”のような薬をつくると噂になっている売薬商店。店主の赤司を中心に、日本全国を股にかけ売薬商売を繁盛させている。奉公人は100人にものぼり、富山では有数の大棚。

◇黒子<鍼灸師>
鍼灸師。体に鍼や灸を用いた刺激を与えることで多様な疾病への治療的介入や、健康増進を可能にする技術を持つ。江戸時代には現代の医師のようなポジションだった。黒子はその特殊能力として「一定期間ではあるが、痛みを完全に取り去ることができる(原作:ミスディレ)」能力を持っている。しかし、調剤など、薬屋としての才能は皆無。
裏の仕事としては、その影の薄さ・存在感のなさを利用して、他の薬屋の薬を買ってくることや、毒物を売り捌く、実際に盛るなどの担当をしており、ある意味最も薄暗い部分にいる。
黒子自身はこの仕事に関して、青峰や火神に対して嘘を述べたり、自分自身の存在意義を確かめるという感じで、真っ黒子になってしまえ。

◇赤司<店主>
大棚“奇跡堂”を采配する店主。親から継いだ薬店を『奇跡堂』と改名、事業改革により店を大きくした。ビジネスマンとしても勝者であるが、その本当の能力は「対峙した相手の体調を瞬時に見分けることが出来る能力(原作:インサイト機能)」。また、この能力は相手の体を癒すことは勿論、合わないものなども一瞬で見抜くため、毒薬製造に非常に有利で、赤司のつくる薬は魔術のようであるとの評判。
公儀からの毒薬製造のお達しを『奇跡堂』で一手に引き受け、他社との差別化を図った意味でも『奇跡堂』の中心。やっぱり常に勝者。

◇青峰<薬種問屋>
大坂などから薬種(薬の原料)を仕入れる、薬種問屋。青峰が選び抜いた原料は非常に質がよく、また、質に対して安価に仕入れるため信頼に厚い。特殊能力は「天性の嗅覚で素材を見抜く力(原作:野生)」。しかし、ふらふらと放浪する癖があり、また、仕事に対して最低限しか関与しようとしないなど、面倒くさがる節がある。加えて彼は『奇跡堂』のレギュラーの中では唯一、字が読めないため、誰かが代筆しなくてはならないなどの問題点もある。
かつて調剤師として天才的な能力を発揮していた過去を持ち、その時には鍼灸師の黒子と組んで、相手の病を完治させることを喜びとしていた(調剤は嗅覚と味覚で行っていた)。しかし、得意先の村がお上の持ち込んだ流行り病で全滅したのを期に調剤師をやめた(原作:相手がいなくなる)。
裏の仕事では毒薬制作を担うが、非常に危険な仕事のため、意図的に超集中状態になる必要がある(原作:ゾーン)。彼はこの毒物制作を、お上の“悪人”に対して正義的利用をしている(=販売はしていない)と思っている。可愛いねw

◇緑間<物師>
指物や曲物という、製薬に使用する器具をつくる物師。緑間自身もいつも変わらない高品質の調剤を行うが、製薬道具の修繕や制作が主な仕事である(原作:正確無比な3PS)。職人気質で仕事の時以外は左手の爪を保護する包帯を巻いており、また、陰陽道などに通じており、自ら占いをやっている(原作:言うまでもなく)。
この担当ポストのため、のちに彫師職人である高尾と知り合い、高尾の目を借りて更に精度の良い(完全に密閉できる容器など)器具を開発することになる。
裏の仕事では毒薬を仕込む小物の製作であり、最終的に出荷できる状態に持っていくのも緑間の仕事。緑間自身はこの仕事に関しては割り切った考え方をしており、そこまで深刻に思い悩むことはないが、高尾に対してこのことを打ち明ける時には苦労したと思われる。…のだよ。

◇黄瀬<調剤師>
薬の配合を考え、調剤をする調剤師。店に出て接客をすることが多く、また、調剤薬としての化粧品や傷跡を治す薬など、女性向けの商品を開発、自ら売り込んでいる(原作:モデル)。一応一番美形。
特殊能力は「製品として出回っている薬の原料を、嗅覚や味覚を頼りに完全に再現すること(原作:コピー)」。これによって他店で開発された秘蔵の薬などを次々と再現して発売し、『奇跡堂』の中では最大の表の稼ぎ頭。裏の仕事では、他店の薬に匂いや見た目、味を似せた毒薬を作ることを担当しており、赤司はこれをいいビジネスだと思っている模様。
仕事に関しては“裏も表もなく、きちんとこなすべきもの”という認識をしているが、この業界に入ったのが自分を助けてくれた青峰の調剤を見て、ということだったので、薬種問屋に鞍替えした青峰に対して複雑な思いを抱いている。
因みに、『奇跡堂』レギュラーの中では一番の新入りのため、結構使いっ走りにされたり不遇。酷いッスよぉ。

◇紫原<調剤師・毒見>
黄瀬と同じく、調剤を担当している。表の仕事では、特にお子様向けの調剤に関しては右に出るものがいない。理由は味覚が似てるから(原作:お菓子)。
普段は赤司について大口の得意先を廻るのが主な仕事で、当然調剤もきちんとこなしている。重いものや嵩張るものを運べることから、貯蔵庫の管理もしている。
裏の仕事では、毒見や毒薬の味見などをすること。メンバー内唯一の、「完全な対毒耐性が先天的な体質」で、殆どのものでは身体を壊さない(が、体内に入れた後は一応吐き出している)。この特殊能力で赤司に雇われており、普段からボーっとしていても許される、稀有な存在。まいう。

◇火神<刻み屋>
『奇跡堂』新入りの刻み屋。
調剤の過程で薬を大量に加工したり、特殊な加工を施す場合などに活躍する刻み屋。薬種の加工をすることにつけてはなんでもできるが、青峰ほどではないが、殆ど字が読めず、学にはあまり精通していない。特殊能力は青峰と同じ「天性の嗅覚で素材を見抜く力(原作:野生)」で、調剤師としての才能を試しにやってくる。
かつて氷室に見出され薬に関する知識を身体に叩き込んだが、氷室との“ある出来事”によって決別、氷室の元を追い出される形で流浪していたところ、黒子に見出された。のちに黒子とペアを組んで仕事をはじめる…予定。
裏の仕事に関しても何も知らない。かがみんマジ天使。

◇桃井<帳簿預>
『奇跡堂』の会計を一手に預かる、歩く帳簿&算盤。暗算が犯罪的に速く、かつ、正確にものごとを覚えているため、会計面を一手に担っている。仕入れや出荷、奉公人の個々の売上状況など、様々なことを管理しながら他のメンバーの面倒も見るというスーパーウーマン。
青峰の幼馴染で、幼い頃から青峰と共に寺子屋に通い、算術や書などを学んでいた。裏の帳簿も握っている。やっぱりテツくんのことが好き☆

◆『秀徳版店』◆
彫師・版元。今で言う印刷屋。大坪さんを店主とし、薬を入れる袋の印字・加工を行っている。
◇高尾<彫師・物師>
印刷する版画のもとをつくる彫師であり、それに必要な様々なものをつくる物師でもある。正確無比にミリ単位まで見える、目の良い人(原作:鷹の目)。のちに緑間とかかわり、精度の高い器具を開発することになるが、高尾は毒薬制作に関して緑間と関わり始めた序盤で気付き、緑間にその仕事から足を洗うように仕向けていきたいと思うようになる。高尾さんマジ池面。

◆『誠凛院』◆
日向・相田夫妻が営んでいる鍼灸院。現代でいうところのまちのお医者さん。江戸時代の鍼灸院が売薬をしているということは殆どなかったが、『奇跡堂』と提携して事業の拡大をはかり、越中や越後では支店が建つほどの盛況ぶり。

◆『桐皇屋』◆
大坂の薬種問屋の大棚。青峰が薬種を仕入れに行く先のひとつでもある。薬種の他にも全国各地から珍しい品や舶来の品を仕入れ捌いており、その商品のうちに『奇跡堂』の毒薬も入っている。
◇今吉<薬種問屋>
関西弁で喋る商人。若くして『桐皇屋』を継ぎ、大坂いちというまでに店を大きくした店主。珍しいもの好きで新しいもの好き、賭け事も嗜む様子。

◆『海常家』◆
船問屋の大棚。海運輸送の有名な船問屋で、その富山湾支店を切り盛りしているのが笠松。黄瀬が『奇跡堂』に入る以前に働いていた。

◆『陽泉紙店』◆
紙商の大棚。氷室は若旦那であり、大旦那が病床に伏せる前は割と好き放題やっていた模様。薬包の和紙だけでなく、様々な紙を販売しているが、薬包用の和紙を考案したのは氷室。
◇氷室<陽泉紙店若旦那・書家>
大棚紙商の息子。幼い頃から勉学に達者で、特に薬学に興味を持ち、調剤や鍼灸などの勉強をしてきた。寺子屋で出会った火神と親しくなり、のちに火神の嗅覚や味覚を見出し、刻み屋にした。
しかしその後、医者の真似事をしていた氷室と火神の噂を聞きつけて毒薬製造の仕事を依頼してきたお上の命令に背けず、その渦中に火神を巻き込むまいと、追い出した。『奇跡堂』の薬で父が病気になり、それを治せないでいるが、若旦那として店を切り盛りすることに今は忙しくしている。
また、偶然紙の買い付けにやってきた紫原と親しくなり、紫原を『奇跡堂』の人間と知らぬまま書家として薬袋のデザインに手を貸してしまう。

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